料理研究家の荻野恭子さんが提案する、素材の美味しさを存分に活かした「芋きんとん」のレシピをご紹介します。さつまいもをたっぷりと使い、シンプルな調味料で仕上げることで、素材そのものの自然な甘みとほっくりとした食感を存分に楽しむことができる一品です。
特別な道具を使わず、電子レンジを手軽に活用しながらも、丁寧なアク抜きや熱いうちのすりつぶしといった大切な工程を踏むことで、お店のような上品な口あたりに仕上がります。手作りの温かみを感じられる素朴な味わいは、お茶うけやおもてなし、季節の行事などにもぴったりです。
ぜひご家庭で挑戦して、その美味しさを堪能してみてください。
【荻野恭子さんのレシピ】芋きんとんの作り方
Course: デザートCuisine: 和食4
servings10
minutes10
minutes314
kcal20
minutes料理研究家の荻野恭子さんが提案する、素材の美味しさを存分に活かした「芋きんとん」のレシピをご紹介します。さつまいもをたっぷりと使い、シンプルな調味料で仕上げることで、素材そのものの自然な甘みとほっくりとした食感を存分に楽しむことができる一品です。
材料
さつまいも(大/皮を厚めにむいたもの) 2本分(約600g)
【A】
グラニュー糖 120g(または砂糖。)
塩 小さじ1/2
作り方
- さつまいもは2cm厚さの輪切りにする。ボウルに入れて流水に当て、水を2~3回かえながらアクを洗い流す。水けをきって耐熱ボウルに入れ、水大さじ1をふる。ふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)に8~10分間、竹串がスッと通るまでかける。
- 温かいうちに水けをきり(やけどに注意)、すぐにすりこ木やマッシャーでよくすりつぶす。【A】を加えて耐熱のゴムべらでよく混ぜ合わせる。
- ポイント
- 砂糖と塩を溶かしながら、全体にまんべんなくなじませる。
メモ
- 荻野恭子さんのレシピ (芋きんとん)
芋きんとんを美味しく作る3つの極意
皮を厚めにむき、流水でアクをしっかり洗い流すこと
さつまいもは皮を厚めにむき、ボウルに入れて流水に当てながら水を2~3回かえしてアクを洗い流すことが重要です。この丁寧な下処理を行うことで、さつまいも特有のえぐみや雑味がしっかりと抜け、雑味のないクリアで上品な甘みを引き出すことができます。
仕上がりの色合いや口あたりをより美しく、なめらかにするためにも欠かせない大切なポイントとなります。
電子レンジ加熱後は温かいうちに素早くすりつぶすこと
耐熱ボウルに入れたさつまいもに水大さじ1をふり、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で8~10分間加熱し、竹串がスッと通るまでやわらかくします。そして、温かいうちに水けをきり、すぐにすりこ木やマッシャーでよくすりつぶします。
温度が下がると繊維がかたくなってしまい、なめらかにつぶすのが難しくなるため、熱が残っている状態のときに素早く作業するのがきれいに仕上げるコツです。
【A】のグラニュー糖と塩をムラなく馴染ませること
熱々ですりつぶしたさつまいもに、グラニュー糖120gと塩小さじ1/2の【A】を加えて、耐熱のゴムべらでしっかりと混ぜ合わせます。ポイントは砂糖と塩を溶かしながら、全体にまんべんなくなじませることです。
ここでしっかりと混ぜ合わせることで、甘みが全体に行き渡り、塩味が隠し味となってさつまいもの豊かな風味がぐっと引き立ち、まとまりのある美味しい芋きんとんに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
素朴で上品な甘みが広がる芋きんとんには、すっきりとした味わいの緑茶やほうじ茶はもちろんのこと、洋風のティータイムであればアールグレイやダージリンなどの紅茶もよく合います。
また、デザートとして楽しむ際には、軽やかな口あたりのスパークリングワインや、フルーティーな白ワインを合わせることで、さつまいもの自然な甘みがより一層引き立ち、洗練されたマリアージュをお楽しみいただけます。
保存テクニックと温め直し方
作った芋きんとんは、乾燥を防ぐためにラップにしっかりと包むか、密閉容器に入れて保存してください。冷蔵庫で保存する場合は2〜3日以内にお召し上がりください。また、小分けにしてラップに包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存することも可能です。
食べる際は自然解凍するか、軽く温め直してお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
荻野恭子さんによる「芋きんとん」は、さつまいもの魅力をシンプルかつ丁寧に引き出した心温まるレシピです。皮を厚めにむいてアクをしっかりと洗い流し、電子レンジで加熱したあとに温かいうちになめらかにつぶすことで、口どけの良い食感に仕上がります。
グラニュー糖と塩をムラなく行き渡らせることで、素材本来の豊かな甘みが最大限に引き立ちます。手軽な材料と電子レンジを使った分かりやすい手順でありながら、本格的で上品な味わいを楽しめるため、ぜひ日々の食卓やおやつ作りに取り入れてみてください。
