今回は、きじまりゅうたさんのレシピ「豚こまと新じゃがのマスタード照り煮」をご紹介します。春の訪れを感じさせる皮が薄くてみずみずしい新じゃがいもと、お手頃な価格で使い勝手の良い豚こま切れ肉を組み合わせた、ご飯が進む大満足のメインおかずです。
しょうゆ、砂糖、みりんといった王道の和風照り煮の味付けに、粒マスタードの爽やかな酸味と香りを効かせることで、いつもの煮物がぐっと垢抜けた味わいに仕上がります。
豚肉はそのまま炒めるのではなく、ひと口大に丸めてかたくり粉をまぶすことで、ボリューム感がアップするだけでなく、お肉の旨味を逃さずふっくらと柔らかな食感に仕上がります。また、新じゃがいもは皮付きのまま香ばしく焼き色をつけることで、煮崩れを防ぎつつ、じゃがいも本来の甘みと風味を最大限に引き出しています。
最後にサッと煮汁にくぐらせたクレソンのほろ苦さが、甘辛い照り煮の良いアクセントになり、彩りも鮮やかです。フライパン一つで手軽に作れる、きじまりゅうたさんならではのアイデアが詰まった一品を、ぜひご家庭でお試しください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】豚こまと新じゃがのマスタード照り煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes25
minutes360
kcal35
minutes今回は、きじまりゅうたさんのレシピ「豚こまと新じゃがのマスタード照り煮」をご紹介します。春の訪れを感じさせる皮が薄くてみずみずしい新じゃがいもと、お手頃な価格で使い勝手の良い豚こま切れ肉を組み合わせた、ご飯が進む大満足のメインおかずです。
材料
豚こま切れ肉 200g
新じゃがいも(小) 6~8コ(200g)
クレソン 1ワ
粒マスタード 大さじ1/2
かたくり粉
サラダ油 大さじ1/2
【A】
水 カップ3/4
しょうゆ 大さじ1+1/2
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1/2
作り方
- じゃがいもはよく洗って水けを拭く。クレソンは根元を落とす。豚肉は8等分にして丸め、かたくり粉を薄くまぶして形を整える。
- フライパンにサラダ油大さじ1/2を弱火で熱し、じゃがいもを皮付きのまま入れ、転がしながら焼く。5~6分間かけ、しっかりと全体に焼き色をつける。じゃがいもを脇に寄せ、あいたところに豚肉を並べ、両面を焼きつける。
- 混ぜ合わせた【A】を加えてふたをし、弱火で15分間煮る。
- ふたを取り、汁けが少なくなってとろみがつくまで煮る。粒マスタードを加えて煮からめ、肉とじゃがいもを器に盛る。
- フライパンに残った煮汁を再び中火にかける。クレソンをサッと煮て、 4 に添え、煮汁を回しかける。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (豚こまと新じゃがのマスタード照り煮)
豚こまと新じゃがのマスタード照り煮を美味しく作る3つの極意
豚こま肉を丸めてかたくり粉でコーティングする
このレシピの大きなポイントは、豚こま切れ肉をそのまま炒めるのではなく、8等分にして丸め、薄くかたくり粉をまぶして形を整えることです。こま切れ肉を丸めることで、薄切り肉がまるでブロック肉のようなボリューム感と食べ応えを生み出します。
さらに、かたくり粉で表面をコーティングしてから焼きつけることで、肉汁と旨味をしっかりと閉じ込め、パサつきがちな豚こま肉もふっくら柔らかく仕上がります。また、表面のかたくり粉が煮汁に自然なとろみをもたらし、お肉やじゃがいもに味がしっかりと絡むようになるという一石二鳥の効果があります。
新じゃがいもは弱火でじっくり焼き色をつける
新じゃがいもは皮が薄くてみずみずしいため、皮付きのまま調理するのがおすすめです。手順にあるように、フライパンにサラダ油を弱火で熱し、5〜6分間かけて転がしながらしっかりと全体に焼き色をつける工程が非常に重要です。
じっくりと加熱することでじゃがいもの甘みが引き出され、表面を香ばしく焼くことで煮崩れを防ぐことができます。あらかじめじゃがいもの表面を焼き固めておくことで、その後の煮込み工程(弱火で15分間)でも形を保ち、外は香ばしく中はホクホクとした理想的な食感に仕上がります。
焦らず弱火でじっくりと向き合うことが美味しさの秘訣です。
仕上げの粒マスタードとクレソンの火入れ
定番の甘辛い照り煮をワンランク上の味わいに引き上げているのが、仕上げに加える粒マスタードとクレソンです。
粒マスタードは最初から煮込むのではなく、汁気が少なくなりとろみがついてから最後に加えて煮からめることで、マスタード特有の爽やかな酸味とプチプチとした食感、豊かな香りを飛ばさずに活かすことができます。
また、付け合わせのクレソンは、一緒に煮込むのではなく、肉とじゃがいもを盛り付けた後にフライパンに残った煮汁でサッと煮る程度にとどめます。これにより、クレソンのシャキシャキとした食感と鮮やかな緑色、独特のほろ苦さが失われず、濃厚な照り煮に対する最高のアクセントとなります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「豚こまと新じゃがのマスタード照り煮」には、和風の甘辛い醤油ベースにマスタードの酸味が加わっているため、お酒を合わせるなら軽快でフルーティーな赤ワインや、コクのある白ワインがぴったりです。
赤ワインであれば、フランスのボージョレ地区で作られるガメイ種や、日本のマスカット・ベーリーAなど、タンニンが控えめで果実味の豊かなタイプが、醤油の風味や豚肉の旨味と優しく調和します。
白ワインを合わせる場合は、樽熟成させたふくよかなシャルドネを選ぶと、じゃがいものホクホク感や照り煮の甘みと素晴らしい相性を見せてくれます。
また、ビールを合わせるなら、少しコクのあるアンバーエールや、ロースト感のあるブラウンエールなどが、香ばしく焼いたじゃがいもやマスタードの風味をより一層引き立ててくれるでしょう。もちろん、炊きたての白いご飯との相性は抜群ですので、お酒を飲まない方でも大満足の食卓になります。
保存テクニックと温め直し方
保存する場合は、清潔な密閉容器に入れ、粗熱がすっかり取れてから冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存での日持ちは2〜3日程度を目安にしてください。食べる際は、電子レンジで中心までしっかりと温め直すか、小鍋に移して焦げないように少量の水を足して温めると美味しくいただけます。
じゃがいもを使用しているため、冷凍保存をすると食感がボソボソに変化してしまうため、冷凍保存には不向きです。作ったらなるべく早めに食べ切ることをおすすめします。クレソンは温め直すと色や食感が悪くなるため、保存する前に取り除くか、最初から食べる分だけ添えるようにすると良いでしょう。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した、きじまりゅうたさんの「豚こまと新じゃがのマスタード照り煮」は、身近な食材を使いながらも、調理のひと工夫で驚くほど美味しく仕上がる素晴らしいレシピです。豚こま切れ肉を丸めてかたくり粉をまぶすというひと手間で、リーズナブルなお肉がボリューム満点のメインディッシュに生まれ変わります。
皮付きの新じゃがいもをじっくりと焼いて香ばしさを引き出し、甘辛い基本の和風ダレに粒マスタードのアクセントを効かせる絶妙なバランス感は、日々の献立作りに大いに役立ちます。最後の仕上げにクレソンをサッと煮汁にくぐらせることで、彩りも風味もワンランクアップします。
フライパン一つで完結し、調理工程も分かりやすいため、忙しい日の夕食にもぴったりです。ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても優秀な一品。きじまりゅうたさんのレシピで、春の味覚である新じゃがいもを存分に味わってみてください。
