今回は、人気料理家であるワタナベマキさんのレシピ「ひじきのしょうゆ漬け」をご紹介します。ひじきといえばじっくりと火を通す煮物が定番ですが、このレシピはしょうゆ、みりん、酒を合わせた特製の漬け地でさっぱりと仕上げる、常備菜として大変優秀な一品です。
材料は乾燥の芽ひじきと、ご家庭にある基本的な調味料のみというシンプルさでありながら、ご飯のお供としてはもちろん、冷奴にのせたり、サラダのトッピングにしたりと、日々の食卓で幅広く活躍してくれます。ワタナベマキさんのレシピは、素材の持ち味を最大限に生かしつつ、毎日の暮らしに寄り添う手軽さが魅力です。
この「ひじきのしょうゆ漬け」も、ひじきをさっと茹でて調味液を注ぐだけという、驚くほど簡単な工程で作ることができます。忙しい平日のお弁当作りや、あと一品足りない時の救世主として、冷蔵庫にストックしておくと非常に重宝します。
乾物のひじきを常備しているけれど、いつも同じ味付けになってしまうと悩んでいる方にも、ぜひ試していただきたい素晴らしいレシピです。毎日の献立作りをぐっと楽にしてくれる、ワタナベマキさん直伝の常備菜レシピを、ぜひご家庭でお楽しみください。
【ワタナベマキさんのレシピ】ひじきのしょうゆ漬けの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes5
minutes57
kcal20
minutes今回は、人気料理家であるワタナベマキさんのレシピ「ひじきのしょうゆ漬け」をご紹介します。ひじきといえばじっくりと火を通す煮物が定番ですが、このレシピはしょうゆ、みりん、酒を合わせた特製の漬け地でさっぱりと仕上げる、常備菜として大変優秀な一品です。
材料
芽ひじき(乾) 20g
【A】
酒 カップ1/4
みりん カップ1/4
しょうゆ カップ1/4
塩 小さじ1/4
作り方
- ひじきは水で戻して水けをきる(全体備考参照)。
- 鍋に湯を沸かして 1 を入れる。再び煮立ったら湯をしっかりときり、清潔な保存容器に入れる。
- 小鍋に【A】を入れて沸かし、 2 に注いで冷ます。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (ひじきのしょうゆ漬け)
ひじきのしょうゆ漬けを美味しく作る3つの極意
ひじきをさっと茹でて雑味を取り除く
このレシピの重要なポイントは、水で戻したひじきを一度湯通しすることです。ひじきを水で戻しただけでは、乾物特有の磯の香りや渋み、えぐみが残ってしまうことがあります。鍋にたっぷりの湯を沸かし、戻したひじきを入れて再び煮立つまで加熱することで、これらの雑味をきれいに取り除くことができます。
また、一度熱を通すことでふっくらとした食感に仕上がり、その後の調味液の染み込みも格段に良くなります。茹ですぎると食感が損なわれてしまうため、「再び煮立ったら」すぐに湯をきるという絶妙なタイミングを守ることが、美味しいしょうゆ漬けを作るための最大の秘訣です。
ゆで上がったひじきの水分をしっかりと切る
ひじきを茹でて湯をきった後は、しっかりと水気を切ることが非常に重要です。ここでひじきに水分が残ったまま保存容器に入れてしまうと、後から注ぐ調味液の味が薄まってしまい、せっかくの絶妙な配合のバランスが崩れてしまいます。さらに、余分な水分は保存性を低下させ、傷みやすくなる原因にもなります。
ザルに上げたら、軽く振るようにして全体の水分を落とし、必要であれば清潔なキッチンペーパーなどで軽く押さえるなどして、徹底的に水気をオフしてください。このひと手間を惜しまないことが、味がぼやけず、最後まで美味しくいただける常備菜に仕上げるための大切なポイントになります。
調味液は一度沸かしてから注ぎ、自然に冷ます
酒、みりん、しょうゆ、塩を合わせた調味液【A】は、小鍋で一度しっかりと沸かすことがポイントです。みりんや酒に含まれるアルコール分を飛ばす(煮切る)ことで、ツンとしたアルコール臭が消え、調味料の持つ本来の旨みとコク、まろやかな甘みが引き出されます。
そして、沸かしたての熱い状態のまま、水気を切ったひじきに注ぎ入れることで、温度が下がる過程でひじきの内部までしっかりと味が染み込んでいきます。そのまま室温でゆっくりと冷ますことで、より一層味が馴染み、奥深い味わいのしょうゆ漬けが完成します。
粗熱が完全に取れてからフタをして冷蔵庫へ移すようにしてください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ワタナベマキさんの「ひじきのしょうゆ漬け」は、しっかりとした醤油の風味とみりんのコクがあり、和の要素が強い一品です。そのため、お酒と合わせるなら、まずはすっきりとした辛口の日本酒が王道です。冷酒であれば、ひじきの磯の風味を爽やかに引き立ててくれます。
また、ワインを合わせる場合は、樽香のないすっきりとした白ワイン、例えば日本の固有品種である甲州や、フランスのミュスカデなどが、しょうゆの旨みやひじきのミネラル感と美しく調和します。
さらに、軽快なオレンジワインとも相性が良く、みりんの優しい甘みとオレンジワインのほのかな渋みが絶妙なマリアージュを生み出します。ビールなら、ピルスナータイプの軽やかな喉越しのものを選ぶと、塩気の効いたひじきが最高のおつまみになります。ご飯だけでなく、晩酌のお供としても大変優秀な常備菜です。
保存テクニックと温め直し方
保存する場合は、必ず熱湯消毒やアルコール消毒をした清潔な密閉できる保存容器を使用してください。粗熱が完全に取れてからフタをし、冷蔵庫で保存します。ひじきの水気をしっかりと切り、清潔な箸を使って取り出すように心がけることで、冷蔵庫で約4〜5日ほど美味しく日持ちします。
時間が経つごとに味がより馴染んでまろやかになります。小分けにして冷凍保存も可能ですが、なるべく冷蔵期間内に食べ切ることをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介したワタナベマキさんの「ひじきのしょうゆ漬け」は、乾物のひじきを驚くほど手軽に、そして美味しくいただける画期的な常備菜レシピです。一般的なひじきの煮物のように長時間煮込む手間がなく、さっと茹でて沸かした特製の調味液に漬け込むだけという手軽さが最大の魅力です。
シンプルな工程だからこそ、水気をしっかり切る、調味料をきちんと沸かしてアルコールを飛ばすといった基本のポイントを押さえることで、格段に美味しく仕上がります。白いご飯のお供にはもちろん、卵焼きに混ぜ込んだり、冷奴のトッピングにしたり、サラダに加えたりと、アレンジの幅は無限大です。
毎日の食卓を豊かにし、お弁当作りやおつまみにも大活躍間違いなしの、ワタナベマキさんならではの洗練された万能レシピ。ぜひ多めに作って冷蔵庫に常備し、日々の献立にお役立てください。
