今回は、人気料理家であるワタナベマキさんのレシピ「数の子えびアボカド」をご紹介します。数の子といえばお正月の定番食材ですが、少しだけ余ってしまったり、いつも同じような食べ方になってしまったりすることはありませんか。
このレシピでは、そんな数の子をえびやアボカドと合わせることで、おしゃれで華やかな一品へと変身させます。プチプチとした数の子の食感、プリッとしたえびのうまみ、そしてクリーミーなアボカドが口の中で見事に調和し、オリーブオイルと白ワインの風味が全体を上品にまとめ上げます。
アボカドの皮を器として活用することで、見た目も美しく、パーティーやおもてなしの席でも大活躍すること間違いなしのメニューです。火を使う時間はごくわずかで、和えるだけで簡単に作ることができるのも嬉しいポイント。
いつもの和風な数の子とは一味違う、新鮮な美味しさを楽しめるワタナベマキさん直伝のレシピを、ぜひご自宅でお試しください。ワインなどの洋酒にもぴったりのおつまみになります。
【ワタナベマキさんのレシピ】数の子えびアボカドの作り方
Course: 副菜Cuisine: 洋食2
servings15
minutes5
minutes315
kcal20
minutes今回は、人気料理家であるワタナベマキさんのレシピ「数の子えびアボカド」をご紹介します。数の子といえばお正月の定番食材ですが、少しだけ余ってしまったり、いつも同じような食べ方になってしまったりすることはありませんか。
材料
数の子(味つき) 100g
えび(無頭/殻付き) 6匹
アボカド 1コ
白ワイン カップ1/4
レモン汁 大さじ1
セルフィーユ 適宜
かたくり粉 大さじ2
【A】
オリーブ油 大さじ2
塩 小さじ1/3
黒こしょう(粗びき) 少々
作り方
- えびは殻の節から竹串を入れて背ワタを取り、かたくり粉大さじ2をふってもみ、流水で洗う。鍋に入れて白ワインを加え、ふたをして中火にかけ、沸いたら1分30秒間蒸し煮にする。火を止めてそのまま冷まし、殻をむいて1.5cm幅に切る。
- ポイント
- えびは余熱で火を通すと堅くならない。
- 数の子はえびと同じ大きさに手でほぐす。
- アボカドは縦に2等分にし、種を除いて中身を取り出す。2cm角に切ってレモン汁を回しかける。皮もとっておく。
- ポイント
- アボカドは皮と実の間にスプーンを入れて中身を出す。皮は器にするのでとっておく。
- ボウルに【A】を混ぜ合わせる。 1 ~ 3 を加えてあえ、アボカドの皮に盛りつける。あればセルフィーユを添える。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (数の子えびアボカド)
数の子えびアボカドを美味しく作る3つの極意
殻付きえびの臭みをしっかり取り除く下処理
えびを美味しく仕上げるための最初の極意は、片栗粉を使った丁寧な下処理です。殻の節から竹串を入れて背ワタを取り除いた後、片栗粉大さじ2をふってよくもみ込みます。
片栗粉がえびの表面についた汚れや生臭さを吸着してくれるため、その後流水でしっかりと洗い流すことで、驚くほどすっきりとクリアな味わいに仕上がります。
このひと手間を省かずに丁寧に行うことで、料理全体の仕上がりが格段に上品になり、数の子やアボカドなど他の食材の繊細な風味を邪魔することなく、えび本来の甘みと旨みを引き出すことができます。
余熱を利用してえびをふっくらと仕上げる
えびの加熱時間は短くし、余熱で火を通すのがこのレシピの最大のポイントです。鍋にえびと白ワイン(カップ1/4)を入れ、ふたをして中火にかけます。沸騰してからわずか1分30秒間蒸し煮にした後、すぐに火を止めてそのまま冷まします。
えびは火を通しすぎると身が縮んで硬くなってしまいますが、この方法なら白ワインの豊かな香りをまとわせながら、ふっくらと柔らかく、プリッとした理想的な食感に仕上げることができます。冷めていく過程で旨みも閉じ込められるため、冷製のおつまみとして最高の状態になります。
アボカドの変色を防ぎ、皮を器として美しく活用する
アボカドは縦に2等分して種を除き、皮と実の間にスプーンを入れて中身をくり抜きます。このとき、皮は破れないように丁寧に取り扱い、盛り付け用の器としてとっておくのがポイントです。取り出した実は2cm角に切り、すぐにレモン汁大さじ1を回しかけます。
レモン汁の酸味がアボカドの酸化による変色を防ぎ、美しい緑色を保つとともに、料理全体に爽やかな酸味のアクセントを加えてくれます。最後にすべての材料を和え、とっておいたアボカドの皮にこんもりと盛り付けることで、食卓がパッと華やぐ一品が完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「数の子えびアボカド」は、白ワインの蒸し汁やオリーブオイル、レモン汁を使用しているため、洋酒との相性が抜群です。特におすすめしたいのが、爽やかな酸味と果実味が特徴の白ワイン、ソーヴィニヨン・ブランです。
ソーヴィニヨン・ブランの持つハーブのような清涼感や柑橘系の香りが、アボカドのクリーミーさやレモン汁の酸味と美しく同調し、数の子やえびの魚介の旨みを引き立ててくれます。また、キリッとした辛口のスパークリングワインやシャンパンも素晴らしいペアリングとなります。
数の子の弾けるようなプチプチとした食感と、スパークリングワインのきめ細かい泡の口当たりがマッチし、口の中で楽しいハーモニーを奏でます。食前酒とともに楽しむ前菜として、休日のランチやディナーの始まりを華やかに彩るのにぴったりの組み合わせです。
保存テクニックと温め直し方
このレシピはアボカドを使用していることや、魚介類(えび、数の子)を和えているため、作ってからなるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。どうしても保存が必要な場合は、アボカドの皮の器には盛らず、密閉できる清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保管してください。
レモン汁を使用しているため多少の変色は防げますが、時間が経つとアボカドから水分が出たり、食感が損なわれたりする可能性があります。冷蔵保存した場合でも、翌日中には食べ切るようにしてください。食べる直前に再度軽く混ぜ合わせると、味が馴染みます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
ワタナベマキさんのレシピ「数の子えびアボカド」をご紹介しました。和の食材である数の子を、アボカドやオリーブオイルと組み合わせて洋風の洗練されたおつまみに仕立てる、素晴らしいアイデアが光る一品です。
えびを片栗粉で丁寧に洗い、白ワインでさっと蒸し煮にして余熱で火を通すという基本を押さえることで、プリッとした食感と上品な味わいが生まれます。手でほぐした数の子のプチプチ感、アボカドのまろやかさが絶妙に絡み合い、レモンと粗びき黒こしょうが全体をキリッと引き締めます。
アボカドの皮を器に見立てることで、テーブルコーディネートの主役にもなれる華やかさがあります。お正月で残ってしまった数の子の消費にはもちろんのこと、ホームパーティーや普段のちょっと特別な日のおつまみとして、ぜひ作ってみてください。
