忙しい朝のお弁当作りに革命をもたらす、藤井恵さんの「さけ弁当」のレシピをご紹介します。お弁当の定番である塩鮭、卵焼き、きんぴら、そして彩りのアスパラガスという王道のおかずがギュッと詰まった一品です。このレシピの最大の魅力は、調理手順の無駄のなさにあります。
主菜である塩ざけは、フライパンやグリルを汚さずに電子レンジでふっくらと加熱します。その間に、卵焼き器(または小さなフライパン)一つを使い回して、塩ゆでアスパラ、卵焼き、にんじんとごぼうのきんぴらを順番に仕上げていきます。
洗い物を最小限に抑えつつ、彩り豊かで栄養バランスの良いお弁当があっという間に完成する、藤井恵さんならではの実用性と愛情が詰まった素晴らしいレシピです。基本の調味料と手に入りやすい食材だけで作れるため、毎日の献立作りに悩む方にとって間違いなく心強い味方になるでしょう。
プロの計算された手順をそのまま実践して、美味しいお弁当を味わってみてください。
【藤井恵さんのレシピ】さけ弁当の作り方
Course: 主食・主菜Cuisine: 和食1
servings5
minutes10
minutes750
kcal15
minutes忙しい朝のお弁当作りに革命をもたらす、藤井恵さんの「さけ弁当」のレシピをご紹介します。お弁当の定番である塩鮭、卵焼き、きんぴら、そして彩りのアスパラガスという王道のおかずがギュッと詰まった一品です。このレシピの最大の魅力は、調理手順の無駄のなさにあります。
材料
ご飯 200~300g
焼きのり(全形) 1/2枚
【レンチンさけ】
塩ざけ(切り身/甘塩) 1切れ
酒 小さじ1
【卵焼き】
卵 1コ
【A】
だし 大さじ1(または水。)
砂糖 大さじ1/2
しょうゆ 小さじ1/3
サラダ油
【塩ゆでアスパラ】
グリーンアスパラガス 2本
【B】
水 カップ1/2
塩 小さじ1/2
【きんぴら】
にんじん 1/4本
ごぼう 1/5本
【C】
砂糖 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
みりん 小さじ1
白ごま 小さじ1/2
ごま油 小さじ1
作り方
- 弁当箱にご飯を敷き詰め、冷ましておく。アスパラガスは根元の堅い皮をピーラーでむいて3~4cm長さに切る。卵焼きの【A】を混ぜ合わせたところに卵を割りほぐし、卵液をつくる。きんぴらのにんじんは皮をむき、ごぼうはよく洗い、斜め薄切りにして細切りにする。
- 耐熱皿にさけをのせ、酒をふる。ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)に1分30秒間かける。
- 卵焼き器(またはフライパン)に【B】を入れて中火で沸かし、アスパラガスをゆでる。ざるで水けをきって冷ます。
- 3 の卵焼き器の水けを紙タオルで拭き、サラダ油小さじ1/4を中火で熱する。卵液の半量を注いで広げ、上面が固まったら向こう側から手前に巻く。向こう側に卵焼きを寄せてサラダ油小さじ1/4をなじませ、残りの卵液を注ぐ。卵焼きを持ち上げて卵液を流し、上面が固まったら、同様に手前に巻いて取り出す。
- 4 の卵焼き器にごま油を中火で熱し、にんじんとごぼうを炒める。【C】を加えて2分間炒め、冷ます。
- 4 の卵焼きを斜めに食べやすく切る。 1 の弁当箱にのりとすべてのおかずをのせる。きんぴらに白ごまをふる。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (さけ弁当)
さけ弁当を美味しく作る3つの極意
鮭は電子レンジ加熱でふっくら時短に
このレシピの大きなポイントは、塩ざけをグリルやフライパンで焼くのではなく、電子レンジで加熱することです。耐熱皿に鮭をのせて酒小さじ1をふりかけ、ふんわりとラップをして600Wで1分30秒加熱します。酒をふってから蒸し焼き状態にすることで、パサつきがちな鮭の身がふっくらと柔らかく仕上がります。
また、お弁当箱に詰めた後、時間が経って冷めた状態でも硬くなりにくく、美味しくいただけるのが特徴です。グリルを洗う手間も省けるため、忙しい朝には最適な調理法と言えます。
卵焼き器一つでおかずを連続調理
お弁当作りにおける洗い物の多さを解決するため、このレシピでは卵焼き器をフル活用します。まず最初にお湯を沸かしてアスパラガスを塩ゆでし、ざるに上げます。その後、サッと水けを紙タオルで拭き取るだけで、そのまま卵焼きの調理に移行できます。
さらに卵焼きを作って取り出した後、そのまま同じ卵焼き器にごま油を熱し、にんじんとごぼうのきんぴらを炒めます。一つの調理器具を順番に使い回すことで、コンロの場所も取らず、洗い物を劇的に減らすことができる、効率的で計算された手順です。
ご飯は先に敷き詰めてしっかりと冷ます
お弁当作りの基本であり、非常に重要な工程が「ご飯を先に敷き詰めて冷ましておく」ことです。温かいままのご飯におかずをのせてふたをしてしまうと、お弁当箱の中に蒸気がこもり、水分が溜まって食材が傷む原因になります。
一番最初にご飯を200~300gお弁当箱に敷き詰め、おかずを作っている間に室温でしっかりと冷ましておくことが大切です。また、焼きのりとおかずをのせる前にご飯が冷めていることで、のりが過剰にふやけず、おかずの味もご飯に程よく馴染み、お昼に最も美味しい状態になります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
和食の定番おかずが詰まったさけ弁当には、すっきりと喉を潤してくれる日本茶、特に香ばしいほうじ茶や、旨味の強い煎茶が最もよく合います。お弁当のしっかりとした甘辛い味付けや塩ざけの塩気を、お茶が優しく洗い流してくれます。
もし、休日のランチタイムなどでワインを合わせる機会があれば、日本の固有品種である「コウシュウ(甲州)」の白ワインが非常におすすめです。コウシュウの持つ爽やかな柑橘系の香りとすっきりとした酸味が、和食の出汁の風味や醤油、ごま油の香りと見事に調和し、食事全体の満足度を引き上げてくれます。
保存テクニックと温め直し方
お弁当として持ち運ぶ際は、保冷剤を活用し、涼しい場所で保管してください。特に気温の高い時期は持ち運び中の温度管理に注意が必要です。作ったお弁当はなるべく早めにお召し上がりください。
前日におかずを作り置きする場合、きんぴらは密閉容器に入れて冷蔵庫で2〜3日保存可能ですが、卵焼きや塩ゆでアスパラガスは水分が出やすいため、当日調理することをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した藤井恵さんの「さけ弁当」は、日本の伝統的なお弁当の美味しさと、現代の忙しいライフスタイルに合わせた調理の工夫が見事に融合した素晴らしいレシピです。塩ざけ、だしを効かせた卵焼き、ごま油香るきんぴら、そして鮮やかなグリーンアスパラガスという、味も彩りもバランスの取れたおかずが揃っています。
電子レンジと卵焼き器一つを駆使する無駄のない手順は、お弁当作りのハードルを大きく下げてくれるはずです。毎日のお弁当作りはもちろん、行楽シーズンのピクニックや、ちょっとしたお出かけの際のお弁当としても大活躍間違いなしの献立です。ぜひこの手順をマスターして役立ててください。
