今回は、数々の料理番組や書籍で親しまれている料理研究家・斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。ご家庭の定番メニューとして愛され続けている親子丼ですが、プロの技を取り入れることで、いつもの食卓が料亭のような味わいに生まれ変わります。
斉藤辰夫さん直伝のこのレシピでは、鶏もも肉、たまねぎ、しいたけといった身近な食材を使いながら、素材の旨味を最大限に引き出す絶妙な火加減や切り方のコツが満載です。
特に、親子丼の素と水を合わせた煮汁をしっかりと煮立ててから鶏肉にサッと火を通す工程や、卵を美しくふんわりと仕上げるための細やかなテクニックは、ぜひマスターしたいポイントです。忙しい日の晩御飯にはもちろん、丁寧な休日のお昼ご飯にもぴったりの一品です。
ふんわりとろりとした卵と、ジューシーな鶏肉、そして絶妙な食感を残したたまねぎが温かいご飯と一体となり、箸が止まらない美味しさを演出します。粉ざんしょうの爽やかな香りがアクセントとなり、最後まで飽きずに美味しく召し上がっていただけます。
ぜひこの機会に斉藤辰夫さんのレシピをご自宅で再現していただき、極上の親子丼作りをお楽しみください。
【斉藤辰夫さんのレシピ】親子丼の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes485
kcal20
minutes今回は、数々の料理番組や書籍で親しまれている料理研究家・斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。ご家庭の定番メニューとして愛され続けている親子丼ですが、プロの技を取り入れることで、いつもの食卓が料亭のような味わいに生まれ変わります。
材料
鶏もも肉 1/2枚(120g)
たまねぎ 1/2コ(100g)
卵 2コ
温かいご飯 2杯分(約300g)(丼)
親子丼の素のしいたけ 5~6枚
みつば 1/3ワ
粉ざんしょう 適量
【A】
親子丼の素 大さじ3
水 カップ1/4
作り方
- 鶏肉は1.5cm角に切る。たまねぎは繊維に対して垂直に5mm幅に切る。みつばは3cm長さに切る。卵はよく溶きほぐす。
- ポイント
- 繊維を断つように切ることで、味がしみやすくなる。
- フライパンに【A】を合わせて中火にかけ、軽く煮立てて鶏肉としいたけを入れる。鶏肉の表面が白っぽくなったらたまねぎを加え、しんなりするまで煮る。
- ポイント
- まず 親子丼の素 を煮立てて鶏肉にサッと火を通す。
- 煮汁がしっかりと煮立っているところへ、溶き卵を真ん中から円を描くように、細く注ぎ入れる。煮汁と卵がなじむように菜ばしでところどころを軽く混ぜ、みつばを散らして、ふたをして30秒間蒸らす。
- 丼にご飯をよそい、 3 を半量ずつかけて、粉ざんしょうをふる。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (親子丼)
親子丼を美味しく作る3つの極意
鶏肉とたまねぎの切り方のこだわり
このレシピでは、鶏肉を1.5cm角に切り、たまねぎは繊維に対して垂直に5mm幅に切るという下ごしらえの工夫がされています。たまねぎを繊維を断つように切ることで、加熱した際に火が通りやすくなり、煮汁の味がしっかりと染み込みやすくなります。
また、鶏肉を1.5cm角と小さめに切り揃えることで、火の通りが均一になり、一口大のご飯と一緒に口に入れた時のバランスが格別によくなります。包丁を入れる段階から美味しさを引き出すための大切な工程です。
煮汁を煮立ててから鶏肉と具材に火を通す
調理の際は、フライパンに親子丼の素と水を合わせて中火にかけ、軽く煮立ててから鶏肉としいたけを入れるのがポイントです。まず煮汁をしっかりと煮立てることで旨味が引き立ち、そこに鶏肉を加えることで表面が白っぽくなり、旨味をしっかりと閉じ込めることができます。
さらに、鶏肉の表面が変わったタイミングでたまねぎを加え、しんなりするまで煮ることで、それぞれの食材の食感と味わいが絶妙なバランスに仕上がります。手順に忠実に調理することが成功の秘訣です。
溶き卵の流し込み方と30秒間の蒸らし
仕上げの工程では、煮汁がしっかりと煮立っているところへ、溶き卵を真ん中から円を描くように細く注ぎ入れます。煮汁と卵が程よくなじむように菜ばしでところどころを軽く混ぜ、みつばを散らしてふたをして30秒間蒸らします。
この30秒間の蒸らし時間によって、卵が固すぎず柔らかすぎない絶妙なとろみ加減に仕上がり、ふんわりとした食感を実現できます。火加減や時間を守ることで、プロのような美しい仕上がりになります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
斉藤辰夫さんの絶品親子丼に合わせるお飲み物としては、爽やかな酸味とキレのある辛口の日本酒や、冷えた緑茶が非常によく合います。親子丼の持つ鶏肉の旨味や卵のまろやかなコク、煮汁の甘辛い味わいを、すっきりとした日本酒が心地よくリフレッシュしてくれます。
また、ワインをお探しの場合は、軽やかな酸味を持つドライな白ワインや、フルーティーで優しい口当たりの日本の甲州ワインをお選びいただくと、料理の繊細な風味を損なうことなく、素晴らしいマリアージュをお楽しみいただけます。
保存テクニックと温め直し方
この親子丼は、出来立てのふんわりとした卵のとろみや食感を楽しんでいただくお料理ですので、調理後の保存はできるだけ避け、当日中にお召し上がりいただくことをおすすめします。
どうしても食材を下ごしらえの状態で保存したい場合は、切った鶏肉やたまねぎ、しいたけをそれぞれ密閉容器に入れて冷蔵庫で保管し、調理の直前に合わせるようにしてください。調理済みのものを長期間保存すると、卵の食感や風味が損なわれる原因となります。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は斉藤辰夫さんによる、こだわりの詰まった親子丼のレシピをご紹介しました。鶏もも肉、たまねぎ、しいたけを使い、素材の切り方から煮汁の煮立て方、卵の注ぎ方や30秒間の蒸らしに至るまで、美味しく作るための工夫が丁寧に盛り込まれています。
特別で難しい材料を使用せず、身近な食材だけで料亭のような味わいを家庭で簡単に再現できるのがこのレシピの大きな魅力です。ふんわりとした卵とジューシーな鶏肉、シャキッとした食感を残したたまねぎ、そして仕上げの粉ざんしょうが織りなすハーモニーは格別です。
温かいご飯と共に、心も体も満たされる至福のひとときをお楽しみください。ご家族皆さまで囲む食卓のメインディッシュとしても、大変おすすめの定番和食レシピです。
