日本料理の伝統と魅力を広く伝える村田吉弘さんのレシピより、香ばしさと甘辛いタレが絶妙に絡み合う「鶏のくわ焼き」をご紹介します。くわ焼きとは、かつて農作業の合間にクワの金属部分を鉄板代わりにして鳥獣の肉を焼いて食べたことが由来とされる伝統的な調理法です。
このレシピでは、鶏もも肉を均一な大きさに切り分け、薄く小麦粉をまぶしてフライパンでじっくりと焼き上げることで、皮目はパリッと香ばしく、中はジューシーに仕上げます。
合わせ調味料の酒、しょうゆ、みりん、砂糖が絶妙なバランスで調合されており、煮詰めながらからめることで食材に美しい照りと深いコクが生まれます。さらに、素朴で香り高いししとうがらしを添えることで、彩りとほのかな苦みがアクセントになり、最後まで飽きのこない味わいを楽しめます。
粉ざんしょうや木の芽の爽やかな香りが引き立てる、本格的な和食の味わいをぜひご家庭でお楽しみください。
【村田吉弘さんのレシピ】鶏のくわ焼きの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes12
minutes331
kcal22
minutes日本料理の伝統と魅力を広く伝える村田吉弘さんのレシピより、香ばしさと甘辛いタレが絶妙に絡み合う「鶏のくわ焼き」をご紹介します。くわ焼きとは、かつて農作業の合間にクワの金属部分を鉄板代わりにして鳥獣の肉を焼いて食べたことが由来とされる伝統的な調理法です。
材料
鶏もも肉 1枚
ししとうがらし 6本
粉ざんしょう 少々
木の芽 適宜
小麦粉
サラダ油 少々
【たれ】
酒 小さじ4
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ2
砂糖 小さじ1
作り方
- 鶏肉は体積が同じくらいになるように、8~10等分に切り、両面に小麦粉を薄くまぶして、余分な粉をはたいて落とす。ししとうがらしは、竹ぐしを刺して、ところどころに穴を開ける。【たれ】の材料は器に合わせておく。
- フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、 1 の鶏肉の皮を下にして並べ入れる。こんがり焼き色がついたら裏返し、反対側もじっくりと焼く。
- ポイント
- 肉に小麦粉をまぶしておくと、カリッと焼き目がつき、たれもからみやすくなる。
- 【たれ】を注ぎ、ししとうがらしを加え、煮立てながら肉とししとうにからめる。照りがついたら、器に盛って粉ざんしょうをふり、あれば木の芽をちぎって散らす。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (鶏のくわ焼き)
鶏のくわ焼きを美味しく作る3つの極意
鶏肉を8〜10等分に切り分けることと小麦粉の薄づけ
鶏肉は体積が同じくらいになるように8〜10等分に切り分けます。大きさを揃えることで火が均等に通り、焼きムラを防ぐことができます。また、両面に小麦粉を薄くまぶして余分な粉をはたいて落とすことで、フライパンで焼いた際にカリッとした香ばしい焼き目がつき、あとから加えるタレがしっかりとからみやすくなります。
皮目を下にしてじっくりと焼き色をつけること
フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、鶏肉の皮を下にして並べ入れることが重要です。皮目をじっくりと焼くことで余分な脂が落ち、香ばしい焼き色がついて美味しさが引き立ちます。こんがりとした焼き色がついたら裏返し、反対側もじっくりと火を通すことで、肉の旨味をしっかりと閉じ込めます。
タレとししとうがらしを加えて煮立てながらからめること
酒、しょうゆ、みりん、砂糖を合わせた【たれ】を注ぎ、竹ぐしでところどころに穴を開けたししとうがらしを同時に加えます。煮立てながら肉とししとうにタレをしっかりとからめることで、全体に味が均一に行き渡ります。
照りがついたら器に盛り、粉ざんしょうをふり、あれば木の芽をちぎって散らすことで、風味豊かな仕上がりになります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
鶏のくわ焼きの香ばしい醤油の風味やみりん・砂糖の甘辛い味わいには、キリッとした冷酒や、果実味が豊かで軽やかな酸味を持つ白ワイン、あるいは爽快な喉越しのビールが非常によく合います。
特に日本酒の純米酒や本醸造酒を少し冷やして合わせることで、鶏肉の旨味とタレのコクが引き立ち、口の中をすっきりとリフレッシュさせてくれます。また、ワインであれば、軽めの赤ワインや、果実味のあるシャルドネなども、甘辛いタレの味わいと素晴らしいマリアージュを生み出します。
保存テクニックと温め直し方
調理後の鶏のくわ焼きは、粗熱を取ったあと清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存する場合は2〜3日以内にお召し上がりください。食べる際には、電子レンジなどでしっかりと再加熱してからお召し上がりください。
長期間保存したい場合は、冷凍用保存容器やフリーザーバッグに小分けして冷凍保存することも可能ですが、風味や食感を損なわないよう、なるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
村田吉弘さんが提案する「鶏のくわ焼き」は、シンプルな材料と丁寧な手順で本格的な和食の味わいを楽しめる絶品レシピです。鶏もも肉を8〜10等分に切り分けて小麦粉をまぶし、皮目を下にして香ばしく焼き上げることで、外はカリッと中はジューシーな食感を実現しています。
酒、しょうゆ、みりん、砂糖で作る合わせダレは、煮詰めながら肉とししとうがらしにからめることで美しい照りと深いコクを生み出します。仕上げにふりかける粉ざんしょうや木の芽の香りが全体の味を引き締め、おもてなしの主菜としてはもちろん、おつまみやお弁当のおかずとしても大変喜ばれる一品です。
