毎日のお弁当作りで、美味しくて見栄えのするおかずを限られた時間で作るのは大変ですよね。今回は、人気料理研究家の藤井恵さんが提案する「魚のみそづけ焼き弁当」のレシピをご紹介します。
このお弁当は、ふっくらと焼き上がったさわらのみそづけをメインに、春らしい彩りを添えるグリンピースのホイル焼き、そして爽やかな酸味がアクセントになるかぼちゃのレモン煮が一度に楽しめる、満足感たっぷりの内容です。
さわらのみそ床への漬け込みは前日の夜に行うことで、朝はグリルで焼くだけと非常に手軽に仕上がります。さらに、魚を焼いている間に同じグリル内でグリンピースのホイル焼きを同時に調理できるため、忙しい朝の時短テクニックとしても大変優れています。
かぼちゃのレモン煮も電子レンジでサッと加熱するだけで完成し、副菜の準備もストレスになりません。藤井恵さんのアイデアが詰まったこのお弁当レシピは、見た目の美しさと栄養バランス、そして調理の手軽さを兼ね備えた素晴らしい一品です。ぜひ、明日のお弁当作りに役立ててみてください。
【藤井恵さんのレシピ】魚のみそづけ焼き弁当の作り方
Course: お弁当Cuisine: 和食1
servings15
minutes10
minutes504
kcal25
minutes毎日のお弁当作りで、美味しくて見栄えのするおかずを限られた時間で作るのは大変ですよね。今回は、人気料理研究家の藤井恵さんが提案する「魚のみそづけ焼き弁当」のレシピをご紹介します。
材料
【魚のみそづけ焼き】E170kcalT7分(さわらをつけておく時間は除く。 )
さわら(切り身) 80g
ゆでたけのこ 30g
【A】
みそ 50g
酒 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
【グリンピースのホイル焼き】E50kcalT7分
グリンピース(生) 30g
絹さや 3枚
塩
ごま油
【かぼちゃのレモン煮】E50kcalT2分
かぼちゃ 40g
レモン(薄切り) 1/2枚
砂糖
【ご飯】
ご飯 茶わん1杯分
桜の花の塩漬け 適宜
作り方
- さわらは食べやすく切り、塩少々をふって5分間おき、水けをふく。たけのこは7~8mm厚さの薄切りにする。
- 【A】の調味料をよく混ぜてみそ床をつくる。半量をラップフィルムの上にのばし、 1 をのせる。残り半量のみそを上にぬってラップフィルムでぴっちり包み、冷蔵庫に入れて一晩つける。
- ポイント
- みそ床は、素材の水けが出てゆるくなるまで、数回使える。
- 2 のさわらとたけのこをみそから取り出し、余分のみそを除く。熱したグリルを弱火にし、片面を2~3分間ずつじっくりと焼く。
- ポイント
- グリンピースと一緒にグリルで焼く。焦げやすいので弱火に。
- グリンピースはさやから出し、絹さやは筋を取る。
- アルミ箔に 4 をのせ、塩少々、ごま油小さじ1/2をふって包む。
- ポイント
- 野菜は下ゆでなしで、シャッキっとした歯ごたえと香りを残す。
- グリルに入れ、5~6分間焼く。魚のみそづけを焼く間、一緒に焼く。
- ポイント
- さかなのみそづけを焼く間、一緒に焼く。
- かぼちゃは7~8mm厚さの一口大に切る。皮が気になる場合はむいてもよい。
- 耐熱性の器にかぼちゃ、砂糖小さじ1、レモン、水大さじ1を順に入れる。ラップフィルムをし、電子レンジ(500W)に1分30秒間かける。汁けをきって詰める。
- ポイント
- 砂糖、レモンはかぼちゃの上にのせて、甘みと香りを行き渡らせる。
- ご飯茶碗1杯分を詰め、あれば桜の花の塩漬けをのせる。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (魚のみそづけ焼き弁当)
魚のみそづけ焼き弁当を美味しく作る3つの極意
さわらの下処理とみそ床の活用法
このレシピの重要なポイントは、さわらに塩少々をふって5分間おき、出てきた水けをしっかりと拭き取ることです。このひと手間によって魚特有の臭みが抜け、みその風味が中までしっかりと染み込みやすくなります。
また、【A】の調味料(みそ、酒、みりん)を合わせたみそ床は、ラップフィルムを使って食材をぴっちりと包むことで、少量の調味料でも全体に均一に行き渡ります。このみそ床は素材から水けが出てゆるくなるまで数回使い回すことができるため、非常に無駄がなく経済的です。
グリルの同時調理による時短テクニック
忙しい朝のお弁当作りにおいて、グリルをフル活用する同時調理は欠かせないポイントです。一晩漬け込んださわらのみそづけは、焦げやすいため熱したグリルを弱火にし、片面2~3分間ずつじっくりと焼き上げます。
そして、この魚を焼いている同じグリルの空いたスペースで、グリンピースと絹さやのホイル焼きを5~6分間一緒に加熱します。下ゆでをせずにごま油と塩で包み焼きにすることで、野菜本来のシャキッとした歯ごたえと鮮やかな香り、栄養素を逃さずに短時間で一品完成させることができます。
かぼちゃのレモン煮を電子レンジで手軽に
副菜であるかぼちゃのレモン煮は、お鍋を使わずに電子レンジのみで完成させる手軽さが魅力です。耐熱性の器にかぼちゃ、砂糖小さじ1、レモン、水大さじ1の順に入れる際、砂糖とレモンをかぼちゃの上にのせることが味わいを決める重要なポイントとなります。
この状態でラップフィルムをかけ、500Wの電子レンジで1分30秒間加熱することで、上から下へと甘みと爽やかなレモンの香りが全体にムラなく行き渡ります。加熱後は汁けをきってお弁当箱に詰めることで、他の食材への味移りを防ぐことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
藤井恵さんの「魚のみそづけ焼き弁当」は、お弁当としてはもちろんのこと、ご自宅でのゆったりとしたランチや軽い夕食としても美味しくお召し上がりいただけます。ご自宅で楽しむ場合、さわらのコクのあるみそ味には、スッキリとした辛口の日本酒や、フルーティーな香りのある白ワインが非常によく合います。
ワインであれば、酸味が強すぎないソーヴィニヨン・ブランや、果実味のあるシャルドネなどが、みその甘じょっぱさとかぼちゃのレモン風味の両方に優しく寄り添ってくれます。また、お弁当として職場で召し上がる際には、温かいほうじ茶や玄米茶などの香ばしい日本茶を用意するのがおすすめです。
お茶の焙煎された香りが、みそづけの香ばしさやごま油の風味を引き立て、食後の口の中をさっぱりとさせてくれます。冷めた状態でも美味しくいただけるように計算されたレシピですので、お好みの飲み物と合わせて、豊かな食事の時間をお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
このレシピはお弁当用として作られているため、調理後はしっかりと粗熱を取ってから清潔なお弁当箱に詰め、涼しい場所で保管してその日のうちにお早めにお召し上がりください。特に汁けの出るかぼちゃのレモン煮は、レシピの指示通りしっかりと汁けを切ってから詰めることが傷みや味移りを防ぐコツです。
また、さわらやたけのこを漬け込んだみそ床は、素材の水けが出てゆるくなるまで数回再利用することが可能です。再利用する場合は冷蔵庫で保存し、早めに使い切るようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した藤井恵さんの「魚のみそづけ焼き弁当」は、前日のちょっとした仕込みと、当日の効率的な調理手順を組み合わせた、忙しい方にぴったりの素晴らしいレシピです。さわらの下処理を丁寧に行い、みそ床に一晩漬け込むことで、冷めてもふっくらとして味が染み込んだ絶品のメインおかずが完成します。
さらに、グリルを使った魚と野菜の同時調理や、電子レンジを活用したかぼちゃの副菜など、洗い物を減らしながら短時間で複数の品を作り上げる工夫が随所に散りばめられています。栄養バランスも良く、彩りも豊かなこのお弁当は、フタを開けた瞬間にパッと明るい気持ちにさせてくれるはずです。
毎日のお弁当作りのローテーションにぜひ取り入れて、手軽で美味しい和食の味わいを存分に楽しんでみてください。
