今回は、テレビや雑誌で大活躍中の料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピ「米粉の卵包みガレット」をご紹介します。フランス・ブルターニュ地方の郷土料理であるガレットは、通常そば粉を使って作られますが、このレシピでは身近で手に入りやすい米粉を使用しているのが特徴です。
米粉ならではのもちっとした食感と、生地に練り込まれた黒すりごまの香ばしい風味が絶妙にマッチし、一口食べるごとに豊かな味わいが広がります。中には、バターの香りをまとわせたアスパラガスやマッシュルームなどのたっぷりの野菜、そしてとろ〜り溶け出す卵とチーズが包み込まれており、栄養満点でボリュームも満点。
休日のブランチや、少しおしゃれなカフェ風ランチを自宅で楽しみたいときにぴったりの一品です。きじまりゅうたさんのアイデアが光る、フライパン一つで美しく焼き上げるコツもしっかりと解説していきますので、ぜひご自宅で本格的な米粉のガレット作りに挑戦してみてください。
休日の朝食やランチにこのガレットを作れば、食卓が一気に華やかになりますし、栄養価の高い米粉とたっぷりの野菜で、心も体も満たされること間違いありません。普段の食事をワンランクアップさせる魔法のレシピです。
【きじまりゅうたさんのレシピ】米粉の卵包みガレットの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings15
minutes15
minutes485
kcal30
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍中の料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピ「米粉の卵包みガレット」をご紹介します。フランス・ブルターニュ地方の郷土料理であるガレットは、通常そば粉を使って作られますが、このレシピでは身近で手に入りやすい米粉を使用しているのが特徴です。
材料
卵 2コ
たまねぎ 1/2コ
マッシュルーム(石づきを除く) 5コ
グリーンアスパラガス 4本
ミニトマト 4コ
ハム 4枚
ピザ用チーズ 50g
サラダ油
塩
黒こしょう(粗びき)
バター
【米粉のガレット生地】
米粉 90g
すりごま(黒) 大さじ1+1/2
塩 少々
水 カップ3/4
作り方
- たまねぎ、マッシュルームは薄切りにする。アスパラガスは根元を切り、下半分の皮をむいて斜め薄切りにする。ミニトマトはヘタを除いて縦4等分に、ハムは2枚ずつ重ねて4等分に切る。【米粉のガレット生地】の材料は混ぜる。
- フライパンにサラダ油小さじ1を熱し、中火でたまねぎをしんなりとするまで炒める。マッシュルーム、アスパラガスを加えて炒め合わせ、塩小さじ1/5、黒こしょう少々で味を調え、バター10gを混ぜて火を止める。
- 別のフライパン(直径約26cm)にサラダ油少々をひき、中火にかけて十分に温める。フライパンの底をぬれ布巾に当て、【米粉のガレット生地】の半量を流して全体に広げる。弱火にかけ、表面が乾くまで焼く。
- ポイント
- フライパンの底をぬれ布巾にのせて生地を流すと、焼き色が均等につく。
- 3 の中央にハム2枚分をのせ、卵1コを割り入れる。 2 とミニトマト、ピザ用チーズ、それぞれの半量を散らす。ガレットの縁を内側に四角になるように折り、ふたをして3~4分間蒸し焼きにする。皿に盛り、黒こしょう少々をふる。同様にもう1枚つくる。
- ポイント
- 中央の具が見える程度に縁を四角に折ったら、フライ返しで押さえてくっつける。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (米粉の卵包みガレット)
米粉の卵包みガレットを美味しく作る3つの極意
フライパンの底をぬれ布巾で冷やして焼き色を均一に
きれいなガレットを焼くための最大のポイントは、生地を流し込む前の温度管理にあります。中火で十分に温めたフライパンの底を、一度ぬれ布巾に当てて温度を均一に下げる工程が非常に重要です。
熱々の状態のまま生地を流し込んでしまうと、フライパンの温度にムラができ、焼き色がまばらになったり、生地が急激に固まって薄く広がらなくなったりします。一度サッと冷やすことでフライパン全体の温度が均一になり、米粉生地をムラなく薄く広げることが可能になります。
これにより、お店で食べるような美しい均一な焼き色のガレットに仕上がります。
具材は先に炒めてバターの風味をしっかりとまとわせる
ガレットの中に包み込むたまねぎ、マッシュルーム、アスパラガスは、生のまま生地にのせるのではなく、あらかじめ炒めておくのが美味しく仕上げる秘訣です。しんなりするまで炒めることで野菜の甘みと旨みが引き出され、最後に加える10gのバターが全体の風味を格段に引き上げます。
生地の中で蒸し焼きにする時間は3〜4分と短いため、ここでしっかりと火を通し味を調えておくことで、食べた時に具材と生地のバランスが取れ、どこを食べても深いコクを感じられます。キノコやアスパラの食感も程よく残り、満足感の高い仕上がりになります。
フライ返しで縁をしっかり押さえて四角く成形する
ガレットの美しい四角い形を作り、具材をしっかりと包み込むための重要な工程です。生地の表面が乾いてきたら中央に具材をのせ、縁を内側に折りたたみますが、ただ折るだけでは加熱中に生地が開いてしまい、中のチーズや卵が流れ出してしまう可能性があります。
中央の具(卵やトマトなど)が色鮮やかに見える程度に縁を折ったら、フライ返しを使って折った部分をしっかりとフライパンに押し付けるようにしてくっつけます。米粉生地のモチッとした性質を利用してしっかりと接着することで、蒸し焼きにした後も美しい四角形をキープできます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
きじまりゅうたさんの「米粉の卵包みガレット」には、軽快でフルーティーな白ワインや、さっぱりとしたシードル(リンゴの発泡酒)を合わせるのがおすすめです。
ガレットの本場フランス・ブルターニュ地方ではシードルを合わせるのが伝統的なスタイルであり、米粉のもちっとした食感や黒ごまの香ばしさ、チーズの塩気とリンゴの自然な甘み・酸味が素晴らしいマリアージュを生み出します。
ワインを選ぶなら、アスパラガスの青々しい風味やバターのコクに寄り添う、ソーヴィニヨン・ブランや、スッキリとしたシャルドネがよく合います。休日のランチタイムであれば、よく冷やしたスパークリングワインを合わせて、カフェやビストロにいるかのような優雅なひとときを演出するのも素敵です。
お酒を飲まない場合は、無糖のアイスティーや炭酸水にレモンを絞ったものを合わせると、口の中がさっぱりとして最後まで美味しくいただけます。
保存テクニックと温め直し方
米粉のガレットは焼きたての香ばしさと卵の半熟具合を楽しむ料理のため、基本的には出来立てをすぐに食べるのが一番美味しいです。もし作り置きや保存をする場合は、生地だけを焼いた状態で保存することをおすすめします。
焼き上げた生地をしっかりと冷まし、一枚ずつラップで包んで乾燥を防いだ上で、密閉容器に入れて冷蔵庫で2日、冷凍庫で約2〜3週間保存可能です。食べる際は、フライパンで軽く温め直してから具材をのせて蒸し焼きにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、きじまりゅうたさんのオリジナルレシピ「米粉の卵包みガレット」をご紹介しました。そば粉ではなく手に入りやすい米粉を使い、黒すりごまで風味付けをするというきじまさんならではのアイデアが詰まった一品です。
フライパンの底をぬれ布巾で冷やすという少しの工夫で、誰でも簡単にお店のようなきれいな焼き色のガレットを作ることができます。たっぷりの野菜をバターで炒めてから包み込むことで、コク深い味わいと満足感のあるボリュームを実現しています。
とろける卵とチーズが絡み合う絶品のガレットは、休日の特別なブランチや、おもてなしのメニューとしても大活躍すること間違いなしです。栄養バランスも優れているので、ぜひご自宅の定番レシピに加えてみてください。
