今回は、人気料理研究家の藤井恵さんのレシピ「簡単オニオンスープ」をご紹介します。オニオンスープというと、玉ねぎをあめ色になるまで長時間じっくりと炒め続けるイメージがあり、家庭で作るには少しハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。
しかし、この藤井恵さんのレシピでは、ちょっとした工夫で驚くほど簡単に、そして短時間で本格的な深いコクのあるオニオンスープを作ることができます。
たっぷりの玉ねぎに加えて、しめじ、生しいたけ、えのきだけといった3種類のきのこを贅沢に使用しているのが特徴で、玉ねぎの甘みときのこから出る濃厚な旨味が絶妙なハーモニーを奏でます。チーズをのせてこんがりと焼いたフランスパンを添えることで、ボリュームも満点で、満足感の高い一皿に仕上がります。
さらに、味付けの仕上げに加えるしょうゆが、全体の味を引き締め、ご飯にもパンにも合う親しみやすい味わいを生み出しています。忙しい日の夕食や、休日のおもてなしにもぴったりの、心も体も温まる絶品スープです。ぜひご家庭で、この本格的でありながら手軽に作れるオニオンスープをお試しください。
【藤井恵さんのレシピ】簡単オニオンスープの作り方
Course: スープCuisine: 洋食4
servings10
minutes25
minutes300
kcal35
minutes今回は、人気料理研究家の藤井恵さんのレシピ「簡単オニオンスープ」をご紹介します。オニオンスープというと、玉ねぎをあめ色になるまで長時間じっくりと炒め続けるイメージがあり、家庭で作るには少しハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。
材料
たまねぎ(大/薄切り) 2コ
しめじ 1パック
生しいたけ 6 枚
えのきだけ 1袋
固形スープの素 1コ
フランスパン 1/3 本
チーズ(溶けるタイプ) 100g
パセリ(みじん切り) 3大さじ
サラダ油
バター
塩
こしょう
しょうゆ
作り方
- たまねぎはサラダ油大さじ1をまぶす。耐熱皿に広げ、電子レンジに10分間ほどかける。きのこ類は石づきを除き、食べやすくほぐすか切る。
- なべにバター30gを溶かしてたまねぎを入れ、中火で薄い茶色になるまでいためる。きのこ類を加えていため、全体がしんなりし、香りがたったら、水カップ6、固形スープの素を加えて煮立てる。
- アクを取り、中火にして5分間ほど煮たら、塩・こしょう各少々、しょうゆ大さじ1で味を調える。
- フランスパンは縦8等分に切り、チーズとパセリを等分にのせ、オーブントースターでチーズが溶けて、少し焼き色がつくまで焼く。器にスープを盛り、トーストを添える。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (簡単オニオンスープ)
簡単オニオンスープを美味しく作る3つの極意
電子レンジ加熱で玉ねぎの甘みを引き出す
オニオンスープの肝となる玉ねぎの炒め作業ですが、このレシピでは画期的な時短テクニックが使われています。スライスしたたまねぎにサラダ油大さじ1をまぶし、耐熱皿に広げて電子レンジで10分間ほど加熱することで、玉ねぎの水分が適度に飛び、甘みがぐっと凝縮されます。
あらかじめ加熱しておくことで、その後に鍋でバターと一緒に炒めた際、短時間で薄い茶色に色づき、香ばしさと深いコクを引き出すことができるのです。長時間コンロの前に立ち続ける必要がなくなり、焦げ付く失敗も防げるため、初心者でも失敗なく本格的なオニオンスープのベースを作ることができる素晴らしいポイントです。
3種類のきのこで旨味の相乗効果を生み出す
一般的なオニオンスープとは異なり、しめじ、生しいたけ、えのきだけという3種類のきのこをたっぷりと加えるのがこのレシピの大きな特徴です。きのこ類は種類によって含まれる旨味成分が異なるため、複数種類を組み合わせることで旨味の相乗効果が生まれ、スープに奥深い味わいをもたらします。
鍋で玉ねぎと一緒にきのこを炒め、全体がしんなりして香りが立つまでじっくり火を通すことで、きのこの香ばしさとお出汁がスープ全体に溶け出します。また、きのこのシャキシャキとした食感がアクセントになり、食べるスープとしての満足感を大幅に高めてくれます。
隠し味のしょうゆで味に深みとまとまりを
スープの味付けは固形スープの素と塩、こしょうがベースとなりますが、仕上げに加える「しょうゆ大さじ1」がこのレシピの味の決め手です。洋風のスープに少量のしょうゆを加えることで、塩気だけでなく、発酵調味料ならではの複雑な旨味と香ばしさがプラスされます。
これにより、バターのコクや玉ねぎの甘み、きのこのお出汁といった個々の要素がしっかりとまとまり、日本人の口に合う、ホッとする味わいに仕上がります。バゲットにのせたチーズの塩気とも相性が良く、最後まで飽きずに美味しくいただける工夫となっています。
アクをしっかりと取った後に味を調えることで、クリアで上品なスープが完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
藤井恵さんの「簡単オニオンスープ」は、玉ねぎの濃厚な甘みときのこの豊かな風味、そしてバターのコクが特徴的な一品ですので、合わせるお酒も少しコクのあるものがぴったりです。ワインを選ぶなら、果実味が豊かで少し樽香のある白ワイン、例えばカリフォルニア産のシャルドネがよく合います。
バターの風味や香ばしく焼けたチーズトーストとシャルドネの芳醇な香りが同調し、きのこの旨味をさらに引き立ててくれます。また、軽めの赤ワインもおすすめです。
特にフランス産のピノ・ノワールは、土や森のニュアンスを持つため、しめじやしいたけといったきのこ類との相性が抜群で、スープの奥深い味わいに寄り添ってくれます。
ノンアルコールであれば、ほうじ茶や黒烏龍茶など、少し香ばしさのあるお茶を合わせると、スープのコクやチーズの濃厚さをすっきりと流してくれ、食事を最後まで美味しく楽しむことができます。温かいスープと美味しいドリンクのペアリングで、豊かな食卓をお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
オニオンスープが余った場合は、粗熱をしっかりと取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の目安は2〜3日程度です。食べる際は、小鍋に移して中火で温め直すか、電子レンジで十分に加熱してお召し上がりください。
きのこの旨味がさらにスープに溶け出し、翌日はまた違った深い味わいを楽しむことができます。チーズをのせたトーストは、食べる直前に新しく作って添えるのが美味しくいただくコツです。長期間保存したい場合は、スープのみを冷凍対応の保存容器やジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍庫で約1ヶ月保存可能です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、藤井恵さんの「簡単オニオンスープ」のレシピをご紹介しました。オニオンスープ作りの最大のネックである「玉ねぎを長時間炒める」という工程を、電子レンジを活用することで見事にクリアし、誰でも手軽に本格的な味わいを作ることができる素晴らしいレシピです。
玉ねぎの甘みに加え、しめじ、生しいたけ、えのきだけという3種のきのこをたっぷりと使うことで、旨味の相乗効果が生まれ、栄養価も高くボリューム満点の食べるスープに仕上がっています。チーズがとろける熱々のバゲットを添えれば、ごちそう感もアップし、お腹も心も満たされること間違いありません。
仕上げのしょうゆが全体の味をまとめ上げ、どこかホッとする和のニュアンスも感じられる一皿です。忙しい平日の夕食から、ちょっと特別な日のおもてなしまで、幅広く活躍してくれる心強いレシピですので、ぜひご家庭の定番メニューに加えてみてください。
