おせち料理の定番として親しまれている「田作り」ですが、ご家庭で実際に作るとなると、どうしても手間がかかるイメージや、火加減が難しそうといったハードルを感じてしまいがちです。今回は、料理研究家である斉藤辰夫さんが提案する、ご家庭でも手軽に本格的な味わいを楽しめる「田作りの作り方」をご紹介します。
このレシピの最大の特徴は、下ごしらえに電子レンジを活用することで、ごまめの水分をしっかりと飛ばし、誰でも簡単にパリッとした食感に仕上げることができる点にあります。さらに、スライスアーモンドを組み合わせることで、香ばしさと食感のアクセントが加わり、伝統的な味わいの中に新鮮な魅力が引き立ちます。
フライパンで調味料を煮詰めて一気にからめる手際の良い手順を守れば、失敗なく美しい仕上がりになります。お正月のお祝いの席はもちろんのこと、普段のおやつや香ばしいおつまみとしても非常に喜ばれる一品です。
ぜひ斉藤辰夫さん直伝の作り方を参考にしていただき、香ばしく風味豊かな手作りの田作りに挑戦してみてください。手塩にかけて作る自家製の味わいは、格別な美味しさとなって食卓を彩ってくれることでしょう。
【斉藤辰夫さんのレシピ】田作りの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings10
minutes5
minutes65
kcal15
minutesおせち料理の定番として親しまれている「田作り」ですが、ご家庭で実際に作るとなると、どうしても手間がかかるイメージや、火加減が難しそうといったハードルを感じてしまいがちです。今回は、料理研究家である斉藤辰夫さんが提案する、ご家庭でも手軽に本格的な味わいを楽しめる「田作りの作り方」をご紹介します。
材料
ごまめ 20g
スライスアーモンド(ロースト) 適量
サラダ油
【A】
しょうゆ 小さじ4
酒 小さじ4
みりん 小さじ2
砂糖 少々
作り方
- ごまめは耐熱皿に広げて電子レンジ(600W)に30秒~1分間かけ、すぐ紙タオルの上に広げて冷ます。スライスアーモンドはざっと砕く。
- ポイント
- ごまめの水分をとばすには、電子レンジを利用すると手軽。取り出したらすぐ紙タオルの上に広げ、パリッとさせる。
- フライパンに【A】を合わせて弱火にかけ、煮詰まってきたら、 1 のごまめを一気に加えてからめる。
- ポイント
- 調味料は箸で混ぜずにフライパンを回しながら混ぜ、液体が流れなくなるまで煮詰める。全体が泡立ったところに、一気にごまめを加えてからめる。
- サラダ油を薄く塗ったバットに広げ、アーモンドをふって混ぜる。数匹ずつ頭をそろえてまとめる。
- ポイント
- 尾のほうを持ち、数匹ずつまとめてバットに並べておくと盛りつけやすい。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (田作り)
田作りを美味しく作る3つの極意
電子レンジを活用したごまめの乾燥
ごまめの水分をしっかりと飛ばすには、電子レンジを利用すると非常に手軽で確実に行うことができます。ごまめを耐熱皿に広げて電子レンジ(600W)に30秒~1分間かけます。加熱後はそのまま放置せず、取り出したらすぐに紙タオルの上に広げて冷ますことが重要なポイントです。
このひと手間をかけることで、余分な湿気が抜けてサクサクとしたパリッとした食感が生まれ、調味料がからんだ後もベタつかずに美味しく仕上がります。
フライパンでの調味料の煮詰めと一気なからめ
フライパンに【A】のしょうゆ小さじ4、酒小さじ4、みりん小さじ2、砂糖少々を合わせて弱火にかけます。調理の際は箸で混ぜずに、フライパンを回しながら混ぜ合わせ、液体が流れなくなるまでしっかりと煮詰めていきます。
全体がしっかりと泡立ったところに、あらかじめ下準備をしておいたごまめを一気に加えて素早くからめます。このタイミングを逃さず手際よく作業することで、全体に均一に味が広がり、食感を損なわずに美しい仕上がりになります。
バットでのアーモンド合わせと数匹ずつの形づくり
調味料をからめたごまめは、サラダ油を薄く塗ったバットに広げ、スライスアーモンドをふって全体に混ぜ合わせます。さらに、尾のほうを持ち、数匹ずつ頭をそろえてまとめておくことで、バットに美しく並べることができ、後々の盛りつけが非常にスムーズになります。
アーモンドの香ばしい風味が加わることで、香りが豊かになり、見た目の華やかさも引き立つこだわりの仕上げとなっています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
香ばしく甘辛い味わいが特徴の田作りには、すっきりとした辛口の日本酒や、冷やしたスパークリング日本酒が大変よく合います。また、ワインをお探しの場合は、軽やかな酸味を持つドライな白ワインや、心地よい泡立ちが楽しめるスパークリングワインを選ぶと、醤油やみりんのコクを爽やかに流してくれます。
お正月のお祝いの席や、お酒のおつまみとして楽しむ際には、ぜひお好みの飲み物と一緒に味わってみてください。
保存テクニックと温め直し方
作り上げた田作りは、しっかりと粗熱を取った後、湿気が入らないように密閉容器や保存袋に入れて保存してください。冷暗所や乾燥した場所であれば数日間はパリッとした食感を保つことができますが、湿気を吸いやすいため、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
斉藤辰夫さんが提案する田作りは、電子レンジを活用した下ごしらえによって、誰でも簡単にごまめをパリッと香ばしく仕上げることができる優れたレシピです。スライスアーモンドを加えることで生まれる豊かな風味と軽やかな食感が特徴であり、フライパンでの手際よい作業によって失敗なく美しく作ることができます。
おせち料理の一品としてはもちろん、日々の食卓やおつまみにも最適な、味わい深い和の伝統料理をぜひお試しください。
