テレビや雑誌で大活躍の料理研究家、藤井恵さんのオリジナルレシピ「マーボー里芋」の作り方を詳しくご紹介します。麻婆豆腐や麻婆茄子といった定番の麻婆シリーズに、ホクホクとした食感の里芋を合わせた、ごはんが止まらなくなる一品です。
藤井恵さん直伝のこのレシピの最大の特徴は、面倒な皮むきや下茹でが必要ない「冷凍カット里芋」を使用している点です。
泥を落としたり、ぬめりを取ったりといった手間のかかる作業をすべてカットできる冷凍野菜を活用することで、調理時間を大幅に短縮し、忙しい平日の夜でも手軽に本格的な中華のおかずを作ることができます。また、里芋のねっとりとした食感が、ピリッと辛い肉みそと絶妙に絡み合い、食べ応えも抜群です。
香味野菜の豊かな香りと豆板醤の辛味、そして仕上げにふりかける粉ざんしょうが、お店のような本格的な味わいを演出します。フライパン一つでパパッと手際よく作れる手軽さも魅力の、藤井恵さんの素晴らしいレシピをぜひご家庭の献立に取り入れてお試しください。
【藤井恵さんのレシピ】マーボー里芋の作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings5
minutes15
minutes320
kcal20
minutesテレビや雑誌で大活躍の料理研究家、藤井恵さんのオリジナルレシピ「マーボー里芋」の作り方を詳しくご紹介します。麻婆豆腐や麻婆茄子といった定番の麻婆シリーズに、ホクホクとした食感の里芋を合わせた、ごはんが止まらなくなる一品です。
材料
冷凍カット里芋(1.5cm厚さのいちょう形) 300g
豚ひき肉 150g
豆板醤(トーバンジャン) 大さじ1/2
粉ざんしょう 適宜
サラダ油 小さじ1
酒 大さじ1
【A】
ねぎ(みじん切り) 1/4本分(25g)
にんにく(みじん切り) 1かけ分
しょうが(みじん切り) 1かけ分
【B】
水 カップ3/4
みそ 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
【水溶きかたくり粉】
水 小さじ2
かたくり粉 小さじ1
作り方
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、ひき肉を入れてほぐす。酒大さじ1をふり、パラリとするまで炒める。
- ひき肉を端に寄せ、あいたところで豆板醤を炒める。香りがたったら凍ったままの 冷凍カット里芋 を加え、炒め合わせる。
- 【A】を加えて炒め、香りがたったら混ぜ合わせた【B】を加える。煮立ったらふたをし、中火で5~6分間煮る。
- よく混ぜた【水溶きかたくり粉】を加え、混ぜながら煮立ててとろみをつける。器に盛り、好みで粉ざんしょうをふる。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (マーボー里芋)
マーボー里芋を美味しく作る3つの極意
ひき肉は酒をふってパラリとなるまで炒める
ひき肉を炒める際の重要なポイントです。フライパンにサラダ油を中火で熱してひき肉を入れたら、酒大さじ1をふりかけます。酒を加えることで、豚肉特有の臭みを消す効果があると同時に、お肉がふっくらと仕上がります。また、塊にならないようにほぐしながら、しっかりとパラリとするまで炒めることが大切です。
ここでしっかりと炒めてお肉の旨みを引き出すことで、後から加える調味料や里芋に肉のコクがしっかりと行き渡り、料理全体の味が格段に美味しく仕上がります。
豆板醤は油で炒めて香りを引き出す
麻婆料理の味の決め手となる豆板醤の扱い方にも、美味しく仕上げるコツがあります。ひき肉がパラリと炒まったら、フライパンの端に寄せ、空いたスペースで豆板醤を炒めます。豆板醤はそのまま具材に混ぜるのではなく、油と触れさせて加熱することで、特有の辛味と香りが劇的に引き立ちます。
香りがしっかりと立ってから、凍ったままの冷凍カット里芋を加えて炒め合わせることで、里芋の表面に風味豊かな辛味がコーティングされ、本格的な深い味わいの中華のおかずになります。
冷凍里芋は凍ったまま加えて煮込む
このレシピの最大の時短ポイントである「冷凍カット里芋」は、事前に解凍せずに凍ったままフライパンに加えるのが正解です。豆板醤を炒めたあとに凍ったまま加え、ひき肉と炒め合わせた後、香味野菜と合わせ調味料を加えます。
煮立ったらふたをして中火で5〜6分間煮ることで、里芋の中までしっかりと火が通り、ホクホクとした食感に仕上がります。最後に水溶きかたくり粉でとろみをつけることで、里芋に旨味たっぷりのあんがしっかりと絡みつきます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
藤井恵さん直伝の「マーボー里芋」は、豆板醤のピリッとした辛味と、豚ひき肉の旨み、そして里芋のホクホク感が特徴の濃厚な味わいです。このしっかりとした味付けの料理には、果実味が豊かで少しスパイシーなニュアンスを持つ赤ワインがよく合います。
例えば、シラーズやグルナッシュといったブドウ品種を使ったミディアムボディからフルボディの赤ワインがおすすめです。ワインの持つスパイシーさが、豆板醤や仕上げの粉ざんしょうの風味と見事に同調し、里芋の素朴な甘みを引き立ててくれます。
また、ビールを合わせるなら、コクのあるペールエールや、少し苦味の効いたIPAなどが、肉みその濃厚な味わいをスッキリと洗い流してくれて相性抜群です。もちろん、炊きたての白いご飯との相性は言うまでもありません。
保存テクニックと温め直し方
出来上がったマーボー里芋は、粗熱を取ってから密閉できる清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の場合、約2〜3日を目安に食べ切ることをおすすめします。温め直す際は、電子レンジでしっかりと中心まで加熱するか、小鍋に移して弱火で焦げないように温めてください。
冷凍保存に関しては、里芋の食感が変わり、ボソボソとしてしまう可能性があるため、あまりおすすめできません。なるべく作ってから早めに、風味豊かなうちに美味しくいただきましょう。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、人気料理研究家の藤井恵さん直伝、「マーボー里芋」の作り方をご紹介しました。面倒な下ごしらえが必要な里芋も、冷凍カット里芋を使うことで、忙しい日でも手軽に作れる素晴らしいレシピです。
豚ひき肉の深い旨味と豆板醤のピリッとした辛味、そしてにんにくやしょうがといった香味野菜の風味が食欲をそそり、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても大活躍間違いなしの一品です。フライパン一つで炒めて煮るだけのシンプルな工程ながら、本格的な中華の味わいが家庭で手軽に再現できます。
仕上げに粉ざんしょうを振ることで、さらに華やかな香りが引き立ちますので、ぜひお好みで試してみてください。今日の夕飯のメインディッシュに、ぜひこのレシピを活用して、家族みんなで美味しい食卓を囲んでください。
