村田吉弘さんのレシピをご紹介します。春の訪れを感じさせてくれる旬の食材をふんだんに使用した、上品で彩り豊かな一品です。ふきやうどといった春の山菜特有の爽やかな風味と、旨みが凝縮されたほたるいかの絶妙な組み合わせが楽しめます。
家庭の食卓をパッと華やかに彩るだけでなく、素材の持ち味を最大限に引き出すための丁寧な下処理や、料理の仕上がりを美しく見せるための工夫が詰まっています。
西京みそベースのまろやかでコクのあるドレッシングが、山菜のほろ苦さとほたるいかの濃厚な味わいを優しく包み込み、最後にあしらう木の芽の清々しい香りが全体を引き締めます。
特別な日の食卓にはもちろん、季節の移ろいを感じたいときのおもてなし料理としてもぴったりな、心まで満たされる本格的な味わいをぜひお楽しみください。
【村田吉弘さんのレシピ】ふきとほたるいかの木の芽サラダの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings20
minutes5
minutes185
kcal25
minutes村田吉弘さんのレシピをご紹介します。春の訪れを感じさせてくれる旬の食材をふんだんに使用した、上品で彩り豊かな一品です。ふきやうどといった春の山菜特有の爽やかな風味と、旨みが凝縮されたほたるいかの絶妙な組み合わせが楽しめます。
材料
ふき 2本
うど 8cm
ほたるいか(ゆでたもの) 10匹
木の芽 適量
塩 少々
【ドレッシング】
【A】
西京みそ 大さじ1
酢 大さじ1
練りがらし 小さじ1~2
塩 少々(約1g)
オリーブ油 大さじ1
【B】
水 カップ1
塩 大さじ1弱
レモン 1/4コ
作り方
- 【ドレッシング】をつくる。ボウルに【A】を入れてしっかり混ぜ、オリーブ油を少量ずつ加えて混ぜる。
- ポイント
- 食材の色を生かすために、【ドレッシング】には西京みそを使って淡い色に仕上げる。
- ふきは鍋に入る長さに切って塩少々をふり、板ずりをする。鍋に湯を沸かしてふきをサッとゆで、取り出したら冷水にとって皮と筋を除く。太かったら縦半分に切り、4cm長さに切る。
- うどは厚めに皮をむき、4cm長さに切ってから、縦に4~6等分に切る。
- ほたるいかは目と口を取り、胴と足の隙間から軟骨を取り除く。
- ボウルに【B】の水と塩を入れて塩を溶かし、レモンを搾る。 2 、 3 をくぐらせ、ざるに上げる。
- ポイント
- ふきとうどはレモン塩水にくぐらせることで、アクが抜けて色も鮮やかに。軽い塩味もつく。
- 1 のボウルに 4 、 5 を加え、全体を混ぜて器に盛り、木の芽をちぎって散らす。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (ふきとほたるいかの木の芽サラダ)
ふきとほたるいかの木の芽サラダを美味しく作る3つの極意
食材の色を生かす淡い色のドレッシング
食材の色を生かすために、【ドレッシング】には西京みそを使って淡い色に仕上げます。ボウルに【A】の西京みそ、酢、練りがらし、塩、オリーブ油を入れてしっかり混ぜ合わせることで、一体感のあるまろやかな味わいが生まれます。
赤みそではなく西京みそを選ぶことで、仕上がりの見た目が美しくなり、春の山菜やほたるいかの繊細な色合いを引き立てることができます。練りがらしのピリッとしたアクセントが全体を引き締め、上品でありながらも飽きのこない味わいに仕上がります。
レモン塩水にくぐらせてアクを抜き色を鮮やかに
ボウルに【B】の水と塩を入れて塩を溶かし、レモンを搾ったレモン塩水を用意します。下処理をしてサッとゆでたふきや、厚めに皮をむいて切ったうどをこのレモン塩水にくぐらせてからざるに上げます。ふきとうどはレモン塩水にくぐらせることで、アクが抜けて色も鮮やかに仕上がります。
さらに、軽い塩味もつくことで素材自体の味がぼやけず、ドレッシングとの馴染みもより一層良くなります。ひと手間を加えることで、プロのような美しい仕上がりと食感を実現できます。
ほたるいかの丁寧な下処理で口当たりを良くする
ほたるいかは目と口を取り、胴と足の隙間から軟骨を取り除く丁寧な下処理を行います。このひと手間をしっかりと行うことで、食べたときの口当たりが格段に良くなり、不快な硬さや雑味が残るのを防ぐことができます。
下処理を終えたほたるいかは、レモン塩水にくぐらせたふきやうどと一緒に、あらかじめ作っておいた西京みそベースのドレッシングのボウルに加えて全体を優しく混ぜ合わせます。最後に器に盛り付け、木の芽をちぎって散らすことで、香りと彩りが完璧に調和した極上のサラダに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「ふきとほたるいかの木の芽サラダ」には、春の山菜特有の爽やかな苦みや、ほたるいかの濃厚な旨み、そして西京みそとレモンの風味が調和した繊細な味わいに寄り添う飲み物がよく合います。
お酒を選ぶなら、すっきりとした酸味と軽やかな口当たりの辛口の白ワインや、フルーティーで爽やかな香りの日本酒(吟醸酒など)が非常におすすめです。
ワインの場合は、ミネラル感があり柑橘系のニュアンスを感じるソーヴィニヨン・ブランやシャブリなどを合わせることで、料理全体の酸味と風味が心地よく調和し、お互いの美味しさを一層引き立て合います。
保存テクニックと温め直し方
このサラダは、食材の食感や色合い、そして木の芽の香りを楽しむお料理ですので、基本的には調理後すぐにお召し上がりいただくのが最もおすすめです。
どうしても保存したい場合は、ドレッシングと和える前の状態(下処理を終えて水気を切ったふきやうど、下処理済みのほたるいか)でそれぞれの容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。ただし、時間が経つと水分が出て食感が損なわれる可能性があるため、できるだけ早めにお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
村田吉弘さんのレシピによる「ふきとほたるいかの木の芽サラダ」は、春の味覚を存分に堪能できる上品で美しい和風サラダです。ふきの板ずりとゆで方、うどの皮むき、そしてほたるいかの目・口・軟骨の丁寧な取り除き方といった基本の下処理をしっかり行うことで、プロのような仕上がりになります。
さらに、水と塩、レモンで作ったレモン塩水にふきとうどをくぐらせることで、アクが綺麗に抜けて色鮮やかに仕上がり、軽い塩味も加わります。西京みそ、酢、練りがらし、塩、オリーブ油を合わせた淡い色のドレッシングが、山菜のほろ苦さとほたるいかの旨みを引き立てます。
最後にちぎって散らす木の芽の香りがふわっと広がり、目でも舌でも春の訪れを感じられる素晴らしい一品です。
