今回は、日本料理の巨匠である村田吉弘さんのレシピをご紹介します。ひじきとえんどう豆のばらずしは、豊かな磯の香りと旬を迎えたえんどう豆の鮮やかな緑色が食卓をパッと明るく彩る、上品で味わい深い一品です。
村田吉弘さん直伝のレシピでは、乾燥ひじきやちりめんじゃこを米と一緒に炊き込むことで、旨味をしっかりと米の一粒一粒に行き渡らせるのが特徴です。さらに、細かく仕上げたいり卵や爽やかな香りを添える木の芽など、細部までこだわりが詰まっています。
特別な日の食卓はもちろん、春の行楽や おもてなしの席にもぴったりの華やかな仕上がりになります。手に入りやすい食材を使いながらも、本格的な日本料理の技法がしっかりと組み込まれており、家庭のキッチンでもプロの味わいを再現することができます。
ぜひこの機会に村田吉弘さんのレシピを試して、味わい深いばらずし作りに挑戦してみてください。
【村田吉弘さんのレシピ】ひじきとえんどう豆のばらずしの作り方
Course: 主食Cuisine: 和食2
servings35
minutes25
minutes520
kcal60
minutes今回は、日本料理の巨匠である村田吉弘さんのレシピをご紹介します。ひじきとえんどう豆のばらずしは、豊かな磯の香りと旬を迎えたえんどう豆の鮮やかな緑色が食卓をパッと明るく彩る、上品で味わい深い一品です。
材料
ひじき(乾) 20g
米 360ml(2合)
ちりめんじゃこ 20g
卵 6コ
えんどう豆(さやから出して) 150g
木の芽 適量
サラダ油 大さじ2
塩
【すし酢】
塩 大さじ1/2
砂糖 大さじ2
酢 大さじ3
作り方
- ひじきは袋の表示どおりに戻し、水けをしっかりきる。米は洗い、ざるに上げて30分間おく。
- 炊飯器に米、ひじき、ちりめんじゃこ、水360mlを加えて普通に炊く。
- すし酢の材料を小さめの鍋に入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火から下ろして冷ます。
- 表面加工のしてあるフライパンにサラダ油大さじ2を熱し、卵を溶いて加える。菜箸5~6本でかき混ぜ、細かいいり卵をつくる。えんどう豆は柔らかくなるまで塩ゆでする。
- 2 が炊けたら盤台かボウルにあけ、すし酢を加えて混ぜ合わせる。いり卵の2/3量とえんどう豆を加え、ザックリと混ぜる。
- 器に盛り、残りのいり卵と木の芽をあしらう。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (ひじきとえんどう豆のばらずし)
ひじきとえんどう豆のばらずしを美味しく作る3つの極意
ひじきとちりめんじゃこと一緒に米を炊き込む旨味の技
このレシピの大きな特徴は、米、戻したひじき、ちりめんじゃこ、そして水360mlを炊飯器に一緒にセットして普通に炊き上げるところにあります。あらかじめ具材を別で煮含めるのではなく、米と一緒に炊くことで、ひじきやちりめんじゃこから出る旨味が水分全体に溶け込み、お米の芯までしっかりと旨味が染みわたります。
炊き上がったときには、ふっくらとしたお米全体に海の風味が広がり、奥深い味わいのベースがしっかりと作られます。
菜箸5〜6本を使って細かく仕上げる特製いり卵
表面加工のしてあるフライパンにサラダ油大さじ2を熱し、溶き卵を加えたら、菜箸を5〜6本使って一気にかき混ぜて細かいいり卵をつくります。通常の箸の本数よりも多い箸を使うことで、卵が大きな塊にならず、細かくて口当たりのよい美しい仕上がりになります。
この細かいいり卵の3分の2量をすし飯にザックリと混ぜ込み、残りの3分の1量を盛り付け時にあしらうことで、食感のアクセントと彩りの両方を引き立てることができます。
絶妙なタイミングで加えるえんどう豆の鮮やかな彩りと食感
えんどう豆はさやから出し、柔らかくなるまでしっかりと塩ゆでにして下準備を行います。炊き上がったすし飯にすし酢を混ぜ合わせた後、いり卵の3分の2量と一緒にこの塩ゆでにしたえんどう豆を加えてザックリと混ぜ合わせます。
あらかじめ柔らかくゆでておくことで、すし飯の温かさや酸味となじみやすくなり、噛んだときにふんわりと広がる豆の甘みと、見た目の鮮やかな緑色が全体を引き締める重要な役割を果たします。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ひじきとえんどう豆のばらずしには、すし酢の爽やかな酸味とちりめんじゃこやひじきの優しい磯の旨味を引き立てる飲み物がよく合います。お酒を楽しむ場合は、すっきりとした辛口の日本酒や、フルーティーで軽やかな白ワインが非常によく調和します。
例えば、日本の伝統的な和食の味わいに寄り添うすっきりとした純米酒を選ぶと、お米の甘みと魚介の風味が心地よく引き立ちます。
また、洋風のニュアンスをプラスしたい場合には、シャブリやソーヴィニヨンブランといったミネラル感豊かな白ワインを合わせることで、お互いの持ち味を高め合い、上品なマリアージュを堪能することができます。
保存テクニックと温め直し方
調理したばらずしを保存する際は、乾燥を防ぐためにラップをしっかりと密着させるか、密閉容器に入れて保存してください。基本的にはその日のうちにお召し上がりいただくのが最も美味しく風味が損なわれません。
冷蔵庫で保存する場合は、お米が固くなりやすいため、食べる少し前に常温に戻すか、乾燥を防ぐための工夫をしてください。また、暑い季節や長時間の保存には十分に注意し、衛生面に配慮しながら早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、村田吉弘さんのレシピによるひじきとえんどう豆のばらずしの作り方をご紹介しました。乾燥ひじきやちりめんじゃこを米と一緒に炊き込み、旨味をぎゅっと閉じ込めたお米に、特製のすし酢を合わせてベースを作ります。
さらに、菜箸を多く使って細かく仕上げた風味豊かな「いり卵」と、柔らかく塩ゆでした「えんどう豆」をザックリと混ぜ合わせることで、食感と彩りのバランスが抜群の一品に仕上がります。
器に盛り付けた後、残りのいり卵と爽やかな香りの「木の芽」をあしらうことで、見た目にも美しく、おもてなしの席にもふさわしい華やかさを演出できます。特別な技術がなくても、手順に沿って丁寧に調理することで、ご家庭で本格的な日本料理の味わいを再現することができます。
ぜひこのレシピを参考に、春の訪れを感じさせる優しい味わいのばらずしをご自宅で楽しんでみてください。
