村田吉弘さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、素材の持ち味を最大限に引き出した上品な一品「さけの酒蒸し」です。生ざけの切り身に塩をふってしっかりと下味をつけることで、身の旨味が凝縮され、パサつかずにしっとりとした食感に仕上がります。
さらに、昆布を敷いて蒸し上げることで、磯の香りと豊かな出汁が食材全体に行き渡り、シンプルながらも奥深い味わいを生み出します。絹ごし豆腐のなめらかな口当たりとうどのシャキシャキとした食感、そして仕上げに添える木の芽の爽やかな香りがアクセントとなり、最後まで飽きることなく楽しめます。
うす口しょうゆを使って澄んだ煮汁に仕上げるコツなど、プロならではの丁寧な仕事ぶりが光るレシピです。ご家庭の食卓を料亭のような上品なひとときに彩ってくれること間違いなしの本格的な味わいを、ぜひじっくりとお楽しみください。
【村田吉弘さんのレシピ】さけの酒蒸しの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings1
hour5
minutes6
minutes210
kcal71
minutes村田吉弘さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、素材の持ち味を最大限に引き出した上品な一品「さけの酒蒸し」です。生ざけの切り身に塩をふってしっかりと下味をつけることで、身の旨味が凝縮され、パサつかずにしっとりとした食感に仕上がります。
材料
生ざけ(切り身) 2切れ(1切れ80g。)
絹ごし豆腐 1/3丁
昆布(5cm角) 2枚
うど 9cm
木の芽 6枚
塩
酒 カップ1
うす口しょうゆ 小さじ1
作り方
- さけは塩少々(さけの重量の約1%)を全体にふり、1時間以上おく。豆腐は半分に切る。うどは皮をむいて、3cm長さに切り、太い部分は縦半分に切る。
- ポイント
- 塩はまんべんなくふる。4%の塩水に1時間つけてもよい。
- フライパンに昆布を敷き、 1 のさけ、豆腐をのせ、水カップ1+1/2と酒を注いで強火にかける。
- 5分間ほど煮汁をかけながら火を通し、うど、うす口しょうゆ、塩一つまみを加え、アクを取りながらサッと煮る。
- ポイント
- うす口しょうゆで味をつけ、アクを取りながら澄んだ煮汁に仕上げる。
- 器に昆布、さけ、豆腐、うどを盛り、煮汁をかけて木の芽をのせる。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (さけの酒蒸し)
さけの酒蒸しを美味しく作る3つの極意
さけへの事前の塩ふりと置き時間
さけは塩少々(さけの重量の約1%)を全体にふり、1時間以上おきます。まんべんなく塩をふることで、さけの余分な水分が抜け、身が引き締まるとともに旨味が凝縮されます。時間がない場合は4%の塩水に1時間つけてもよく、この丁寧な下ごしらえが仕上がりの美味しさを大きく左右する重要なポイントとなります。
昆布を敷いたフライパンでの蒸し煮
フライパンの底に昆布を敷き、その上に下味をつけたさけと豆腐をのせます。水カップ1と1/2と酒を注いで強火にかけ、5分間ほど煮汁をかけながら火を通します。昆布の旨味が煮汁に溶け出し、酒の風味とともにさけや豆腐にしみ込んで、全体に一体感のある豊かな味わいを作り出します。
うどの投入タイミングと澄んだ煮汁の仕上げ
うどは皮をむいて3cm長さに切り、太い部分は縦半分に切って使用します。さけに5分間ほど火を通したタイミングで、うど、うす口しょうゆ、塩一つまみを加え、アクを取りながらサッと煮ます。うす口しょうゆで上品な味をつけ、丁寧においしくアクを取り除くことで、見た目にも美しい澄んだ煮汁に仕上げます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
さけの酒蒸しには、すっきりとした辛口の日本酒がよく合います。昆布の旨味やさけの豊かな味わいを邪魔せず、むしろ素材の風味を引き立ててくれる冷酒や常温のお酒がベストマッチです。
また、ワインをお探しの場合は、軽やかでフルーティーな白ワインや、ミネラル感のあるシャブリなどを選ぶと、うどの爽やかな香りとうす口しょうゆの上品な塩気と調和し、お互いの美味しさを引き立て合います。食中酒としてゆっくりと楽しむことで、料理全体の味わいがより一層引き立ち、贅沢なひとときを演出してくれます。
保存テクニックと温め直し方
この料理は、作り立ての最も風味や食感が良い状態で召し上がっていただくことをおすすめします。もし余ってしまった場合は、清潔な保存容器に移し替えて冷蔵庫で保存してください。翌日中には食べ切るようにし、温め直す際は、風味が損なわれないよう優しく加熱してください。
ただし、絹ごし豆腐やうどの食感が変わることがあるため、できるだけ早めにお召し上がりいただくのが最適です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
村田吉弘さんのレシピによる「さけの酒蒸し」は、素材の持ち味を丁寧に引き出した本格的な和食の魅力が詰まった一品です。生ざけに塩をふって1時間以上おくという丁寧な下準備から始まり、フライパンに昆布を敷いて蒸し上げることで、奥深い旨味を引き出します。
絹ごし豆腐のなめらかさとうどのシャキッとした食感が絶妙なコントラストを生み出し、うす口しょうゆと塩で仕上げた澄んだ煮汁が全体を優しく包み込みます。仕上げの木の芽の爽やかな香りがアクセントとなり、一口ごとに料亭のような上品な味わいをご家庭で堪能できます。
特別な日の食卓はもちろん、心も体も温まる優しい一品として、ぜひ作ってみてください。
