村田吉弘さんのレシピをご紹介します。春の訪れを告げる山菜の代表格であるふきを贅沢に使った、香り高い「ふきご飯」です。米はしっかりと洗ってざるに上げ、30分間おくことで芯まで均一に水分を行き渡らせます。
ふきの葉と一緒に炊き上げることで、炊飯器を開けた瞬間に爽やかな香りが広がり、ご飯全体に自然な風味と美しい緑色が移ります。また、ふきは塩で板ずりをしてから鮮やかにゆでることで特有のアクをしっかりと抜き、食感と色合いを最高な状態に仕上げます。
炊き上がったご飯に下ごしらえしたふきを混ぜ合わせることで、シャキッとした食感と豊かな風味が絶妙なバランスで調和します。素材の持ち味を最大限に引き出す日本料理の知恵が詰まった、心温まる絶品の炊き込みご飯をぜひお楽しみください。
【村田吉弘さんのレシピ】ふきご飯の作り方
Course: 主食Cuisine: 和食3
servings20
minutes50
minutes257
kcal70
minutes村田吉弘さんのレシピをご紹介します。春の訪れを告げる山菜の代表格であるふきを贅沢に使った、香り高い「ふきご飯」です。米はしっかりと洗ってざるに上げ、30分間おくことで芯まで均一に水分を行き渡らせます。
材料
米 300ml(カップ1+1/2)
ふきの葉 2枚
ふき 100g(正味。)
塩 適量
【合わせ地】1:3:120
塩 2.5ml(小さじ1/2)
酒 7.5ml(小さじ1+1/2)
水 300ml(カップ1+1/2)
作り方
- 米は洗い、ざるに上げて30分間おく。米、ふきの葉、【合わせ地】を炊飯器に入れ、普通に炊く。
- ふきは塩適量で板ずりし、色が鮮やかになるまでゆでる。水にとり、皮をむいて小口切りにする。
- ポイント
- 板ずりと下ゆでをし、ふきのアクを除く。
- 1 が炊き上がったらふきの葉を除き、 2 を加えて混ぜる。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (ふきご飯)
ふきご飯を美味しく作る3つの極意
米の浸水とふきの葉と一緒に炊き上げる風味付け
米は洗い、ざるに上げて30分間おくことで、炊き上がりの食感がふっくらと仕上がります。さらに、米と一緒にふきの葉を2枚入れて普通に炊き上げることで、葉に含まれる爽やかな香りと淡い緑色の風味をご飯全体にしっかりと染み込ませることができます。
炊き上がった後にふきの葉は取り除くため、えぐみが残らず上品な香りだけを楽しむことができる工夫となっています。
ふきの板ずりと下ゆでによるアク抜き
ふきは適量の塩を使って板ずりを行い、表面の産毛を取り除くとともに色を鮮やかに整えます。その後、色が鮮やかになるまでゆでることで、ふき特有のアクやえぐみをしっかりと抜き、食べたときの口当たりを良くします。この丁寧な下処理を行うことで、ふき本来の清々しい香りと心地よい食感が引き立ちます。
ゆでたふきの小口切りと炊き上がり後の混ぜ合わせ
下ゆでして水にとったふきは、皮をむいてから細かく小口切りにします。1でしっかりと炊き上がったご飯からふきの葉を除いた後、この細かく切ったふきを加えて全体を均一に混ぜ合わせます。
あらかじめご飯と一緒に炊き込まずに後から混ぜることで、ふきのシャキッとした心地よい食感と美しい色合いが損なわれず、噛むほどに広がる風味を堪能できます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ふきご飯の上品で爽やかな香りと、シャキッとした食感には、すっきりとした辛口の日本酒や、フルーティーで酸味の穏やかな白ワインが非常によく合います。特に、ミネラル感や爽快感のある日本酒(純米酒や吟醸酒)を合わせることで、ふきの持つほろ苦さと清々しい香りが引き立ちます。
また、お茶と一緒に楽しむなら、香ばしいほうじ茶や、すっきりとした緑茶が食事の味わいを引き立ててくれます。
保存テクニックと温め直し方
炊き上がったふきご飯は、乾燥を防ぐために熱いうちにラップに包むか、密閉容器に入れて保存してください。冷蔵保存の場合は2〜3日以内にお召し上がりいただき、食べる際に電子レンジで温め直してください。
長期間保存したい場合は、1食分ずつ小分けにして冷凍保存用ポリ袋ラップに包み、冷凍庫で約2〜3週間保存可能です。解凍時は電子レンジでしっかりと加熱してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
村田吉弘さんのレシピによる「ふきご飯」は、春の味覚であるふきの香りと食感を存分に楽しめる伝統的な炊き込みご飯です。米をしっかりとざるに上げて30分間おき、ふきの葉と一緒に炊き上げることで、ご飯全体に爽やかな香りと風味が染み渡ります。
また、ふきは塩で板ずりをしてからゆでてアクを抜き、皮をむいて小口切りにしたうえで、炊き上がったご飯に後から混ぜ合わせるため、シャキッとした食感と鮮やかな色合いが際立ちます。合わせ地の塩と酒が素材の旨味を引き立て、シンプルながらも奥深い味わいに仕上がります。
ご家庭で本格的な日本料理の技法を手軽に再現できる、春の食卓にぴったりの逸品です。
