田村隆さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、滋味深い味わいが心身に染みわたる「根ブー椀」です。根菜の豊かな風味と豚肉の旨味が絶妙に溶け込んだ、食べ応え抜群の汁物料理です。ごぼうの香ばしさと細切りにされたにんじんの甘みがスープ全体に広がり、シンプルながらも奥深い味わいを楽しむことができます。
さらに、手でちぎって加えた木綿豆腐には旨味がしっかりと染み込み、ふんわりとしたとろろ昆布と爽やかなみつばが全体の味を引き締めてくれます。仕上げに振る黒こしょうがピリッとしたアクセントとなり、最後まで飽きのこない仕上がりになっています。心も体も温まる、毎日の食卓にぜひ取り入れたい一品です。
【田村隆さんのレシピ】根ブー椀の作り方
Course: 汁物Cuisine: 和食4
servings15
minutes15
minutes296
kcal30
minutes田村隆さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、滋味深い味わいが心身に染みわたる「根ブー椀」です。根菜の豊かな風味と豚肉の旨味が絶妙に溶け込んだ、食べ応え抜群の汁物料理です。ごぼうの香ばしさと細切りにされたにんじんの甘みがスープ全体に広がり、シンプルながらも奥深い味わいを楽しむことができます。
材料
豚こま切れ肉 200g
ごぼう 50g
にんじん 150g
木綿豆腐 1丁
みつば 1袋(50g)
とろろ昆布 10g
サラダ油 大さじ1
酒 カップ1/2
黒こしょう
水 カップ3
【A】
しょうゆ 大さじ2
塩 小さじ1
作り方
- ごぼうは洗って細いささがきにし、水に放してアクをぬく。にんじんは皮をむいて4~5cm長さの細切りにする。みつばはにんじんの長さに合わせて切る。豚肉はザク切りにする。
- 鍋にサラダ油を強火で熱し、水けをきったごぼう、にんじんを入れていためる。油が回ったら肉を加え、サックリといため合わせる。肉の色がほぼ変わったら水、酒を加えて煮立てる。
- アクが寄ってきたら、火を軽く弱めながら表面全体のアクを取り、豆腐を手でちぎって入れる。再び煮立ったら火を止めて休ませ、豆腐に味を含ませる。
- 再び中火にかけ、【A】、みつば、とろろ昆布を加えてひと煮立ちしたら椀に盛り、黒こしょうをひく。
メモ
- 田村隆さんのレシピ (根ブー椀)
根ブー椀を美味しく作る3つの極意
ごぼうとから煎りした根菜の旨味引き出し
このレシピのポイントは、鍋にサラダ油を強火で熱し、水けをきったごぼうとにんじんをしっかりと炒め合わせる点です。油が全体に回ることで根菜の香りと甘みが引き出され、スープに深いコクが生まれます。さらに豚肉を加えてサックリと炒め合わせることで、肉の旨味が野菜にしっかりと絡み、煮込んだ際の一体感が増します。
豆腐を手でちぎって味を含ませる絶妙なタイミング
アクを取った後に木綿豆腐を手でちぎって入れることが重要なポイントです。包丁で切るのではなく手でちぎることで、断面が不規則になり、煮汁やスープの味がより染み込みやすくなります。再び煮立った後に一度火を止めて休ませることで、余熱を活かして豆腐の内部までしっかりと味を含ませることができます。
仕上げのみつば・とろろ昆布と黒こしょうのアクセント
再び中火にかけ、【A】の調味料とともに、みつばととろろ昆布を加えてひと煮立ちさせます。みつばの爽やかな香りにとろろ昆布のとろみと風味が加わることで、椀全体の味わいがぐっと豊かになります。最後に椀に盛り付けてから黒こしょうをひくことで、全体の味が引き締まり、香り高い仕上がりになります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
根ブー椀には、すっきりとした辛口の日本酒や、冷えた白ワインがよく合います。ごぼうや豚肉の豊かな旨味、とろろ昆布の風味を、キレのあるお酒が心地よく流してくれます。特に、爽やかな酸味を持つ白ワインや、すっきりとした喉越しの純米酒を選ぶことで、料理の持つ出汁の旨味や根菜の自然な甘みが一層引き立ちます。
温かい椀物と冷たいお酒のコントラストも楽しめる組み合わせです。
保存テクニックと温め直し方
作った料理は、粗熱を取った後に密閉容器に移し、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は2〜3日以内です。再加熱する際は、風味やみつばの食感を損なわないよう、食べる分だけを鍋に移して優しく温め直してください。
なお、豆腐の食感が変わる可能性があるため、長期間の保存は避け、早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
田村隆さんによる「根ブー椀」は、ごぼうやにんじんといった根菜の豊かな風味と豚肉の旨味が詰まった、満足感のある汁物です。細切りにした根菜を油で炒めてから煮込むことで香ばしさとコクを引き出し、手でちぎった木綿豆腐にしっかりと味を含ませることで、一口ごとに深みのある味わいを楽しめます。
仕上げに加えるみつば、とろろ昆布、そしてピリッと効かせた黒こしょうが絶妙なアクセントとなり、最後まで飽きることなく美味しくいただけます。手軽な材料でありながら丁寧な工程を経ることで、食卓を温かく彩る極上の椀物にしあがります。
