プロの料理人が提案する極上のレシピをご紹介します。今回は、数々の名店で腕を振るってきた谷昇さんによる「まぐろのフレッシュラタトゥイユソース」です。この料理は、旨味が凝縮されたまぐろに、みずみずしい野菜をふんだんに使ったフレッシュなラタトゥイユソースを合わせた、洗練された一皿となっています。
まぐろには両面に熱湯を回しかける霜降りの下処理を施し、しょうゆとみりんを合わせた漬けダレにしっかりと漬け込むことで、味わいに深いコクと旨味が生まれます。
一方のソースは、トマトの果肉と種を分ける丁寧な作業から始まり、なすやズッキーニを塩もみして水けをきり、たまねぎやパプリカといった色鮮やかな夏野菜を合わせてしっかりと味をなじませます。
火を使わずに仕上げるフレッシュなソースは、野菜本来のシャキシャキとした食感と爽やかな酸味が際立ち、しっとりとしたまぐろの旨味を極限まで引き立ててくれます。器にソースをたっぷりと敷き、薄く切ったまぐろを美しく並べる盛り付けも魅力的で、食卓を華やかに彩ってくれること間違いなしの逸品です。
ぜひ今回のレシピを参考に、ご自宅で本格的なプロの味わいをお楽しみください。
【谷昇さんのレシピ】まぐろのフレッシュラタトゥイユソースの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings30
minutes20
minutes285
kcal50
minutesプロの料理人が提案する極上のレシピをご紹介します。今回は、数々の名店で腕を振るってきた谷昇さんによる「まぐろのフレッシュラタトゥイユソース」です。この料理は、旨味が凝縮されたまぐろに、みずみずしい野菜をふんだんに使ったフレッシュなラタトゥイユソースを合わせた、洗練された一皿となっています。
材料
まぐろ(刺身用/さく) 150g
しょうゆ カップ1/2
みりん カップ1/4
塩 少々
【フレッシュラタトゥイユソース】つくりやすい分量
トマト 2コ(300g)
なす 3コ(180g)
ズッキーニ 1本(140g)
たまねぎ 1/4コ(50g)
パプリカ(赤) 1コ(80g)
にんにく(みじん切り) 1/4かけ分
赤ワインビネガー 小さじ2(または酢。)
オリーブ油 大さじ1
塩 小さじ2/3
こしょう 少々
作り方
- まぐろは両面に熱湯を回しかける(霜降り)。しょうゆカップ1/2、みりんカップ1/4をバットに合わせ、まぐろを10分間つける。裏返してさらに10分間つける。
- 【フレッシュラタトゥイユソース】をつくる。トマトは皮を湯むきし、果肉と種に分ける。果肉は5mm角に切ってボウルに入れ、種はざるでこして汁のみをボウルに加える。
- なすとズッキーニは5mm角に切り、それぞれ塩少々をふってあえ、10分間おいて水けをきる。たまねぎとパプリカは5mm四方に切る。残りの材料とともに 2 のボウルに加えて全体をあえ、30分〜1時間おいてなじませる。
- 器に 3 適量を敷き、 1 を薄く切ってのせる。
メモ
- 谷昇さんのレシピ (まぐろのフレッシュラタトゥイユソース)
まぐろのフレッシュラタトゥイユソースを美味しく作る3つの極意
まぐろの霜降りとかつお・みりん漬けの工程
まぐろは調理の最初に両面へ熱湯を回しかけて霜降りの処理を行います。このひと手間によって、まぐろの表面の臭みが取り除かれ、すっきりとした味わいに仕上がります。その後、しょうゆカップ1/2とみりんカップ1/4を合わせたバットにまぐろを入れ、10分間漬けてから裏返し、さらに10分間しっかりと漬け込みます。
時間をかけてタレを均一に含ませることで、まぐろ全体に上品な下味がつき、ソースとの一体感が格段に高まります。
トマトの果肉と種を分ける丁寧な下ごしらえ
フレッシュラタトゥイユソースのベースとなるトマトは、まず皮を湯むきしてから果肉と種に分けることが重要です。果肉は5mm角に切ってボウルに入れ、種はざるでこして抽出した汁のみをボウルに加えます。
この工程を経ることで、ソースが水っぽくならず、トマトの濃厚な果肉感とピュアな旨味を存分にソースに閉じ込めることができます。細部までこだわり抜かれたプロならではの知恵が詰まったポイントです。
野菜の塩もみと味をなじませる浸け込み時間
なすとズッキーニはそれぞれ5mm角に切り、塩少々をふってあえて10分間おいた後にしっかりと水けをきります。余分な水分とアクを抜くことで、他の野菜や調味料の味がぼやけず、シャキシャキとした心地よい食感が際立ちます。
たまねぎやパプリカも5mm四方に切り、にんにくのみじん切り1/4かけ分、赤ワインビネガー小さじ2、オリーブ油大さじ1、塩小さじ2/3、こしょう少々とともにボウルへ加えて全体をあえ、さらに30分から1時間ほどおいて味をしっかりとじっくりとなじませます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
まぐろのフレッシュラタトゥイユソースには、爽やかな酸味と豊かな果実味を感じられるキリッとした白ワインや、軽やかなロゼワインが非常によく合います。
特に、フランスのロワール地方で造られるソーヴィニヨン・ブランや、イタリアのフレッシュなヴェルメンティーノなどは、トマトや赤ワインビネガーが効いた酸味のあるラタトゥイユソースの風味と素晴らしい相性を見せてくれます。
また、ワインに含まれる心地よいミネラル感が、霜降りにされて旨味が凝縮されたまぐろの味わいを引き立て、お互いの美味しさを高め合います。少し冷やして楽しむことで、夏野菜のシャキシャキとした食感と爽快なペアリングを堪能できます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、まぐろとフレッシュラタトゥイユソースを必ず別々の容器に保存してください。まぐろの漬けは密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、1〜2日以内にお召し上がりください。フレッシュラタトゥイユソースも清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存して2〜3日を目安に使い切るようにしてください。
野菜から水分が出る可能性があるため、食べる直前に軽く混ぜ合わせてから器に盛り付けるのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
谷昇さんが提案する「まぐろのフレッシュラタトゥイユソース」は、丁寧な下ごしらえと素材の持ち味を最大限に活かした素晴らしいレシピです。まぐろは熱湯を回しかける霜降りの処理を行い、しょうゆとみりんの漬けダレに表裏各10分ずつじっくりと浸すことで、しっとりとした食感と深みのある味わいに仕上げます。
さらに、トマトの果肉と種を分けて旨味を凝縮し、塩もみして水けをきったなすとズッキーニ、たまねぎ、パプリカ、赤ワインビネガーやオリーブ油などを合わせて30分から1時間ほどなじませた特製フレッシュラタトゥイユソースは、野菜の食感と爽やかな酸味がたまりません。
器にソースを敷き、薄く切ったまぐろをのせることで、見た目にも美しく洗練された一皿が完成します。特別な日の食卓や、おもてなしのメニューとしても喜ばれること間違いなしの本格的な味わいを、ぜひご家庭でじっくりと作ってみてください。
