今回は、日本料理の巨匠である村田吉弘さんのレシピ「えびとわけぎのからし酢みそあえ」をご紹介します。春の訪れを感じさせるわけぎの爽やかな風味と、プリプリとした食感のえびを、風味豊かな手作りのからし酢みそで味わう贅沢な一品です。
和食の基本を丁寧に押さえた本格的な味わいを、ご家庭の食卓で手軽に楽しむことができます。白みそをじっくりと煮詰めて作るこだわりのあえ衣は、コクと深みがあり、ピリッとしたからしのアクセントが全体の味を引き締めます。
さらに、甘酢に漬け込んで下味をつけたえびや、丁寧にぬめりを取り除いたわけぎなど、素材の美味しさを最大限に引き出すためのプロの技が随所に散りばめられています。おもてなしの席はもちろん、特別な日の夕食や、日本酒のお供にもぴったりの上品な和え物です。
ひと手間かけることで格別の美味しさに仕上がる村田吉弘さん直伝のレシピを、ぜひじっくりとご覧いただきながら作ってみてください。
【村田吉弘さんのレシピ】えびとわけぎのからし酢みそあえの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings20
minutes15
minutes185
kcal35
minutes今回は、日本料理の巨匠である村田吉弘さんのレシピ「えびとわけぎのからし酢みそあえ」をご紹介します。春の訪れを感じさせるわけぎの爽やかな風味と、プリプリとした食感のえびを、風味豊かな手作りのからし酢みそで味わう贅沢な一品です。
材料
えび(ブラックタイガー。無頭) 8匹
わけぎ 2ワ
ゆずの皮(せん切り) 適量
塩
酢
【あえ衣】つくりやすい分量。約2/3量を使用。
白みそ 150g
酒 大さじ5
酢 大さじ2+2/3
砂糖 小さじ1/2
溶きがらし 40g
【甘酢】
水 120ml
酢 40ml
砂糖 大さじ2+1/2
作り方
- 鍋に【あえ衣】の白みそと酒を入れて中火にかけ、焦げつかないように混ぜる。沸いたら弱火にして絶えず混ぜながら10分間ほど煮詰め、元のみそと同じくらいの堅さになったら、火を止める。表面が乾かないようラップをして冷ます。
- えびは背ワタを取り、腹側に頭のほうから竹ぐしを刺す。塩少々を入れた熱湯でえびをゆで、完全に火が通ったら、ざるに上げて塩少々をふり、冷ます。冷めたら殻をむき、【甘酢】(材料を合わせて軽く沸かし、冷ましたもの)につけて約10分間おき、下味をつける。
- わけぎは根元を切って塩少々を入れた熱湯でサッとゆで、冷水にとる。水けをしっかりと絞り、まな板にまっすぐ伸ばして置き、めん棒か手で葉先へ向けてぬめりをしごき出す。3cm長さに切る。
- すり鉢に 1 の冷めたみそを入れ、酢、砂糖を加え、溶きがらしを味をみながら加えて、よくすり混ぜる。
- 器に【あえ衣】適量を敷き、わけぎとえびを盛り、ゆずの皮をのせる。よくあえて食べる。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (えびとわけぎのからし酢みそあえ)
えびとわけぎのからし酢みそあえを美味しく作る3つの極意
白みそをしっかりと煮詰めてコクと深みを出す
鍋に【あえ衣】の白みそと酒を入れて中火にかけ、焦げつかないように混ぜ合わせます。沸騰したら弱火にし、絶えず混ぜながら10分間ほどじっくりと煮詰めていきます。元のみそと同じくらいの堅さになったら火を止め、表面が乾かないようにラップをして冷まします。
この工程によってアルコール分が飛ぶとともに、みその旨みが凝縮され、濃厚で味わい深いあえ衣に仕上がります。
えびの下処理と甘酢漬けで旨みを引き立てる
えびは背ワタを取り、腹側に頭のほうから竹ぐしをまっすぐ刺して曲がらないようにゆでます。塩少々を入れた熱湯で完全に火が通るまでゆでたら、ざるに上げて塩少々をふり、冷まします。
冷めたら殻をむき、水と酢と砂糖を合わせて軽く沸かし冷ましておいた【甘酢】につけて約10分間おき、しっかりと下味を染み込ませることで、えびの美味しさが一層引き立ちます。
わけぎのぬめりをしっかりと取り除いて食感を良くする
わけぎは根元を切って塩少々を入れた熱湯でサッとゆで、すぐに冷水にとります。水けをしっかりと絞り、まな板にまっすぐ伸ばして置いてから、めん棒か手で葉先へ向けてぬめりをしごき出します。
このひと手間を加えることで、わけぎ特有の食感が良くなり、あえ衣ともきれいに馴染む3cm長さに美しく切りそろえることができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「えびとわけぎのからし酢みそあえ」には、すっきりとした酸味と爽やかな飲み口を持つ白ワインや、キレの良い日本酒がよく合います。特に、フルーティーな香りと適度なミネラル感がある辛口の白ワインは、えびの甘みや甘酢の爽やかさを引き立て、みそのコクを心地よく流してくれます。
また、冷酒として楽しむ純米吟醸酒なども非常に相性が良く、素材の持ち味を損なわずに互いの美味しさを引き立て合う最高の組み合わせとなります。
保存テクニックと温め直し方
完成したえびとわけぎのからし酢みそあえは、時間が経つとわけぎから水分が出て味が薄まってしまうため、基本的には調理後その日のうちにお召し上がりいただくのが最も美味しくおすすめです。作り置きをする場合は、あえ衣、下処理したえび、わけぎをそれぞれ別容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。
食べる直前にあえ合わせることで、水っぽくならず美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
村田吉弘さんの「えびとわけぎのからし酢みそあえ」は、白みそをじっくり煮詰めて作る本格的なあえ衣と、丁寧な下処理を施したえびとわけぎの組み合わせが絶妙な伝統的な和食のレシピです。
白みその濃厚なコクとピリッとしたからしの辛みが、甘酢漬けにしたプリプリのえびとシャキッとしたわけぎに絡み合い、一口ごとに豊かな風味が広がります。ひと手間の工程を楽しみながら作ることで、ご自宅の食卓が一気に料亭のような雰囲気になります。
ぜひこのレシピを参考に、素材の美味しさが光る絶品の一品を作ってみてください。
