今回は、日本料理の巨匠である村田吉弘さんのレシピによる「鶏の冶部煮」をご紹介します。冶部煮といえば石川県の郷土料理として知られていますが、村田吉弘さんのレシピでは、鶏もも肉に薄く小麦粉をまぶして煮ることで、肉の旨味や水分をしっかりと閉じ込め、驚くほど柔らかくジューシーな仕上がりを実現しています。
昆布の旨味が効いた上品な煮汁に、旬のそら豆や香ばしいうどの食感がアクセントとなり、素材本来の美味しさを存分に引き立てます。特別な日のおもてなしにはもちろん、ご家庭の食卓をワンランク上の料亭の味わいにしてくれる贅沢な一品です。
手順もシンプルで、手軽に本格的な和食の味わいを楽しめますので、ぜひ今日の献立に取り入れてみてください。
【村田吉弘さんのレシピ】鶏の冶部煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes3
minutes307
kcal13
minutes今回は、日本料理の巨匠である村田吉弘さんのレシピによる「鶏の冶部煮」をご紹介します。冶部煮といえば石川県の郷土料理として知られていますが、村田吉弘さんのレシピでは、鶏もも肉に薄く小麦粉をまぶして煮ることで、肉の旨味や水分をしっかりと閉じ込め、驚くほど柔らかくジューシーな仕上がりを実現しています。
材料
鶏もも肉 1枚
そら豆 10コ(さやから出したもの。)
うど 10cm
木の芽 適宜
昆布(5cm角) 1枚
小麦粉
【煮汁】
しょうゆ 小さじ4
みりん 小さじ4
顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風) 一つまみ
水 240ml
作り方
- そら豆は薄皮をむく。うどは皮をむいて5cm長さの棒状に切る。鶏肉は横半分に切って1cm厚さのそぎ切りにし、小麦粉を薄くまぶして、余分な粉をはたいて落とす。
- 鍋に【煮汁】の材料と昆布を入れ、中火にかける。煮立ったら 1 の鶏肉を1切れずつ加え、2~3分間煮る。
- ポイント
- 肉に粉をまぶしておくと、肉汁を逃さず、柔らかく煮える。
- そら豆、うどを加え、そら豆に火が通ったら昆布を除き、汁ごと器に盛る。あれば木の芽をのせる。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (鶏の冶部煮)
鶏の冶部煮を美味しく作る3つの極意
鶏肉に薄く小麦粉をまぶして旨味を閉じ込める
このレシピのポイントは、鶏肉を横半分に切って1cm厚さのそぎ切りにし、小麦粉を薄くまぶして余分な粉をはたいて落とす点にあります。肉に粉をまぶしておくことで、加熱した際に肉汁が外に逃げるのを防ぎ、驚くほど柔らかくしっとりとした食感に仕上がります。
さらに、小麦粉の成分が煮汁にとろみを与え、旨味をしっかりと肉に纏わせる重要な役割を果たします。
昆布の旨味が効いた煮汁で素材の味を引き立てる
このレシピのポイントは、鍋に【煮汁】の材料(しょうゆ小さじ4、みりん小さじ4、顆粒チキンスープの素一つまみ、水240ml)と5cm角の昆布を入れて中火にかけ、煮立たせる点にあります。
和風の調味料に中国風のチキンスープの素を組み合わせることで、奥行きのある豊かな味わいが生まれ、鶏肉や野菜の旨味を最大限に引き立てる絶妙なバランスの煮汁に仕上がります。
食感を活かす絶妙な加熱タイミングと仕上げ
このレシピのポイントは、煮立った煮汁に小麦粉をまぶした鶏肉を1切れずつ加え、2~3分間煮た後、薄皮をむいたそら豆と皮をむいて5cm長さの棒状に切ったうどを加える点にあります。
そら豆に火が通ったらすぐに昆布を除き、汁ごと器に盛ることで、野菜のシャキッとした食感や鮮やかな色合いを損なわずに美味しく仕上げることができます。仕上げに木の芽をのせることで、爽やかな香りが加わり、本格的な料亭の味わいを一層引き立てます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
鶏の冶部煮の上品でまろやかな味わいには、すっきりとした辛口の日本酒がよく合います。特に冷酒やキリッとした冷や酒は、鶏肉のジューシーな旨味と昆布の豊かな風味を引き立ててくれます。
また、ワインをお好みの場合は、果実味が豊かで程よい酸味を持つ軽めの白ワインや、日本の固有品種である甲州の白ワインがおすすめです。料理の優しい出汁の風味とワインの爽やかな酸味が調和し、お互いの美味しさを引き立て合う贅沢なペアリングをお楽しみいただけます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、粗熱を取ってから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は2〜3日以内となります。食べる際は、風味や食感を損なわないよう、鍋に移して優しく温め直して召し上がってください。
なお、そら豆などの野菜は長期間煮汁に浸すと食感が損なわれるため、なるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
村田吉弘さんのレシピによる「鶏の冶部煮」は、鶏もも肉に薄く小麦粉をまぶして煮ることで、肉汁を逃さず柔らかく仕上げる伝統的かつ洗練された和食の逸品です。昆布の旨味が溶け込んだ上品な煮汁に、旬のそら豆やうどの食感が心地よいアクセントを添え、一口ごとに素材の豊かな味わいが広がります。
調理の工程も非常にシンプルでありながら、ひと手間の工夫によって料亭のような本格的な仕上がりになります。普段の食卓を特別にしてくれるだけでなく、おもてなし料理としても大変喜ばれるおすすめのレシピです。
