ここでは、日本料理の伝統と魅力を伝え続ける村田吉弘さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、家庭の定番料理である肉じゃがの味わいを格段に深めてくれる「肉じゃがの素」の作り方です。和食の基本である酒、しょうゆ、みりんをベースにしつつ、素材の旨みを最大限に引き出す工夫が詰まっています。
乾物を使うことで生まれる奥深い味わいは、日々の食卓をワンランク上のものにしてくれます。すべての材料を合わせて一晩おくというシンプルな工程でありながら、まるで料亭のような豊かな風味をご家庭で手軽に再現できるのが大きな魅力です。
作り置きとしても非常に便利で、いつでも美味しい肉じゃがを楽しみたい方にぴったりの一品となっています。ぜひこの機会に村田吉弘さんのレシピを試して、奥深い和食の世界を堪能してみてください。
【村田吉弘さんのレシピ】肉じゃがの素の作り方
Course: 調味料Cuisine: 和食4
servings10
minutes20
minutes115
kcal30
minutesここでは、日本料理の伝統と魅力を伝え続ける村田吉弘さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、家庭の定番料理である肉じゃがの味わいを格段に深めてくれる「肉じゃがの素」の作り方です。和食の基本である酒、しょうゆ、みりんをベースにしつつ、素材の旨みを最大限に引き出す工夫が詰まっています。
材料
酒 カップ3/4
しょうゆ カップ3/4
みりん カップ1/4
【A】
砂糖 25g
昆布 5g
干ししいたけ(薄切り) 2~3g
ドライトマト 7~8g(あれば。トマトに塩をふって乾燥させたもの。百貨店や大手スーパーマーケットの輸入食材コーナーで入手できる。)
作り方
- 【A】の昆布は保存瓶に入る大きさに切る。
- ポイント
- 干すことでうまみが凝縮した3つの乾物を使用する。
- 保存瓶に【A】を入れ、酒・しょうゆ各カップ3/4、みりんカップ1/4を注ぐ。しっかりとふたをして砂糖が溶けるまでふり、冷蔵庫に一晩おく。冷蔵庫で1~2か月間保存可能。
- ポイント
- すべての材料を混ぜ合わせ、冷蔵庫に一晩おけば完成。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (肉じゃがの素)
肉じゃがの素を美味しく作る3つの極意
干すことでうまみが凝縮した3つの乾物を使用する
このレシピの大きな特徴でありポイントとなるのが、昆布、干ししいたけ、ドライトマトという3つの乾物を使用する点です。干すという工程を経ることで、それぞれの食材が持つ旨み成分がギュッと凝縮され、液体に漬け込むことでその旨みがじんわりと溶け出します。
昆布のグルタミン酸、しいたけのグアニル酸、そしてドライトマトの持つ旨みが重なり合うことで、ただの調味料の合わせ汁とは一線を画す、非常に複雑で奥行きのある味わいが生まれます。素材の持ち味を最大限に活かすための大切な工程です。
保存瓶に材料を入れしっかりとふり砂糖を溶かす
保存瓶に昆布、酒カップ3/4、しょうゆカップ3/4、みりんカップ1/4を入れ、さらに砂糖25g、干ししいたけ、ドライトマトを加えたら、しっかりとふたをして砂糖が完全に溶けるまでしっかりとふり混ぜます。
このひと手間によって調味料と乾物の成分が均一に混ざり合い、漬け込みの初期段階からスムーズに旨みが抽出されやすくなります。瓶をしっかりと振ることで容器内全体の温度や濃度が馴染み、仕上がりの安定感が増すため、丁寧に行いたい重要な作業となっています。
冷蔵庫に一晩おき味をしっかりと馴染ませる
すべての材料を混ぜ合わせたあとは、冷蔵庫に一晩おいてしっかりと味を馴染ませます。一晩という時間をかけることで、アルコールの角が取れ、醤油やみりんのまろやかな甘みが全体に浸透すると同時に、乾物からじっくりと旨み成分が液体へ移行します。この寝かせる時間が、肉じゃがを作った際の味わいの深さを決定づけます。
あわてずじっくりと時間をかけて味を完成させることで、驚くほど本格的な仕上がりを実現できるのがこのレシピの素晴らしいポイントです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
村田吉弘さんの肉じゃがの素で作る肉じゃがには、すっきりとしたキレのある日本酒や、軽やかな酸味を持つ白ワインが非常によく合います。特に、お米の優しい甘みを感じられる純米酒や、樽の香りが強すぎないシャブリなどのドライな白ワインは、醤油やみりんのコク深い甘辛い味わいと絶妙に調和します。
料理の持つ出汁の旨みや乾物の奥深い風味を邪魔せず、むしろ口の中を爽やかにリフレッシュしてくれるため、食事の時間をより一層楽しませてくれます。お好みの一杯とともに、贅沢なマリアージュをゆっくりとお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
この肉じゃがの素は、冷蔵庫で1から2か月間保存可能です。清潔な保存瓶を使用し、しっかりとふたをして保存してください。常時冷蔵庫で管理することで、長期間にわたって美味しい状態を保つことができます。
作り置きしておけば、食べたいときにいつでも本格的な肉じゃがの味をすぐに再現できるため、忙しい日々の調理を強力にサポートしてくれる非常に便利な常備調味料となります。
このレシピのまとめと栄養のポイント
ここでは、村田吉弘さんのレシピによる「肉じゃがの素」の作り方をご紹介しました。酒、しょうゆ、みりんの基本の調味料に、昆布、干ししいたけ、ドライトマトという旨みが凝縮された乾物を合わせ、冷蔵庫で一晩おくだけで完成する手軽さが魅力です。
すべての材料を保存瓶に入れて振るだけで準備でき、冷蔵庫で1から2か月間保存できるため、作り置きとしても非常に重宝します。素材の組み合わせから生まれる豊かな風味は、毎日の家庭料理を料亭のような味わいに引き上げてくれます。ぜひこのレシピを活用して、味わい深い和食のひとときを存分にお楽しみください。
