イタリア料理界の巨匠として知られる片岡護さん直伝の本格ミネストローネのレシピをご紹介します。ミネストローネはイタリアの家庭で古くから親しまれている具だくさんの野菜スープですが、片岡護さんのレシピで作る一品は、野菜本来が持つ甘みと旨みが極限まで引き出された特別な味わいです。
新たまねぎ、キャベツ、じゃがいも、ズッキーニ、セロリ、いんげん、ほうれんそう、そして白いんげん豆といったたっぷりの野菜を贅沢に使用し、時間をかけてじっくりと煮込むことで、スープ全体に素材のコクが凝縮されます。
丁寧な下ごしらえと、じっくり火を通す工程が美味しさの決め手となっており、身体の芯から温まる満足感あふれる一皿に仕上がります。ご家庭で本格的なイタリアンの味を再現できるこのレシピを、ぜひ毎日の食卓や特別な日のメニューに取り入れてみてください。
【片岡護さんのレシピ】ミネストローネの作り方
Course: スープCuisine: イタリアン4
servings30
minutes3
hours210
kcal210
minutesイタリア料理界の巨匠として知られる片岡護さん直伝の本格ミネストローネのレシピをご紹介します。ミネストローネはイタリアの家庭で古くから親しまれている具だくさんの野菜スープですが、片岡護さんのレシピで作る一品は、野菜本来が持つ甘みと旨みが極限まで引き出された特別な味わいです。
材料
新たまねぎ 1/2コ
キャベツ 1/2コ
じゃがいも 1コ
ズッキーニ 1/2コ
ねぎ 1/2本
にんじん 1/3本
セロリ 1/2本
いんげん 8本
白いんげん豆 40粒
バジリコ 3枚
ほうれんそう 5本
トマトホール(缶詰) 200ml
ブイヨン 500ml
ベイリーフ 1枚
パルミジャーノチーズ(粉末) 小さじ1
オリーブ油 大さじ1.5
にんにく 1かけ
塩 1g
黒こしょう 0.01g
作り方
- 白いんげん豆を、一晩水につけて戻しておき、弱火にかけて柔らかくなるまで煮る。
- たまねぎ、キャベツ、じゃがいもは1.5cm位の角切りにし、ズッキーニ、ねぎ、人参セロリは1cmの角切りにする。いんげんは幅1cmの小口切りにし、じゃがいもは水にさらしてアクを抜く。にんにくはみじん切りにする。
- 大きめの深鍋にオリーブ油と、にんにくのみじん切りを入れて弱火にかけ、にんにくがきつね色になるまでゆっくり炒める。
- たまねぎ、にんじん、ズーッキーニ、ねぎ、セロリ、いんげん、キャベツを硬いものから順に加えてしんなりするまで炒め、最後に水気を切ったじゃがいもを加えて軽く混ぜる。
- 4 にトマトホールを手で潰しながら入れ、ブイヨンスープを加える。
- 5 にベイリーフと塩、黒こしょうを加え、2~3時間煮込む。
- 6 にほうれんそうと白いんげん豆、バジリコを加えて少々煮込み、塩で調味する。
- 7 を器に注ぎ、パルミジャーノチーズをふって出来あがり。
メモ
- 片岡護さんのレシピ (ミネストローネ)
ミネストローネを美味しく作る3つの極意
にんにくを弱火でじっくり炒めて香りを移す
大きめの深鍋にオリーブ油とにんにくのみじん切りを入れ、弱火でじっくりときつね色になるまで炒めることが第一のポイントです。強火で一気に加熱してしまうとにんにくが焦げて苦味が出てしまいますが、弱火でゆっくりと加熱することで、オリーブ油全体に香ばしく豊かなにんにくの風味がしっかりと移ります。
この工程がスープ全体のベースとなるコク深い味わいを生み出し、仕上がり全体の完成度を大きく高めてくれます。
硬い野菜から順番に加えてしんなりするまで炒める
たまねぎ、にんじん、ズッキーニ、ねぎ、セロリ、いんげん、キャベツなどの野菜を、火が通りにくい硬いものから順に鍋に加えて炒めていくことが大切です。それぞれの食材にしっかり火を通しながらしんなりとするまで丁寧に炒めることで、野菜の水分が適度に抜け、甘みと旨みが引き出されます。
最後に水気を切ったじゃがいもを加えて軽く混ぜ合わせることで、煮崩れを防ぎつつスープに程よいとろみとコクを与えることができます。
トマトホールとブイヨンを加え2~3時間じっくり煮込む
手で潰したトマトホール、ブイヨンスープ、ベイリーフ、塩、黒こしょうを加えた後は、2~3時間という時間をかけて弱火でじっくりと煮込みます。長時間の加熱によって角切りにした数多くの野菜が柔らかく溶け合い、スープ全体に野菜の甘みと旨みが溶け出します。
じっくり煮込むことでカドが取れたまろやかな味わいになり、お店で味わうような深く濃厚な本格ミネストローネへと仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
じっくり煮込んだ野菜の甘みとトマトの爽やかな酸味、そしてパルミジャーノチーズのコクが調和した片岡護さんのミネストローネには、軽快でフルーティーなイタリア産の赤ワインや、すっきりとした味わいの白ワインがよく合います。
例えば、トスカーナ州のキャンティのようなフレッシュな果実味と適度な酸味を持つ赤ワインは、トマトベースのスープと見事な相性を見せます。
また、ソアーヴェやピン・グリージョといった軽やかな白ワインを合わせると、セロリやバジリコなどのハーブの爽やかな風味を引き立て、口の中をさっぱりとリフレッシュさせてくれます。温かいスープと一緒にワインを楽しむことで、より豊かなひとときを味わうことができます。
保存テクニックと温め直し方
完成したミネストローネは、しっかりと冷ましてから密閉容器に移し、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の場合は約3〜4日間美味しく召し上がっていただけます。食べる際は鍋に移して弱火で温め直してください。また、冷凍保存も可能で、冷凍用の保存袋に入れて約2〜3週間保存できます。
冷凍する場合はじゃがいもの食感がやや変わることがあるため、温め直す際に軽く潰すとスープにとろみが加わり美味しくいただけます。作り置きしておくことで、忙しい朝や夕食のスープとして手軽にお召し上がりいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した片岡護さん直伝のミネストローネは、多彩な野菜と白いんげん豆をたっぷり使い、じっくりと2~3時間煮込んで仕上げる本格的なイタリアンスープです。
にんにくを弱火で丁寧に炒めて香りを出し、硬い野菜から順に炒めて甘みを引き出す工程、そして時間をかけて煮込むことで生まれる濃厚なコクは、まさにプロの技が詰まった絶品の一品です。仕上げに散らすバジリコやパルミジャーノチーズがアクセントとなり、素材の旨みが凝縮されたスープをより引き立てます。
栄養満点で心も身体も温まるこのレシピを、ぜひご家庭で作ってみてください。
