イタリアンの巨匠として知られる片岡護さんのオリジナルレシピ「レンズ豆の冷やししるこ」をご紹介します。洋食・イタリアンでよく使われるレンズ豆を、日本の伝統的な和スイーツである「おしるこ」に見立てた、実に魅力的で贅沢な冷菓デザートです。
じっくりと甘く煮上げたレンズ豆に、ブランデーのほんのり優雅な香りを効かせることで、洗練された大人の味わいに仕上がります。
さらに、出来立ての手作りわらびもち、市販のバニラアイスクリーム、甘酸っぱい新鮮ないちご、そして爽やかな柚子の皮とミントを添えることで、ひとくちごとに異なる食感と香りのハーモニーが口いっぱいに広がります。和と洋の見事な融合を堪能できる片岡護さん直伝の本格デザートを、ぜひご家庭でお楽しみください。
【片岡護さんのレシピ】レンズ豆の冷やししるこの作り方
Course: デザートCuisine: 和洋折衷4
servings10
minutes40
minutes380
kcal50
minutesイタリアンの巨匠として知られる片岡護さんのオリジナルレシピ「レンズ豆の冷やししるこ」をご紹介します。洋食・イタリアンでよく使われるレンズ豆を、日本の伝統的な和スイーツである「おしるこ」に見立てた、実に魅力的で贅沢な冷菓デザートです。
材料
バニラアイスクリーム 適宜(市販)
いちご 4コ
柚子の皮 適宜
ミントの葉 適宜
【しるこ】つくりやすい分量
レンズ豆 100g
水 カップ2+1/2
砂糖 90g
塩 一つまみ
ブランデー 少々
【わらびもち】つくりやすい分量
わらび粉 100g
水 カップ3
砂糖 40g
きな粉 大さじ1~2
作り方
- レンズ豆をなべに入れ、ヒタヒタの水(分量外)を入れて一度ゆでこぼす。新たに豆、分量の水を入れて中火にかけ、沸いたら弱火にし、柔らかくなったら砂糖を2~3回に分けて加える。水が足りなくなったら適宜足しながら、約30分間煮て塩とブランデーを加え、火を止めて冷ます。
- わらび粉と砂糖をボウルに入れ、分量の水を少しずつ加えて溶かす。裏ごししてなべに入れ、中火で透明になるまで練る(7~8分間)。これをきな粉を敷いたバットに流し入れ、冷蔵庫で冷やす。
- いちごはへたを取り、4等分する。器にわらびもちをスプーンですくって、5コぐらい入れる。アイスクリームをのせ、 1 をかける。いちご、柚子の皮の薄切りとミントをのせる。
メモ
- 片岡護さんのレシピ (レンズ豆の冷やししるこ)
レンズ豆の冷やししるこを美味しく作る3つの極意
レンズ豆のゆでこぼしと段階的な砂糖の投入
レンズ豆はアク抜きのために、まずヒタヒタの水で一度ゆでこぼすことが大切です。その後、新しい水で中火から弱火へと切り替え、豆がしっかり柔らかくなってから砂糖を2~3回に分けて加えます。一度に砂糖を入れると豆が締まって硬くなる原因になりますが、数回に分けて加えることで豆の芯まで均一に甘みが染み渡ります。
約30分間煮て塩とブランデーを加えることで、味が引き締まり芳醇な香りが残ります。
わらびもちの丁寧な裏ごしと粘り強い練り作業
わらび粉と砂糖に水を少しずつ加えて溶かしたあと、必ず裏ごしをしてから鍋に入れるのがなめらかな口当たりを作る極意です。中火にかけて7~8分間、透明感が出るまで絶え間なくしっかりと練り上げることで、絶妙な弾力ともちもちの食感が生まれます。
きな粉を敷いたバットに流し入れて冷やすことで、きな粉の香ばしさと滑らかな舌触りが一層際立ちます。
温度と香りのコントラストを引き立てる盛り付け
盛り付けは、器にスプーンですくったわらびもちを5個ほど入れ、バニラアイスクリームと冷やしたレンズ豆のしるこを合わせます。温かいわらびもちと冷たいアイス、甘い豆の風味が絡み合い見事な温度差を生み出します。
さらに仕上げとして、フレッシュないちご、薄切りの柚子の皮、ミントの葉をのせることで、甘さの中に爽やかな酸味と香味が加わり、最後まで飽きずに楽しめる完成度の高い一品になります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
「レンズ豆の冷やししるこ」は、ブランデーの芳醇な風味とバニラアイスの豊かなコク、そして和の要素が絶妙に調和したデザートです。これに合わせるドリンクとしては、香ばしさが引き立つ深煎りの「エスプレッソ」や「濃いめの緑茶・ほうじ茶」が非常によく合います。
お酒と一緒に楽しむペアリングとしては、しるこに使用しているブランデーと同系統の「コニャック」や「カルヴァドス」をストレートやロックで少しずつ嗜むのがおすすめです。また、貴腐ワインやマデラワイン、ヴィン・サントといった濃密な甘口デザートワインとも見事な相性を魅せてくれます。
保存テクニックと温め直し方
煮立てたレンズ豆のしるこは、しっかりと冷ました後に清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存で約2~3日おいしく召し上がっていただけます。わらびもちは時間が経つと硬くなったり透明感が失われたりするため、作って冷やした当日から翌日中までに召し上がるのがベストです。
食べる直前に器へスプーンですくい分け、アイスクリームやいちご、柚子、ミントをトッピングすると、いつでも出来立ての爽やかな美味しさを再現できます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
片岡護さん直伝の「レンズ豆の冷やししるこ」は、伝統的な和菓子であるおしることわらびもちに、西洋の食材であるレンズ豆やブランデー、バニラアイスを融合させた極上の冷菓デザートです。
豆をしっかり柔らかく煮上げてから分包して加える砂糖の甘み、ブランデーと柚子の洗練された香り、そして弾力のある自家製わらびもちの食感が贅沢なひとときを演出してくれます。おもてなしやおうちカフェのシチュエーションにもぴったりの逸品ですので、ぜひ特別な日のデザートとして挑戦してみてください。
