今回は、飛田和緒さんのレシピ「さけのきゅうりおろしあえ」をご紹介します。焼いた塩ざけに、たっぷりのすりおろしきゅうりと大根を合わせた、さっぱりとしながらも味わい深い一品です。
塩ざけは家庭の定番食材ですが、そのまま焼いて食べるだけでなく、ひと手間加えることで立派なおもてなし料理や、食欲のない日でもお箸が進むさわやかな副菜に変身します。飛田和緒さん直伝のこのレシピでは、きゅうりも大根も皮ごとすりおろすのが最大の特徴です。
皮の近くにある風味や栄養を無駄なく活かしつつ、彩りも鮮やかな緑色が食卓をパッと明るくしてくれます。また、あえて水分をぎゅっと絞りすぎないことで、野菜が持つ本来のみずみずしさと自然な甘みが塩ざけの塩気と絶妙に調和します。火を使うのはさけを焼く時だけなので、調理手順も非常にシンプルで手間がかかりません。
忙しい日の献立にも、もう一品足りない時の救世主としても大活躍間違いなしの飛田和緒さんの素晴らしいレシピを、ぜひご自宅で体験してみてください。
【飛田和緒さんのレシピ】さけのきゅうりおろしあえの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes160
kcal20
minutes今回は、飛田和緒さんのレシピ「さけのきゅうりおろしあえ」をご紹介します。焼いた塩ざけに、たっぷりのすりおろしきゅうりと大根を合わせた、さっぱりとしながらも味わい深い一品です。
材料
きゅうり 2本(200g)
大根 5cm(250g)
塩ざけ(切り身/甘塩) 2切れ(160g)
作り方
- 塩ざけは両面を焼き、皮と骨を除いて大きめにほぐす。
- きゅうりと大根は皮ごとすりおろし、ざるに上げて軽く水けをきる。
- ポイント
- きゅうりも大根も皮ごとすりおろし、絞らずに程よく水けを残して、みずみずしさを味わう。
- 食べる直前に 1 と 2 を合わせ、サッとあえる。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (さけのきゅうりおろしあえ)
さけのきゅうりおろしあえを美味しく作る3つの極意
塩ざけはこんがり焼き、大きめにほぐす
このレシピのベースとなる塩ざけ(切り身/甘塩)は、両面をしっかりと香ばしく焼き上げることが重要です。焼けたさけは、皮と骨を丁寧に取り除き、あえて大きめにほぐします。細かくほぐしすぎてしまうと、きゅうりや大根のおろしと和えた際に存在感が薄れ、食感のコントラストが失われてしまいます。
大きめの塊を残すことで、さけのしっかりとした旨味と塩気、そして野菜のさっぱりとした味わいを口の中で同時に楽しむことができます。骨をしっかり取り除くことで、お子様からご年配の方まで安心して食べられるようになります。
きゅうりと大根は皮ごとすりおろす
きゅうりと大根は皮をむかずに、そのまま皮ごとすりおろすのがこのレシピの最大のポイントです。野菜は皮の近くに香りや風味が強く詰まっています。きゅうりを皮ごとすりおろすことで、鮮やかな緑色が引き立ち、視覚的にも涼しげで美しい仕上がりになります。
また、大根も皮ごとすりおろすことで、程よい辛味と野趣あふれる風味が加わり、味に深みが出ます。皮の食感がわずかに残ることで、単調になりがちな大根おろしに程よいアクセントが生まれ、塩ざけの豊かな脂と合わさった時に絶妙なバランスを生み出します。
水分は絞らず、軽く水をきる程度に
すりおろしたきゅうりと大根は、ざるに上げて軽く水けをきるだけに留めます。一般的な和え物では水分をしっかりと手で絞ることが多いですが、このレシピではあえて程よく水けを残します。このたっぷりのみずみずしさこそが、塩ざけの塩気を優しく包み込み、全体をまろやかにまとめる役割を果たします。
手でぎゅっと絞ってしまうとパサパサとした仕上がりになり、せっかくの新鮮な野菜の風味が失われてしまいます。食べる直前に和えることで、このみずみずしい状態を保ったまま美味しく召し上がっていただけます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「さけのきゅうりおろしあえ」は、さけの旨味と大根、きゅうりのさっぱりとしたみずみずしさが特徴の和食です。合わせるお酒としては、すっきりとした辛口の日本酒が定番として非常によく合います。冷酒でキリッと冷やした純米酒や吟醸酒を合わせると、大根おろしのさわやかな辛味と見事なハーモニーを奏でます。
また、ワインを合わせる場合は、柑橘系の爽やかな香りを持つ辛口の白ワインがおすすめです。例えば、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランや、イタリアのピノ・グリージョなどは、きゅうりの持つ青々とした清涼感と見事に同調し、塩ざけの塩気と脂の旨味をすっきりと洗い流してくれます。
スパークリングワインであれば、カヴァやプロセッコなどの軽快な泡が、料理のみずみずしさをより一層引き立ててくれるでしょう。ぜひ和食とワインの新鮮な組み合わせをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
この料理は、きゅうりと大根のみずみずしさを味わうことが大きな魅力であるため、基本的には作ってすぐに、出来立てを召し上がることをお勧めします。時間が経つと、大根ときゅうりからさらに水分が出てしまい、味がぼやけてしまうだけでなく、さけの風味も損なわれてしまいます。
もしどうしても保存が必要な場合は、焼いてほぐした塩ざけと、すりおろして軽く水けを切った野菜を別々の密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。食べる直前に両者をサッと和えることで、本来の美味しさに近い状態でお召し上がりいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、飛田和緒さんのレシピ「さけのきゅうりおろしあえ」をご紹介しました。甘塩のさけを香ばしく焼き上げ、皮ごとすりおろしたきゅうりと大根をたっぷりと合わせた、シンプルながらも奥深い味わいの一品です。
野菜を皮ごとすりおろし、あえて水分を絞りすぎずにみずみずしさを残すという調理の工夫が、塩ざけの旨味を最大限に引き出しています。食べる直前に和えるという一手間を守るだけで、口の中いっぱいに広がる新鮮な風味とさけの塩気の絶妙なバランスを楽しむことができます。
ご飯のおかずとしてはもちろん、晩酌のお供としても優秀で、暑い季節や食欲がない時でもさっぱりと食べられる万能なレシピです。手順も少なく、身近な材料ですぐに作ることができるため、ぜひ日々の献立に取り入れて、飛田和緒さんの考案された素晴らしい味わいをご家庭でご堪能ください。
