今回は、日本料理界の重鎮である村田吉弘さんが手掛けた「しば漬けのとろろご飯」のレシピをご紹介します。シャキシャキとした夏野菜であるなすときゅうりに、みょうがや青じそといった爽やかな香味野菜を合わせ、レモン汁や浅漬けの素ですっきりと漬け込んだ特製の浅漬けが主役です。
さらに、つくね芋(または長芋)をすりおろして合わせることで、ねっとりとした旨味とコクがプラスされ、温かいご飯との相性が抜群の一品に仕上がります。調理のポイントは、ポリ袋を使って手軽に野菜と調味料をなじませること。
手でもむことで短時間で味がしっかりと入り、忙しい日でも手早く本格的な和食の味わいを楽しむことができます。食欲が落ちがちな季節や、さっぱりとしたお食事を求めているときにぴったりの、洗練されたアイデアが詰まった魅力的なメニューです。ぜひご家庭で挑戦してみてください。
【村田吉弘さんのレシピ】しば漬けのとろろご飯の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes20
minutes317
kcal35
minutes今回は、日本料理界の重鎮である村田吉弘さんが手掛けた「しば漬けのとろろご飯」のレシピをご紹介します。シャキシャキとした夏野菜であるなすときゅうりに、みょうがや青じそといった爽やかな香味野菜を合わせ、レモン汁や浅漬けの素ですっきりと漬け込んだ特製の浅漬けが主役です。
材料
ご飯(温かいもの) 2杯分(茶碗によそう)
つくね芋 50g(または長芋)
おろしわさび 適宜
【しば漬け】つくりやすい分量。冷蔵庫で1~2日間保存可能
なす 1コ
きゅうり 1本
みょうが 2コ
青じそ 1~2本
【A】
白ごま 大さじ2
ちりめんじゃこ 20g
レモンの皮(国産/みじん切り) 少々
レモン汁 カップ1/4
浅漬けの素 カップ1+1/4(リンク先参照)
【B】
だし 大さじ2(長芋を使う場合は不要)
しょうゆ 少々
塩 少々
作り方
- なすはヘタを落とし、5~6mm角に切る。きゅうりはヘタと種を除き、5~6mm角に切る。みょうがは、1コは8等分のくし形に切り、残り1コは縦半分に切って端から刻む。青じそはせん切りにして水にさらし、水けを絞る。
- ポリ袋に 1 と【A】を入れて 浅漬けの素 を加え、口を閉じて10分間ほどおく。袋ごと手で軽くもみ、ざるに上げる。
- ポイント
- 野菜をポリ袋に入れて素を加えるだけ。早く食べたいときは、手でもむとよい。野菜は絞らず、ざるに上げて汁けをきる。
- つくね芋は皮をむいてすりおろし、【B】を加えてのばす。
- 器にご飯を盛って 2 を適量のせ、 3 を1/2量ずつかける。好みでわさびをのせる。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (しば漬けのとろろご飯)
しば漬けのとろろご飯を美味しく作る3つの極意
野菜を5〜6mm角に切りポリ袋でもむ
なすはヘタを落として5〜6mm角に切り、きゅうりはヘタと種を除いて同様に5〜6mm角に切ります。さらにみょうがや青じそなどの香味野菜を適切に処理してポリ袋に入れ、【A】や浅漬けの素を加えて口を閉じ、10分間ほどおきます。早く食べたいときは手で軽くもむことで、野菜に素早く均一に味がなじみます。
野菜は絞らずにざるに上げて汁けをきることが、食感や味わいを保つための大切なポイントとなります。
つくね芋のすりおろしと調味
つくね芋は皮をむいてすりおろし、【B】を加えてしっかりとでのばします。つくね芋特有の粘り気と豊かな風味に、だしやしょうゆ、塩のシンプルな味付けが加わることで、素材の持ち味が最大限に引き出されます。
長芋を使用する場合はだしが不要となるなど、使う芋の種類に応じた適切な調整を行うことで、とろろのとろりとした絶妙な口当たりとコク深い味わいが完成します。
盛り付けのバランスと仕上げの工夫
器に温かいご飯を盛り、作っておいたしば漬け風の浅漬けを適量のせ、その上からすりおろしたとろろを1/2量ずつバランスよくかけます。好みでわさびをのせることで、全体の味が引き締まり、爽やかなアクセントがプラスされます。
見た目の彩りも美しく、和食ならではの繊細な趣を感じさせながら、最後まで美味しく食べ進めることができる絶妙な組み合わせに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
しば漬けのとろろご飯には、すっきりとした酸味と爽やかな風味を持つ緑茶や冷酒(日本酒の生酒など)がよく合います。料理に使われているレモン汁の爽やかさや、みょうが・青じその香味野菜の香りと、日本酒のキレのある辛口や冷たいお茶のすっきりとした渋みが心地よく調和し、口の中をリフレッシュさせてくれます。
また、白ワインを選ぶのであれば、軽やかでフレッシュな酸味を持つソーヴィニヨン・ブランなどが、レモンの風味や野菜のシャキシャキとした食感を引き立ててくれます。
保存テクニックと温め直し方
作ったしば漬けの浅漬けは、冷蔵庫で1~2日間保存可能です。ただし、野菜から水分が出やすいため、保存する際は密閉容器に入れ、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。とろろは変色や風味の低下を防ぐため、食べる直前に準備して合わせるのが理想的です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
村田吉弘さんによる「しば漬けのとろろご飯」は、夏野菜の食感と香味野菜の爽やかさが際立つ、極上の和食メニューです。
なすときゅうり、みょうが、青じそを細かく刻み、浅漬けの素や白ごま、ちりめんじゃこ、レモン果汁などで手軽に漬け込んだ浅漬けと、丁寧にすりおろしたつくね芋のとろろを、温かいご飯の上に贅沢にのせていただきます。調理工程はポリ袋を使って手軽に行えるため、手間をかけずに本格的な味わいを楽しめるのが魅力です。
さっぱりとした酸味と奥深い旨味が絶妙に絡み合い、一口ごとに豊かな風味を満喫できる一品です。
