料理人・村田吉弘さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、夏の食卓にぴったりの上品で涼やかな一品「なすの冷製そぼろあんかけ」です。じっくりと揚げて旨みを閉じ込めたなすに、鶏ひき肉とさやいんげんのコク深いそぼろあんを合わせた、料亭のような味わいが魅力のメニューとなっています。
素材の持ち味を活かしながら、しっかりと冷やすことで味わいが奥深くなり、暑い季節でも箸が止まらない美味しさに仕上がります。家庭の食卓をワンランク上の空間に変えてくれる、村田吉弘さんならではの丁寧な手仕事をぜひお楽しみください。
【村田吉弘さんのレシピ】なすの冷製そぼろあんかけの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes8
minutes280
kcal18
minutes料理人・村田吉弘さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、夏の食卓にぴったりの上品で涼やかな一品「なすの冷製そぼろあんかけ」です。じっくりと揚げて旨みを閉じ込めたなすに、鶏ひき肉とさやいんげんのコク深いそぼろあんを合わせた、料亭のような味わいが魅力のメニューとなっています。
材料
なす 3コ
鶏ひき肉 50g
さやいんげん 6本
みょうが(小口切り) 1コ分
揚げ油
【合わせ地】
うす口しょうゆ 40ml
みりん 40ml
だし カップ2+1/2
【A】
しょうが汁 小さじ2
水溶きかたくり粉 小さじ2(かたくり粉を同量の水で溶いたもの。)
作り方
- なすはヘタを切り落とし、縦に3~4本切り目を入れる。
- 鍋に【合わせ地】の材料を入れ、ひと煮立ちさせてから冷ます。そのうちカップ1をそぼろあん用に取り分けておく。
- 揚げ油を170℃に熱し、 1 のなすを2~3分間揚げる。熱いうちに油をきって 2 の【合わせ地】につけ、冷蔵庫で2~3時間冷やす。
- さやいんげんは5mm幅に切る。鍋に鶏ひき肉と 2 で取り分けた【合わせ地】を入れてよくかき混ぜ、中火にかける。煮立ったらアクを取り、さやいんげんを加え、はしで混ぜながら火を通す。煮立てながら【A】を加えて混ぜ、とろみがついたら 3 と同様に冷やす。
- 3 の汁けをきって一口大に切る。器に盛って、 4 をかけ、みょうがをのせる。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (なすの冷製そぼろあんかけ)
なすの冷製そぼろあんかけを美味しく作る3つの極意
なすの縦の切り目と揚げ方の工夫
なすはヘタを切り落とし、縦に3~4本切り目を入れてから、170℃に熱した揚げ油で2~3分間揚げます。この切り目を入れることで、熱が均一に通るだけでなく、揚げた後に【合わせ地】の味がしっかりと染み込みやすくなります。
熱いうちに油をきって【合わせ地】につけることで、冷める過程で味がなすの芯まで行き渡り、ジューシーで豊かな食感が生まれます。
【合わせ地の取り分けと鶏ひき肉の旨み】
鍋に【合わせ地】の材料をいれてひと煮立ちさせたら、そのうちカップ1をそぼろあん用にあらかじめ取り分けておきます。この取り分けた合わせ地を鶏ひき肉やさやいんげんと一緒に中火にかけ、煮立ったらアクを取ってから【A】を加えてとろみをつけます。
だしと鶏肉の旨みが凝縮された上品なあんが、冷やしたなすの美味しさを一層引き立てます。
しっかりと冷やして味をなじませる
揚げたなすは【合わせ地】につけた状態で冷蔵庫で2~3時間冷やし、そぼろあんも同様に冷やします。時間をかけてじっくりと冷やすことで、出汁の旨みが全体にしっかりと行き渡り、冷製ならではのキリッとした味わいと爽やかなのどごしを楽しむことができます。
仕上げにのせるみょうがの小口切りの香りが、全体の味わいを引き締める名脇役となります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
なすの冷製そぼろあんかけには、すっきりとした酸味と豊かなミネラル感を持つ白ワインや、キリッと冷やした日本酒が非常によく合います。
特に、フレッシュで爽やかな辛口の日本酒や、ソーヴィニヨン・ブランなどの爽やかな白ワインは、だしの旨みや鶏ひき肉のコクを引き立てつつ、みょうがの爽やかな香りと見事に調和します。冷たく冷やしたお酒とともに楽しむことで、料亭のような贅沢なペアリングを自宅で手軽に満喫できます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。お召し上がりになる際は、しっかりと冷えた状態のまま器に盛り付けると、美味しくいただけます。保存期間の目安としては、冷蔵保存で2~3日以内にお召し上がりいただくのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
村田吉弘さんによる「なすの冷製そぼろあんかけ」は、揚げたなすを特製の合わせ地でじっくりと冷やし、鶏ひき肉とさやいんげんの温かみのあるそぼろあんを合わせていただく絶品料理です。素材の下処理や揚げ方のコツ、しっかりと味を染み込ませる冷やし方の工程など、丁寧な手仕事が光るレシピとなっています。
みょうがのアクセントが爽やかに香り、暑い季節のおもてなしや日々の食卓を上品に彩ってくれること間違いなしの一品です。
