イタリア料理界の重鎮である片岡護さん直伝の本格レシピ、「夏野菜の冷たいカッペリーニ」をご紹介します。蒸し暑い季節や食欲が減退しがちな夏場にぴったりの、爽やかで奥深い味わいが魅力の冷製パスタです。
このレシピでは、細麺のカッペリーニに、香ばしく焼き上げたナス、食感の良いオクラ、甘みの詰まったフルーツトマトといった旬の夏野菜を贅沢に合わせます。さらに、ツナの旨味やみじん切りにしたニンニク、フレッシュなバジルの香りがアクセントとなり、シンプルながらも立体感のある豊かな味わいに仕上がります。
調味にはオリーブ油やレモン汁、バルサミコ酢を絶妙なバランスで加え、さっぱりとしながらもコクのある仕上がりを実現しています。片岡護さんが提案する本格的なイタリアンの味をご家庭で再現できる特別な一皿です。清涼感にあふれる一品を、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。
【片岡護さんのレシピ】夏野菜の冷たいカッペリーニの作り方
Course: 主菜Cuisine: イタリアン1
servings15
minutes10
minutes380
kcal25
minutesイタリア料理界の重鎮である片岡護さん直伝の本格レシピ、「夏野菜の冷たいカッペリーニ」をご紹介します。蒸し暑い季節や食欲が減退しがちな夏場にぴったりの、爽やかで奥深い味わいが魅力の冷製パスタです。
材料
カッペリーニ 60g
オクラ 2本
なす 1コ
フルーツトマト 100g(普通のトマトでもよい。)
ベルギーエシャロット 30g(エシャロットでもよい。)
バジルの葉(生/せん切りにし、 少量取り分けておく) 4枚
ツナ(缶詰) 30g
にんにく(みじん切り) 大さじ1/4
【A】
オリーブ油 少々
レモン汁 少々
バルサミコ酢 少々
塩 少々
こしょう 少々
作り方
- オクラは塩湯でして冷水で冷やし、水けをきって5mm幅の小口切りにする。なすは網で焼いて冷水にとって皮をむき、食べやすい大きさにちぎる。フルーツトマトはへたを取り除き、皮ごと一口大に切る。
- ボウルに 1 と薄切りにしたエシャロット、バジルの葉、ツナ、にんにくを入れ、【A】を加えてあえる。
- カッペリーニを2分間ゆでて氷水にとって冷やし、水けをよくきる。 2 に加えてよくからめて器に盛り、取り分けておいたバジルの葉をのせる。
メモ
- 片岡護さんのレシピ (夏野菜の冷たいカッペリーニ)
夏野菜の冷たいカッペリーニを美味しく作る3つの極意
焼きナスとオクラの下処理で引き出す素材の旨味と食感
このレシピの重要なポイントは、夏野菜ごとに最適な下処理を行うことです。オクラは塩ゆでしてから氷水で急速に冷やすことで、鮮やかな緑色を保持し、5mm幅の小口切りにすることで独特のネバネバ感と心地よい食感を加えます。
ナスは網でじっくり焼いた後に冷水にとって皮をむき、食べやすい大きさに手でちぎることで、香ばしい風味をまとわせつつ調味料がしっかり染み込みやすくなります。素材ごとの魅力を引き出す丁寧な下ごしらえが、全体の満足感を高めます。
バジル、ツナ、香味野菜を合わせる奥深いソース作り
ボウルの中で具材と調味料をしっかり和えて冷製ソースのベースを作ります。一口大に切った皮付きのフルーツトマト、薄切りにしたエシャロット、手でちぎったバジルの葉、ツナ、みじん切りのニンニクを合わせ、オリーブ油、レモン汁、バルサミコ酢、塩、こしょうを加えます。
バルサミコ酢のまろやかな酸味とレモン汁の爽やかさ、ツナとニンニクの旨味が合わさることで、シンプルながらも深みのある絶妙な味わいのソースに仕上がります。
カッペリーニのゆで時間と氷水での急冷・水気切り
カッペリーニは非常に細いパスタであるため、茹で方と冷やし方が仕上がりを大きく左右します。規定通り2分間ゆで上げた後、素早く氷水にとってしっかりと冷やします。冷やすことで麺がキュッと引き締まり、心地よい喉越しが生まれます。ここで最も重要なのは、冷やした後の水気を極力しっかり切ることです。
水気が残っているとソースが薄まり、全体がぼやけた味になってしまうため、しっかりと水分を取り除いてからソースと和えます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
「夏野菜の冷たいカッペリーニ」には、すっきりとした酸味と清涼感のある辛口の白ワインが絶妙にマッチします。特におすすめなのは、イタリア・トレンティーノやフリウリ地方の「ピノ・グリージョ」や、カンパーニャ地方の「フィアーノ」、「グレコ・ディ・トゥーフォ」です。
これらのワインが持つ柑橘系の爽やかな香りとミネラル感が、トマトの甘酸っぱさやレモン汁の酸味と美しく調和します。また、ニュージーランド産の「ソーヴィニヨン・ブラン」を合わせると、バジルのハーブ香やエシャロットの爽快感と相乗効果を生み出し、夏にふさわしい爽快なマリアージュを楽しむことができます。
しっかり冷やして召し上がるのがおすすめです。
保存テクニックと温め直し方
冷製パスタは出来立ての冷たさと麺の食感が命であるため、基本的には調理後すぐにお召し上がりいただくのがベストです。ただし、具材と調味料を和えたソース部分(ボウルで混ぜ合わせた状態)のみであれば、冷蔵庫で3〜4時間ほど冷やして味を馴染ませておくことが可能です。
茹でて氷水で締めたカッペリーニは時間を置くと水分を吸って食感が損なわれてしまうため、麺の作り置きは避け、食べる直前に茹で上げて和えるようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
片岡護さん直伝の「夏野菜の冷たいカッペリーニ」は、旬の美味しさをギュッと閉じ込めた極上の冷製パスタレシピです。
香ばしく焼いたナス、食感豊かなオクラ、みずみずしいフルーツトマトといった野菜に、ツナやニンニクの旨味、バジルやエシャロットの爽やかな香味が加わることで、一口ごとに広がる深い味わいを楽しめます。
2分間ゆでて氷水でしっかりと冷やし、水気を切ったカッペリーニにソースをしっかりとからめることで、お店のような洗練された仕上がりになります。食欲がない日や夏の特別なランチ・ディナーに、ぜひ作ってみてください。
