イタリアンの巨匠として知られる片岡護さんのレシピ「グリーンサラダ」をご紹介します。シンプルな野菜サラダでありながら、ひと手間かけることでレストランで味わうような格別の仕上がりになります。
その最大の魅力は、ボウルの内側に生にんにくの切り口を直接こすりつけることで、野菜全体にほのかな香りを纏わせる技法です。さらに、アンチョビペースト、エクストラバージンオリーブ油、バルサミコ酢などを合わせた自家製ドレッシングが、フレッシュな葉野菜やゆでたさやいんげんの旨味を見事に引き立てます。
仕上げに添えるカリッと焼いたガーリックバゲットとパルメザンチーズがアクセントとなり、一皿で大満足のごちそうサラダが完成します。普段の食卓にはもちろん、おもてなしの場面でも大活躍間違いなしの片岡護さん直伝の極上サラダを、ぜひご家庭でお試しください。
【片岡護さんのレシピ】グリーンサラダの作り方
Course: 前菜Cuisine: イタリアン2
servings15
minutes5
minutes240
kcal20
minutesイタリアンの巨匠として知られる片岡護さんのレシピ「グリーンサラダ」をご紹介します。シンプルな野菜サラダでありながら、ひと手間かけることでレストランで味わうような格別の仕上がりになります。
材料
にんにく 1かけ
さやいんげん 10本
レタス 2枚
クレソン 8枚
サニーレタス 1枚
グリーンカール 1枚(レタスに似た野菜で、葉の先のほうが縮れている)
ルッコラ 5枚
バゲット(5mm厚さの薄切り) 12枚
パルメザンチーズ(あれば) 適宜
パセリ(みじん切り) 適宜
【ドレッシング】
アンチョビペースト 小さじ1(なければ、アンチョビ(フィレ)をみじん切りにしてもよい)
エクストラバージンオリーブ油 大さじ2
バルサミコ酢 小さじ1/2
白ワインビネガー 大さじ1/2
レモン汁 小さじ1/2
塩 少々
こしょう 少々
作り方
- にんにくは皮をむき、横半分に切る。大きめのボウルににんにくの切り口をこすりつける。
- ポイント
- 野菜とドレッシングを合わせるボウルににんにくをこすりつける。木のボウルなど、表面がザラザラしたものだと、にんにくの香りはより強く移る。
- さやいんげんはゆでて、食べやすい長さに切る。ほかの野菜類は一口大にちぎって、 1 のボウルに入れる。
- 【ドレッシング】の材料を別のボウルに入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。 2 のボウルに回し入れて、サックリと菜ばしで混ぜ合わせる。
- バゲットはオーブントースターでこんがりと焼き色をつけ、両面ににんにくの切り口をこすりつける。
- ポイント
- バケットには香りが移りやすいので、軽くこするとよい。
- 3 のサラダを器に盛り、 4 のバゲット、薄切りにしたパルメザンチーズをのせ、パセリをふる。
メモ
- 片岡護さんのレシピ (グリーンサラダ)
グリーンサラダを美味しく作る3つの極意
ボウルににんにくをこすりつけて香りを移す
野菜とドレッシングを合わせるボウルに、横半分に切った生にんにくの切り口を直接こすりつけるのがこのレシピの最大のポイントです。直接にんにくを具材として混ぜ込むのではなく、ボウルの内側に香りを仕込むことで、野菜全体にほのかで上品な風味が広がります。
特に表面がザラザラとした木のボウルを使用すると、にんにくの成分がしっかりと引っかかり、より芳醇な香りを移すことができます。上品なガーリック風味を楽しみたい時に欠かせないテクニックです。
手作りアンチョビドレッシングをしっかりと乳化させる
ドレッシングは、アンチョビペースト、エクストラバージンオリーブ油、バルサミコ酢、白ワインビネガー、レモン汁、塩、こしょうを別のボウルで泡立て器を使って丁寧に混ぜ合わせます。
アンチョビの濃厚な旨味とビネガーやレモン汁の爽やかな酸味がオリーブ油としっかり混ざり合うことで、まろやかで奥深い味わいに仕上がります。あらかじめドレッシングをきっちり乳化させておくことで、野菜に均一に絡み、時間が経ってもべたつきにくくなります。
カリカリのバゲットにもにんにくをこすりつけて風味をプラス
5mm厚さに薄切りしたバゲットは、オーブントースターでこんがりと綺麗な焼き色がつくまで焼き上げます。焼き上がった熱々のバゲットの両面に、にんにくの切り口を軽くこすりつけることで、香ばしさと香りが際立つ自家製ガーリックラスクのような味わいになります。
サラダの彩りや歯ごたえのアクセントになるだけでなく、ドレッシングを吸った野菜と一緒に食べることで至福の食感を満喫できます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このグリーンサラダには、爽やかな酸味と心地よい果実味を持つイタリア産の白ワインが非常によく合います。例えば、ソアーヴェやガヴィといったすっきりとした辛口白ワインは、アンチョビのコクやビネガーの酸味を引き立てつつ、口の中をさっぱりとリフレッシュさせてくれます。
また、軽やかなスパークリングワインやプロセッコとも相性抜群で、バゲットの香ばしさやチーズのコクを包み込み、食前酒と一緒に楽しむ前菜としても最高の組み合わせになります。
保存テクニックと温め直し方
ドレッシングを和えた後のサラダは水分が出やすいため、作ったらできるだけ早めにお召し上がりいただくのが一番おすすめです。もし下準備をしておきたい場合は、洗って水気をしっかり切った野菜類と、手作りのドレッシング、ゆでたいんげん、焼き上げたバゲットをそれぞれ別の容器に入れて冷蔵保存してください。
食べる直前にボウルで和えることで、野菜のシャキシャキ感とバゲットのカリッとした食感を損なわずに美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
片岡護さんの「グリーンサラダ」は、一見シンプルな野菜サラダでありながら、プロの技が光る贅沢な一品です。
ボウルににんにくをこすりつけてほのかな香りを移す工程や、アンチョビやバルサミコ酢をきかせた自家製ドレッシングの豊かな味わい、カリッと焼いてにんにくを塗ったバゲットの香ばしさなど、細部にまでこだわりが詰まっています。
彩り豊かなフレッシュ野菜とパルメザンチーズのコクが調和し、食卓を華やかに彩ってくれます。特別な日のディナーやパーティーの前菜としても喜ばれる本場の味を、ぜひ作ってみてください。
