イタリアンの巨匠、片岡護さん直伝の本格レシピ「しらす衣のフリットミスト」をご紹介します。フリットミストとは、イタリア語で「魚介や野菜の揚げ物盛り合わせ」を意味する伝統的なお料理です。
片岡護さんのこのレシピでは、えびや帆立貝柱といった豪華な海鮮と、ごぼう、エリンギ、さつまいも、れんこんなどの彩り豊かな根菜やきのこを贅沢に使用します。そして一番の魅力は、市販の天ぷら粉にたっぷりの釜揚げしらすと刻みパセリを混ぜ込んだ特製の衣です。
カリッと香ばしく揚がった衣の中からしらすの豊かなうまみが広がり、いつもの揚げ物とは一味違う奥行きのある味わいを楽しめます。味付けは塩とレモンでシンプルに仕上げるため、素材本来の甘みや甘香ばしさがしっかり引き立ちます。
特別な日のメインディッシュやおもてなし、お酒のおつまみにもぴったりの一品を、ぜひご家庭でお試しください。
【片岡護さんのレシピ】しらす衣のフリットミストの作り方
Course: 主菜Cuisine: イタリアン4
servings20
minutes15
minutes420
kcal35
minutesイタリアンの巨匠、片岡護さん直伝の本格レシピ「しらす衣のフリットミスト」をご紹介します。フリットミストとは、イタリア語で「魚介や野菜の揚げ物盛り合わせ」を意味する伝統的なお料理です。
材料
えび(無頭/殻付き) 4匹
帆立て貝柱 4コ
ごぼう 1/2本
エリンギ 2本
さつまいも(4mm厚さ) 4枚
れんこん(4mm厚さ) 4枚
ししとうがらし 8本
レモン(くし形に切る) 適量
小麦粉
揚げ油
塩 小さじ1
【衣】
天ぷら粉(市販) カップ1
水 カップ1
釜揚げしらす 40g
塩 少々
こしょう 少々
パセリ(みじん切り) 大さじ2
作り方
- 【衣】をつくる。ボウルに天ぷら粉と水を入れ、サッと混ぜ合わせる。釜揚げしらすを加えて、塩、こしょう、パセリを加え、軽く混ぜる。
- ポイント
- 塩とレモンだけで食べるので、衣のしらすが味のアクセントに。
- えびは尾を残して殻をむき、背ワタを取る。ごぼうは皮をこそげ、長さ半分にして縦半分に切る。エリンギは縦半分に切る。さつまいもは皮付きのまま、大きければ半分に切る。れんこんは皮をむいて大きければ半分に切る。ししとうは切り目を入れる。
- ししとう以外の 2 と帆立てに小麦粉を薄くまぶし、 1 をつけて180℃の揚げ油でカリッと揚げる。ししとうを素揚げする。
- ポイント
- しらすの食感も生かすよう、サクサクに揚げる。
- 器に盛り、全体に塩をふって、レモンを添える。
メモ
- 片岡護さんのレシピ (しらす衣のフリットミスト)
しらす衣のフリットミストを美味しく作る3つの極意
しらすとパセリを混ぜた特製衣で風味豊かに仕上げる
衣に市販の天ぷら粉と水だけでなく、釜揚げしらす、塩、こしょう、刻んだパセリを加えるのがこのレシピ最大のポイントです。天ぷら粉と水をサッと混ぜ合わせたところに、しらすとパセリを軽く合わせることで、揚げたときに衣全体へしらすの旨味とパセリの爽やかな香りが広がります。
塩とレモンだけで食べるシンプルな料理だからこそ、衣自体にしっかりとした旨味のアクセントをつけることで、素材の美味しさがより引き立ちます。
食材に小麦粉を薄くまぶしてから衣にくぐらせる
えび、帆立、ごぼう、エリンギ、さつまいも、れんこんには、衣をつける前に必ず小麦粉を薄くまぶしておきます。この打ち粉の手間をかけることで、食材の表面にある水分を適度に抑え、特製のしらす衣が剥がれずにしっかりと密着するようになります。
全体に均一に衣がまといつくことで、揚げる際に食材の旨味と水分をギュッと閉じ込め、外はサクサク、中はジューシーで極上の食感に仕上がります。
180℃の揚げ油でサクサク食感を活かしてカラッと揚げる
揚げ油の温度は180℃に設定し、カリッとサクサクに揚げることが重要です。しらすの繊細な食感と香ばしさを活かすため、油っぽさを残さず高温で一気に揚げるのがコツとなります。なお、ししとうがらしに関しては衣をつけずに素揚げにします。
破裂を防ぐためにあらかじめ切れ目を入れたししとうを素揚げにすることで、鮮やかな緑色とさわやかな苦味がアクセントとなり、一皿全体のバランスが完璧に整います。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
「しらす衣のフリットミスト」には、爽やかな酸味と心地よいミネラル感を持つ辛口の白ワインが絶妙にマッチします。イタリア産の「ソアーヴェ」や「ヴェルメンティーノ」、あるいは「ピン・グリージョ」などの白ワインを合わせると、揚げ物の油っぽさをすっきりと洗い流し、レモンの清涼感と相乗効果を生み出します。
また、衣に練り込まれたしらすの旨味や塩気は、スパークリングワインや「プロセッコ」の上品な泡立ちとも相性抜群です。よく冷やしたグラスを用意して、揚げたてのフリットとともに贅沢なペアリングをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
フリットミストは揚げたてのサクサクとした食感としらすの香ばしさが最大の魅力ですので、出来立てをすぐにお召し上がりいただくのが一番おすすめです。もし残ってしまった場合は、しっかりと冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。
翌日に温め直す際は、電子レンジではなくトースターやくしゃくしゃにしたアルミホイルの上に重ねないように並べ、表面がカリッとするまで加熱するとサクサク感が復活します。冷蔵保存で翌日中には食べ切るようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
片岡護さん直伝の「しらす衣のフリットミスト」は、いつもの揚げ物を一格上のイタリアンへと昇華させてくれる素晴らしいレシピです。えびや帆立の贅沢な魚介に、食感の楽しいごぼう、れんこん、さつまいも、エリンギを組み合わせ、釜揚げしらすとパセリを混ぜ込んだ特別な衣でカリッと香ばしく揚げ上げます。
シンプルに塩とレモンだけでいただくからこそ、素材そのものの甘みや旨味、しらす衣のアクセントが際立ちます。パーティーやおもてなしの場面でも大活躍間違いなしの逸品ですので、ぜひ片岡護さんのプロの味をご家庭で再現してみてください。
