菰田欣也さん直伝の「鶏ささ身とかぶのあえ物」のレシピをご紹介します。パサつきがちな鶏のささ身を、驚くほどしっとりと柔らかく仕上げるプロの技が光る一品です。鍋で茹でるのではなく、熱湯を注いでラップをし、余熱を利用してじっくりと火を通すことで、ささ身本来の旨味を逃さず、ジューシーな食感を保ちます。
合わせるのは、塩もみをして程よく水分を抜き、甘みを引き出した旬のかぶ。ピリッとしたラー油の辛味と、お酢の酸味が効いた中華風の合わせ調味料が、淡白な素材の味をしっかりと引き立てます。あと一品欲しい時の副菜としてはもちろん、お酒のおつまみにも最適なレシピです。
さっぱりとしながらもコクのある味わいは、食卓を彩る心強い味方になるでしょう。さらに、火を使わずボウル一つで調理が進む工程は、忙しい日の夕食作りにも大変便利です。ささ身の下処理さえ済ませてしまえば、あとはお湯を注いで待つだけ。
その間にかぶの準備や調味料の計量ができるので、段取り良くスピーディーに完成させることができます。ささ身から出た美味しいゆで汁やかぶの葉も無駄にせず、スープなどに活用できる点も魅力です。手軽に本格的な味わいが楽しめる、菰田欣也さんの極上レシピをぜひお試しください。
【菰田欣也さんのレシピ】鶏ささ身とかぶのあえ物の作り方
Course: 副菜Cuisine: 中華2
servings10
minutes10
minutes115
kcal20
minutes菰田欣也さん直伝の「鶏ささ身とかぶのあえ物」のレシピをご紹介します。パサつきがちな鶏のささ身を、驚くほどしっとりと柔らかく仕上げるプロの技が光る一品です。鍋で茹でるのではなく、熱湯を注いでラップをし、余熱を利用してじっくりと火を通すことで、ささ身本来の旨味を逃さず、ジューシーな食感を保ちます。
材料
鶏ささ身(筋を取り除く) 3本分
かぶ 2コ(かぶの葉はトマトと卵のスープに使う。)
塩
【合わせ調味料】
酢 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
砂糖 小さじ1
ラーユ 小さじ1
こしょう 少々
作り方
- ささ身は身が厚ければ切り目を入れるか、厚みを半分にそぎ切りにする。直径18cmほどのボウルにささ身を入れ、熱湯カップ2を注ぐ。すぐにラップをかけ、そのままおいて、火を通す。
- かぶは茎を2~3cm残して葉を落とし、縦に八つ割りにする。ボウルに入れて塩少々をふり、水分が出るまでもむ。
- 【合わせ調味料】の材料を混ぜる。
- ささ身のゆで汁をきり、食べやすい大きさに裂く。 2 の水けを絞って混ぜ、 3 であえる。
- ポイント
- ゆで汁はスープに使用する。
メモ
- 菰田欣也さんのレシピ (鶏ささ身とかぶのあえ物)
鶏ささ身とかぶのあえ物を美味しく作る3つの極意
熱湯と余熱でささ身をしっとり仕上げる
鶏のささ身は高タンパクで低脂肪なヘルシー食材ですが、火を通しすぎると水分が抜けてパサパサになりやすいのが難点です。このレシピの最大のポイントは、ささ身を鍋で茹でるのではなく、ボウルに入れて熱湯を注ぎ、ラップをして余熱で火を通すことです。
急激な加熱を避け、じっくりと火を入れることで、肉の繊維が縮むのを防ぎ、驚くほどしっとりとした柔らかい食感に仕上がります。熱湯を注ぐ前に、身が厚い部分には切り目を入れたり、そぎ切りにして厚みを均等にしておくことで、ムラなく中までしっかりと火を通すことができます。
かぶの塩もみで味馴染みを格段に良くする
かぶは水分を多く含む野菜のため、そのまま和え物にすると調味料の味が薄まり、水っぽい仕上がりになってしまいます。そこで重要になるのが、あらかじめかぶを塩もみしておく工程です。
縦に八つ割りにしたかぶに塩をふり、しっかりと揉み込んで水分を出すことで、かぶ特有の甘みが凝縮され、シャキッとした心地よい歯ごたえが生まれます。また、余分な水分が抜けたところへ調味料がスッと入り込むため、味がぼやけず、しっかりと味が絡んだ美味しい和え物になります。
絞る際は、旨味を逃さないよう適度に水気を切るのがコツです。
旨味が溶け出たゆで汁と葉をスープに活用
料理を無駄なく美味しく楽しむための知恵も、このレシピの魅力の一つです。ささ身に火を通した後に残るゆで汁には、鶏肉から溶け出した上品な旨味とコクがたっぷりと含まれています。これを捨ててしまうのは大変もったいないので、スープのベースとしてぜひ活用してください。
また、かぶを切り分けた際に残った葉の部分も、細かく刻んでスープの具材として無駄なく使い切ることができます。トマトや溶き卵を加えれば、栄養満点で彩りの良い絶品スープが簡単にもう一品完成し、献立の満足度がさらに高まります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「鶏ささ身とかぶのあえ物」は、ラー油のピリッとした辛味とお酢の爽やかな酸味が特徴の中華風の味付けです。そのため、お酒を合わせるなら、すっきりと冷やした辛口の白ワインやスパークリングワインが大変よく合います。
特におすすめなのは、ソーヴィニヨン・ブランや、スッキリとした酸味のあるピノ・グリージョです。ワインの持つ柑橘系のフルーティーな香りとフレッシュな酸味が、あえ物のさっぱりとした味わいを引き立て、ラー油の刺激を心地よく洗い流してくれます。
また、ビールを合わせる場合は、キレのあるピルスナータイプのビールが最適です。喉越しの良さが、シャキシャキとしたかぶの食感やしっとりとしたささ身の旨味と絶妙にマッチし、食欲をさらに掻き立ててくれるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
調理後は、密閉できる清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。保存の目安は約2〜3日程度ですが、時間が経つとかぶから水分が出やすくなり、味が薄まったり食感が損なわれたりすることがあるため、なるべく早めに食べ切ることをおすすめします。
翌日食べる場合は、食べる直前に全体を軽く混ぜ合わせることで、底に沈んだ調味料が再びしっかりと絡み、美味しくお召し上がりいただけます。ささ身の食感が変わってしまうため、冷凍保存は避けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
菰田欣也さん直伝の「鶏ささ身とかぶのあえ物」は、身近な食材を使いながらも、ちょっとしたプロのコツを取り入れることで、格段に美味しく仕上がる素晴らしいレシピです。ささ身を熱湯と余熱で優しく火入れするテクニックは、他の鶏肉料理にも応用できる一生モノの調理法です。
塩もみして甘みを引き出したかぶとの相性は抜群で、ラー油と酢を効かせた特製ダレが、全体の味を見事にまとめ上げています。火を使わずにボウル一つで手軽に作れるため、忙しい日の夕食の副菜や、急なお客様への気の利いたおつまみとしても大活躍すること間違いありません。
さらに、ささ身のゆで汁やかぶの葉をスープに活用するという無駄のないアイデアは、献立作りを強力にサポートしてくれます。健康的で味わい深い一品を、ぜひご家庭の定番メニューに加えてみてください。
