イタリア料理界の重鎮である片岡護さん直伝のレシピ「鶏煮込みカポナータ丼」をご紹介します。カポナータとは、彩り豊かな野菜をじっくり炒めて煮込むシチリア島の伝統的な野菜料理です。
片岡護さんのこのレシピでは、たっぷりの夏野菜とジューシーな鶏もも肉を贅沢に使用し、隠し味にしょうゆやとんかつソース、ホットペッパーソースを加えることで、コクと深みのある味わいに仕上げています。
さらに、旨味がしっかり染み込んだ具材を合わせるのは、バターとブイヨンで香ばしく炊き上げた特製バターライスです。洋風の煮込み料理でありながら、ご飯との相性が抜群で、一皿で大満足できる絶品のごちそう丼に仕上がっています。
彩り鮮やかな野菜が美しく、おもてなしや特別な日のランチにもぴったりな片岡護さん直伝の極上レシピを、ぜひご家庭で味わってみてください。
【片岡護さんのレシピ】鶏煮込みカポナータ丼の作り方
Course: 主菜Cuisine: イタリアン4
servings20
minutes1
hour5
minutes680
kcal85
minutesイタリア料理界の重鎮である片岡護さん直伝のレシピ「鶏煮込みカポナータ丼」をご紹介します。カポナータとは、彩り豊かな野菜をじっくり炒めて煮込むシチリア島の伝統的な野菜料理です。
材料
たまねぎ 1コ
パプリカ(赤) 1/2コ
にんじん 3cm
しいたけ 2枚
なす 1本
ズッキーニ 1/2本
鶏もも肉 180g
トマトの水煮(ホール) 400ml
ブイヨン 200ml
にんにく(みじん切り) 大さじ1
バジルの葉 2枚
オレガノ 小さじ1
赤とうがらし 1~2本
しょうゆ 大さじ1
とんかつソース 大さじ1
ホットペッパーソース 小さじ1
オリーブ油 大さじ2
春菊(葉先) 適量
【バターライス】
米 カップ2(400g)
水 400ml
ブイヨン(固形) 1コ
ベイリーフ 1枚
バター 15g
たまねぎソテー 大さじ2
作り方
- 鍋にオリーブ油、赤とうがらし、にんにくのみじん切りを入れて中火にかけ、にんにくがきつね色になったら鶏肉に塩、こしょうしたものを加え、表面が色付くまで炒める。
- たまねぎ、パプリカ、ズッキーニ、にんじん、しいたけ、なすを1口大に切り、 1 に加えて塩、こしょうをして野菜がしんなりするまで30分ほど炒める。
- 2 にオレガノ、バジルの葉、トマトホールとブイヨンを加えて30分ほど煮込む。
- 3 が煮込まれたら、しょうゆ、とんかつソース、ホットペッパーソースを加えて調味する。
- 器に【バターライス】を盛り、 4 をかける。パルメザンチーズをふり、春菊の葉先をこんもりと盛り付ける。
メモ
- 片岡護さんのレシピ (鶏煮込みカポナータ丼)
鶏煮込みカポナータ丼を美味しく作る3つの極意
野菜を30分じっくり炒めて甘みを引き出す
たまねぎ、パプリカ、ズッキーニ、にんじん、しいたけ、なすといった豊富な野菜を一口大に切り、鶏肉の旨味が残る鍋に入れて中火で30分ほど時間をかけて丁寧に炒めます。塩とこしょうを振りながらじっくり炒めることで、野菜の水分が程よく抜けて甘みと旨味が凝縮され、しんなりとした最高の食感に仕上がります。
時間を惜しまずに炒めることが美味しさの第一歩です。
ハーブとブイヨンで30分煮込み深みを与える
野菜がしんなりしたら、オレガノとバジルの葉、トマトホール缶、ブイヨンを加えてさらに30分ほどじっくりと煮込んでいきます。爽やかな香りのハーブとトマトの酸味、ブイヨンのコクが素材全体にじっくりと浸透し、奥深い味わいの煮込みに仕上がります。
焦げ付かないよう火加減に注意しながらじっくり加熱することで、全体の一体感とまろやかさが生まれます。
和風調味料とソースで風味とコクをまとめる
じっくり煮込んだ仕上げに、しょうゆ、とんかつソース、ホットペッパーソースを加えて味を調えます。
トマトベースのイタリアン煮込みに、和の基本調味料であるしょうゆや旨味が詰まったとんかつソース、程よいピリッとした辛味のホットペッパーソースを加えることで、コクと味わいの深みが格段に増し、バターライスにぴったりの味付けに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
トマトの程よい酸味と野菜の旨味、そしてバターライスの豊かなコクが楽しめるこの一皿には、イタリア産の軽やかな赤ワインや爽やかな白ワインがよく合います。特におすすめしたいのが、シチリア産のネロ・ダーヴォラを使用した赤ワインです。
熟した果実味と優しいタンニンが、鶏肉のジューシーさやトマト煮込みの旨味をしっかりと受け止めてくれます。また、スッキリとした味わいのキャンティや、果実味が豊かなソアーヴェといった白ワインも相性抜群です。お好みのワインとともに極上のマリアージュをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
完成したカポナータ(煮込み部分)は、粗熱をしっかりと取った後に清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の場合は約2〜3日保存が可能です。温め直す際は、鍋に移して弱火で全体をしっかりと温めるか、電子レンジで加熱してください。
時間が経つことで野菜とスープの馴染みが良くなり、よりまろやかな味わいを楽しめます。なお、バターライスは食べる直前に炊き上げるか、ラップに包んで冷凍保存し、食べる際に電子レンジでしっかり温めるのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、イタリアンの巨匠・片岡護さん直伝の「鶏煮込みカポナータ丼」のレシピをご紹介しました。彩り豊かな野菜と鶏もも肉を30分かけてじっくり炒め、トマトホールやブイヨン、ハーブとともにさらに30分煮込むことで、素材の旨味が凝縮された深い味わいに仕上がります。
仕上げに加えるしょうゆやとんかつソース、ホットペッパーソースの隠し味が、特製バターライスとの相性を最高のものにしてくれます。香ばしいバターライスの上に温かいカポナータをたっぷりとかけ、パルメザンチーズと春菊の葉先を添えれば、見た目も華やかな極上の一皿の完成です。
プロの技とこだわりが詰まった贅沢な味わいを、ぜひご家庭でお試しください。
