イタリアンの巨匠、片岡護さんのレシピ「にんにくのピュレ」をご紹介します。にんにく特有の強い匂いや刺激をやわらげ、素材が持つ上品な甘みとまろやかなコクを最大限に引き出した極上の万能ペーストです。
にんにくを贅沢に10かけ使用し、水を何度も替えながら丁寧にゆでこぼすことで、独特の臭みを取り除いて旨味だけを凝縮させます。さらに牛乳でじっくりと煮込んで裏ごしすることで、シルクのように滑らかな口当たりと優しくリッチな風味に仕上がります。
お肉料理や魚料理のソースベースとしてはもちろん、パスタの仕上げやスープの隠し味、バゲットに添えるだけでも贅沢な一品になります。本格的なプロの味をご家庭で手軽に再現できる保存版のレシピですので、ぜひ挑戦してみてください。
【片岡護さんのレシピ】にんにくのピュレの作り方
Course: 副菜Cuisine: イタリアン4
servings10
minutes35
minutes65
kcal45
minutesイタリアンの巨匠、片岡護さんのレシピ「にんにくのピュレ」をご紹介します。にんにく特有の強い匂いや刺激をやわらげ、素材が持つ上品な甘みとまろやかなコクを最大限に引き出した極上の万能ペーストです。
材料
にんにく 10かけ
牛乳 カップ約1
塩
こしょう
オリーブ油
作り方
- にんにくは皮をむき、半分に切って芯を取る。
- なべで 1 のにんにくを水からゆでる。沸騰したら湯を捨てて、水を加え、再びゆでる。
- 水を5~6回替えてゆで終わったら、牛乳をヒタヒタになるよう加える。20~30分間ゆでたら、牛乳ごと裏ごしする。塩・こしょう・オリーブ油各少々で味を調える。
メモ
- 片岡護さんのレシピ (にんにくのピュレ)
にんにくのピュレを美味しく作る3つの極意
水から5〜6回ゆでこぼして臭みをとる
このレシピで最も大切なポイントは、にんにくを水からゆで、沸騰したら湯を捨てて水を加える作業を5〜6回繰り返すことです。この「ゆでこぼし」をていねいに行うことで、にんにく独特の強い刺激臭やエグみがしっかりと抜け、加熱された素材本来の持つやさしい甘みと豊かな旨味だけが残ります。
手間を惜しまずに何度も水を替えてゆでることが、くどさのない上質な仕上がりにつながります。
牛乳がヒタヒタの状態で20〜30分じっくり煮込む
ゆでこぼした後の仕上げには、にんにくがヒタヒタになるくらいの牛乳を注ぎ、20〜30分間ほど時間をかけてじっくりとゆで上げていきます。牛乳に含まれるタンパク質と脂質がにんにくをやさしく包み込み、特有の臭みをさらに和らげながら、濃厚でコクのあるまろやかな風味を与えてくれます。
にんにくが指で簡単に崩れるくらい柔らかくなるまで弱火で優しく煮込むのがコツです。
煮溶けた牛乳ごと裏ごしして滑らかに仕上げる
にんにくが十分に柔らかくなったら、旨みがしっかり溶け出した牛乳ごと万能こし器やザルで裏ごしします。液体と一緒に裏ごしを行うことで、ダマのないシルクのような滑らかなピュレに仕上がります。
最後に塩、こしょう、オリーブ油を各少々加えて味を調え、全体をなじませることで、プロならではの深みと艶やかなコクのある味わいが完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
にんにくのピュレのまろやかさと芳醇なコクには、適度な酸味とふくよかな果実味を持つ白ワインが非常によく合います。特にイタリア産のシャルドネやソアーヴェ、あるいは樽香の効いた白ワインと合わせると、牛乳のエレガントな風味と引き立て合います。
また、お肉料理のソースとして合わせる場合は、キャンティなどの軽やかでスパイシーな赤ワインとも素晴らしい相性を魅せてくれます。
保存テクニックと温め直し方
完成したにんにくのピュレは、清潔な保存容器や瓶に移して密閉し、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の場合は約3〜5日間美味しく召し上がれます。長期保存したい場合は、1回分ずつラップに包むか製氷皿に入れて冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍で約2〜3週間保存可能で、使う際は自然解凍するかそのままスープや炒め物に加えて活用できます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した片岡護さんの「にんにくのピュレ」は、にんにくの概念が変わるほどまろやかで上品な味わいを楽しめる至高のレシピです。
5〜6回のゆでこぼしと牛乳でのじっくりとした煮込みという丁寧なひと手間を加えることで、にんにくの嫌な臭みや刺激が消え去り、コクと甘みが凝縮された極上のソースへと生まれ変わります。
肉・魚料理の添え物からパスタ、スープの隠し味まで幅広く活躍する万能調味料ですので、ぜひ日々の料理に取り入れてプロの味をお楽しみください。
