朝食の定番であるスクランブルエッグですが、焼き方や混ぜ方ひとつで驚くほど口当たりや味わいが変わるものです。今回は、プロの料理人である谷昇さんが提案するスクランブルエッグの作り方をご紹介します。
ボウルでの卵の溶き方から、火加減、仕上げのタイミングに至るまで、細やかなこだわりが詰まった本格的なレシピです。ご家庭にあるシンプルな材料でありながら、お店で味わうようなトロトロの食感を実現できるのが大きな魅力となっています。
特別な調理器具を必要とせず、表面加工されたフライパンとゴムべらがあれば手軽に挑戦できるのも嬉しいポイントです。朝の食卓を贅沢に彩る一品として、ぜひ日々のレパートリーに取り入れてみてはいかがでしょうか。焼き立てのトーストとともに味わうことで、スクランブルエッグの滑らかさが一層引き立ちます。
【谷昇さんのレシピ】スクランブルエッグの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings5
minutes5
minutes281
kcal10
minutes朝食の定番であるスクランブルエッグですが、焼き方や混ぜ方ひとつで驚くほど口当たりや味わいが変わるものです。今回は、プロの料理人である谷昇さんが提案するスクランブルエッグの作り方をご紹介します。
材料
卵 3コ
生クリーム 大さじ1+1/3(または牛乳。)
塩 一つまみ
バター 15g
食パン 適量
作り方
- ボウルに卵を割り入れ、菜箸でよく溶きほぐす(泡立て器で混ぜると空気を含んでしまい、火にかけたときに膨らんで失敗の原因になる)。
- 1 に生クリームと塩を加えてよく混ぜ合わせる。
- 表面加工してあるフライパンにバターを入れて弱火にかけ、溶け出す前に 2 の卵液を流し入れる。耐熱のゴムべらで、外側から内側に向かって大きく混ぜながら火を通す。
- 中心がトロトロになり、底が固まってきたら、火から外す。
- 大きな塊をつぶさないように、余熱で混ぜる。
- スプーンですくうと、トロッと流れるくらいの状態に仕上げる。ゆるすぎるようなら、再度弱火にかけるとよい。
- 器に盛り、オーブントースターで焼いて食べやすく切った食パンを添える。
メモ
- 谷昇さんのレシピ (スクランブルエッグ)
スクランブルエッグを美味しく作る3つの極意
卵を溶く際は泡立て器を使わず菜箸でよく溶きほぐす
このレシピのポイントは、卵を溶きほぐす際に泡立て器ではなく菜箸を使用することです。泡立て器を使ってしまうと、卵の中に余分な空気を含んでしまい、フライパンで火にかけたときに必要以上に膨らんでしまう原因になります。
膨らみすぎてしまうと、理想とするなめらかなトロトロの食感が損なわれてしまうため、菜箸でしっかりと、しかし余計な空気を巻き込まないように丁寧に溶きほぐすことが大切です。
バターが溶け出す前に卵液を流し込み外側から大きく混ぜる
表面加工してあるフライパンにバターを入れて弱火にかけたら、バターが完全に溶け切ってしまう前に、生クリームと塩を混ぜ合わせた卵液を流し入れるのが重要なコツです。耐熱のゴムべらを使い、フライパンの外側から内側に向かって大きく混ぜながらじっくりと火を通していきます。
この段階での丁寧な混ぜ合わせが、均一で美しい火の通り方を生み出し、仕上がりの食感を大きく左右します。
中心がトロトロの状態で火から外し余熱で仕上げる
中心部分がトロトロの状態で、底面が固まってきたら迷わず火から外します。大きな塊をつぶさないように気をつけながら、残った余熱を使って優しく混ぜ合わせます。スプーンですくったときにトロッと流れるくらいのゆるい状態に仕上げるのがポイントです。
もしゆるすぎると感じた場合のみ、再度弱火にかけて調整しますが、加熱しすぎないように細心の注意を払いましょう。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
滑らかでトロトロとした食感のスクランブルエッグには、すっきりとした酸味を持つ白ワインや、フルーティーなスパークリングワインがよく合います。
特に、樽熟成を軽めにしたシャルドネや、爽やかなソーヴィニヨン・ブランなどは、バターや生クリームのコクを優しく包み込みながら、口の中を心地よくリフレッシュしてくれます。また、朝食やブランチとして楽しむ場合には、香ばしいコーヒーや、ミルクの風味を引き立てる紅茶とも相性抜群です。
保存テクニックと温め直し方
スクランブルエッグは、その特性上、調理したてのできたてをその場で楽しむのが最も美味しく召し上がれる方法です。時間が経過すると水分が分離してしまったり、食感が損なわれてしまったりするため、長時間の保存や作り置きには適していません。調理後はできるだけ早めにお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
谷昇さんが提案するスクランブルエッグは、シンプルでありながらプロの技術とこだわりが光る絶品レシピです。
ボウルでの卵の溶き方から、バターが溶け出す前のフライパンへの流し込み、ゴムべらを使った丁寧な混ぜ方、そして中心がトロトロの状態で火から外す絶妙なタイミングまで、すべての工程に美味しい仕上がりへの理由があります。
オーブントースターでこんがりと焼いた食パンを添えることで、滑らかなスクランブルエッグとのコントラストを存分に楽しむことができます。特別な材料を使わずとも、毎日の朝食をレストランのような贅沢なひとときに格上げしてくれるおすすめのレシピです。
