【村田吉弘さんのレシピ】巻きずしの作り方

巻きずし 村田吉弘さんのレシピ

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日本料理界を牽引する名匠、村田吉弘さんの本格的な「巻きずし」のレシピをご紹介します。巻きずしは日本の伝統的な行事やハレの日の食卓に欠かせない一品ですが、一つ一つの具材に丁寧な仕事を施すことで、その味わいは格段に深まります。

このレシピでは、干ししいたけ、かんぴょう、みつば、そして白身魚のすり身を加えた特製の厚焼き卵という、王道の具材を使用します。特に白身魚のすり身をたっぷりと練り込み、ごく弱火でじっくりと時間をかけて焼き上げる卵焼きは、ふんわりとした食感と豊かな旨味を持ち、この巻きずしの最大の魅力となっています。

また、かんぴょうの塩もみや、煮汁を含ませたまま冷まして味を含ませる技法など、和食ならではの繊細な下ごしらえの工程も余すところなくお伝えします。手間を惜しまず丁寧に作られた村田吉弘さん直伝の巻きずしは、一口食べればその奥深い調和に感動すること間違いありません。

特別な日の食卓や、心のこもったおもてなしにぜひ挑戦してみてください。

Servings

2

servings
Prep time

30

minutes
Cooking time

1

hour 
Calories

950

kcal
Total time

90

minutes

日本料理界を牽引する名匠、村田吉弘さんの本格的な「巻きずし」のレシピをご紹介します。巻きずしは日本の伝統的な行事やハレの日の食卓に欠かせない一品ですが、一つ一つの具材に丁寧な仕事を施すことで、その味わいは格段に深まります。

材料

  • 干ししいたけ(薄切り) 15g

  • かんぴょう(乾) 10g

  • みつば(サッとゆでて絞る) 1/2ワ

  • 焼きのり(全形) 2枚

  • サラダ油

  • 【すし飯】

  • ご飯 2合分(360ml)(昆布(3cm四方)1枚を加えて堅めに炊く。)

  • 【すし酢】

  • 砂糖 40g

  • 酢 大さじ4

  • 塩 10g

  • 【A】

  • 干ししいたけの戻し汁 カップ1

  • 酒 大さじ2

  • しょうゆ 大さじ1

  • みりん 小さじ1

  • 砂糖 10g

  • 【B】

  • だし カップ1

  • しょうゆ 大さじ1

  • みりん 小さじ2

  • 砂糖 10g

  • 【卵焼き】つくりやすい分量。

  • 白身魚のすり身(市販) 75g

  • 砂糖 40g

  • 卵 3コ

  • 卵黄 3コ分

作り方

  • 干ししいたけは水カップ2につけ、浮かないようにラップをぴったりとはりつけるようにかぶせて戻す。
  • かんぴょうはサッと洗って軽く水けをきり、塩少々をふってもむ。濁った水が出たら、再び洗って塩もみし、これを2~3回繰り返す。
  • ポイント
  • かんぴょうは塩もみすることで、乾物臭さやアクを除く。
  • 鍋に湯をたっぷり沸かして塩少々を入れ、 2 を8~10分間ゆでる。半透明になり、2倍くらいの太さになったら水にさらし、水けを絞って焼きのりの幅と同じ長さに切る。
  • 1 の水けをきって鍋に入れ、【A】を加える。別の鍋に 3 を入れて【B】を加える。それぞれ落としぶたをして中火にかけ、煮汁が半分になったら落としぶたを取り、合計で約15分間煮て冷ます。
  • ポイント
  • どちらも火から下ろしたあと、冷ます間にしっかり味がしみこむ。
  • 【卵焼き】をつくる。ボウルに白身魚のすり身と砂糖40gを入れて泡立て器でよく混ぜる。卵、卵黄を1コ分ずつ加えては混ぜ、サラダ油を薄く塗った卵焼き器に流す。二重にしたアルミ箔(はく)でふたをして、ごく弱火で約20分間焼く。
  • 落としぶたや平皿に 5 を返して取り出し、上下を逆にして卵焼き器に戻す。反対側も10~15分間、ごく弱火で焼き色をつけて取り出し、冷めたら2cm角の棒状に切る。
  • 【すし酢】の材料を小鍋に入れて中火にかけ、砂糖が溶けたら火から下ろす。
  • 水でぬらした盤台(または大きなボウル)に炊きたてのご飯を入れ、【すし酢】を全体に回しかけ、うちわであおぎながら、寝かせたしゃもじでご飯を切るようにして混ぜる。
  • ポイント
  • 冷めたご飯はすし酢を吸いにくいので、アツアツのものを。すし酢は直接加えず、しゃもじに当てながら、全体に回しかける。
  • ご飯がほぐれて全体に【すし酢】がなじんだら、中央に寄せ、かたく絞ったぬれ布巾をかけて冷ます。
  • 巻きすの手前側に焼きのりを表側(つやのある面)を下にして置き、手前から3/4に【すし飯】の1/2量を広げる。
  • ポイント
  • 巻きすは表側(平らな面)を下に、裏側(丸みのある面)を上にし、ひもの端が長いほうを手前に置いて使う。
  • 【すし飯】の手前から5~6cmのところにかんぴょうを4~5本置き、奥に干ししいたけの1/2量を横長に並べる。その中央にみつばの1/2量をのせ、かんぴょうの上に【卵焼き】をのせる。
  • 具がくずれないように【卵焼き】を指で押さえながら、巻きすの手前から向こう側へしっかりと巻く。
  • ひと巻きしてギュッと押さえてから、さらに向こう側へ転がすようにし、焼きのりの端を巻きつける。巻きすで巻いたまましばらく形を落ち着かせ、好みの幅に切る。同様にもう1本巻く。
  • ポイント
  • 巻いてから数分おく間に焼きのりが締まり、表面がきれいに整う。

メモ

  • 村田吉弘さんのレシピ (巻きずし)
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巻きずしを美味しく作る3つの極意

かんぴょうの塩もみと下ゆでによるアク抜き

かんぴょうの下ごしらえは、美味しい巻きずしを作るために非常に重要な工程です。かんぴょうはサッと洗って軽く水けをきった後、塩少々をふってしっかりと揉み込みます。濁った水が出たら再び洗って塩もみをするという作業を2〜3回繰り返すことで、乾物特有の臭みやアクをきれいに取り除くことができます。

その後、たっぷりの湯で半透明になり2倍の太さになるまで8〜10分間ゆでることで、ふっくらと柔らかな食感に仕上がり、後の工程で煮汁の味が染み込みやすくなります。

煮汁を含ませたまま冷まして味を染み込ませる

干ししいたけとかんぴょうは、それぞれ別の鍋で調味料と一緒に煮含めますが、火から下ろした後の「冷ます」時間が味の決め手となります。煮汁が半分になるまで約15分間煮た後、すぐに引き上げるのではなく、鍋に入れたまま、あるいは煮汁ごと冷ましてください。

食材は温度が下がる過程で水分と一緒に旨味や塩分を内部へと吸収していく性質があります。このプロセスを経ることで、噛んだときにジュワッと口の中に広がる、中までしっかりと味の染み込んだ美味しい具材が完成します。

すし飯の作り方と巻き終わりの馴染ませ方

すし飯を作る際、冷めたご飯はすし酢を吸いにくいため、必ず炊きたてのアツアツのご飯を使用することがポイントです。すし酢は直接ご飯にかけるのではなく、しゃもじに当てながら全体に回しかけ、うちわであおぎながら切るように混ぜ合わせることで、艶やかで風味豊かなすし飯になります。

また、具材を巻いた後はすぐに切り分けるのではなく、巻きすで巻いたまま数分間置いて形を落ち着かせましょう。この間に焼きのりがすし飯の水分で程よく締まり、切ったときの表面が美しく整います。

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最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物

村田吉弘さんの本格的な巻きずしには、上質な日本酒や香り高い日本茶のペアリングが非常によく合います。日本酒を合わせるなら、米のふくよかな旨味を感じられる「純米吟醸酒」がおすすめです。

すし酢の爽やかな酸味や、白身魚のすり身が入った甘みのある卵焼き、そして甘辛く煮含めた干ししいたけとかんぴょうの深い味わいを、純米吟醸酒の華やかな香りとまろやかな口当たりが優しく包み込み、引き立ててくれます。

また、お酒を飲まれない方やお昼の食事であれば、少し熱めに淹れた「上煎茶」や「ほうじ茶」が最適です。お茶の持つ適度な渋みと香ばしさが、口の中に残る甘辛い後味をすっきりとリセットし、次の一切れをより美味しく味わうことができます。特別な日の食卓に、ぜひお好みの飲み物を合わせてお楽しみください。

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保存テクニックと温め直し方

巻きずしは冷蔵庫に入れるとご飯が硬くなり、風味が落ちてしまうため、基本的には常温(冷暗所)での保存が適しています。乾燥を防ぐために、濡れ布巾を固く絞って上から被せるか、ラップでふんわりと全体を包み、直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。

どうしても冷蔵庫に入れる必要がある場合は、ラップで包んだ上からさらに新聞紙や厚手のタオルで包み、野菜室などの冷気が直接当たらない場所で保存し、翌日中には食べ切るようにしましょう。

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このレシピのまとめと栄養のポイント

村田吉弘さんのレシピによる本格的な巻きずしの作り方をご紹介しました。干ししいたけの戻し方から、かんぴょうの丁寧な塩もみとアク抜き、そして白身魚のすり身を贅沢に使ってごく弱火で焼き上げる特製卵焼きまで、すべての工程に和食の真髄が詰まっています。

一つ一つの手順を省かずにじっくりと向き合うことで、ご家庭でも専門店に負けない深く豊かな味わいを再現することができます。すし酢をご飯に切るように混ぜる動作や、巻きすを使って具材を美しくまとめる瞬間は、料理を作る喜びを大いに感じさせてくれるはずです。

お正月や節分、ひな祭りなどの伝統行事はもちろん、大切な方へのおもてなしや特別なお弁当のメインとしても大活躍する一品です。ぜひ、この素晴らしいレシピをご自宅の定番として受け継いでいってください。

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