今回は、日本におけるイタリア料理界の巨匠・片岡護さんの「鶏もも肉のカッチャトーラ風」のレシピをご紹介します。「カッチャトーラ」とは、イタリア語で「猟師風」を意味する伝統的な煮込み料理です。
片岡護さん直伝のこのレシピは、骨付きの鶏もも肉を香ばしく焼き上げ、白ワインやワインビネガー、洋風チキンスープ、炒めたたまねぎとともにじっくり煮込む本格派の一品です。仕上げに加えられる爽やかなレモン汁の酸味とルッコラの風味が、じっくり煮込んだ鶏肉の旨味をみごとに引き立てます。
家庭でも手に入る材料でありながら、レストランで味わうような奥深く華やかな一皿が完成します。おもてなしのメインディッシュとしてはもちろん、特別な日のディナーにもぴったりな片岡護さんの至高のレシピを、ぜひご家庭で挑戦してみてください。
【片岡護さんのレシピ】鶏もも肉のカッチャトーラ風の作り方
Course: 主菜Cuisine: イタリアン2
servings15
minutes25
minutes480
kcal40
minutes今回は、日本におけるイタリア料理界の巨匠・片岡護さんの「鶏もも肉のカッチャトーラ風」のレシピをご紹介します。「カッチャトーラ」とは、イタリア語で「猟師風」を意味する伝統的な煮込み料理です。
材料
鶏もも肉(骨付きブツ切り) 500g
塩 少々(0.8g)
小麦粉 適量
オリーブ油 大さじ1
いんげん(塩ゆでしたもの) 8本
レモン汁 大さじ1
ルッコラ 適量
【A】
ワインビネガー 40ml
白ワイン 40ml
【B】
スープ(チキンスープの素(洋風)を表示通りに溶く) カップ1/2
たまねぎ(薄切りにし、約5分間炒めたもの) 1/2コ
パセリ(みじん切り) 少々
レモンの皮(せん切り) 少々
黒オリーブ 12コ
作り方
- 鶏もも肉の両面に塩、こしょうをふってから小麦粉をまぶし、余分な粉ははたいて落とす。
- フライパンにオリーブ油を熱し、 1 を皮目から、両面がきつね色になるまで中火で2~3分間焼く。
- 2 に【A】を加えて香りをつける。さらに【B】を加え、ふたをして弱火で約20分間煮込む。
- 3 の鶏もも肉に火が通ったら、いんげんを加えて1~2分間煮る。
- 4 にレモン汁を加えて器に盛り付け、ルッコラをのせる。
メモ
- 片岡護さんのレシピ (鶏もも肉のカッチャトーラ風)
鶏もも肉のカッチャトーラ風を美味しく作る3つの極意
鶏肉の表面を香ばしく焼き固める
鶏肉の両面に塩とこしょうをふり小麦粉をまぶしたら、余分な粉はしっかりと叩き落とすのがポイントです。フライパンにオリーブ油を熱し、皮目から中火で2~3分間焼き、両面がきつね色になるまでしっかりと香ばしさを引き出します。
表面をしっかり焼き固めることで、肉汁と旨味を中に閉じ込め、その後の煮込み工程で深みのあるおいしさに繋がります。
ワインとビネガーの香りをまとわせて弱火で20分煮込む
香ばしく焼いた鶏肉にワインビネガーと白ワインを加え、まずはしっかりと風味と香りをなじませます。その後、チキンスープ、事前に約5分間炒めたたまねぎ、パセリ、レモンの皮、黒オリーブを投入し、ふたをして弱火で約20分間じっくりと煮込みます。
弱火で20分間時間をかけることで、骨付き肉の旨味がスープに溶け出し、肉がふっくらと柔らかく仕上がります。
いんげんとレモン汁で仕上げるフレッシュな風味
鶏肉に火が通ったら、塩ゆでしたいんげんを加えて1~2分間サッと煮ます。仕上げにレモン汁をさっと加えることで、煮込み料理特有の重たさを消し、全体をきりっと引き締めた爽やかな後味を生み出します。
皿に盛り付けたあとにルッコラを添えることで、爽快な香りと程よい苦味が加わり、最後まで飽きずに楽しめる完成度の高い味わいに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
じっくり煮込んだ鶏肉のコクと、レモンやワインビネガーの心地よい酸味が効いたこの料理には、イタリア産のすっきりとした白ワインが抜群の相性を誇ります。特におすすめなのが「ソアーヴェ」や「ピン・グリジョ」といった、爽快な酸味とほのかな果実味を持つ白ワインです。
レモンの風味やルッコラの爽やかさと見事に調和し、口の中をさっぱりとリフレッシュしてくれます。また、軽やかな赤ワインが好みであれば「キャンティ」などの果実味が豊かなミディアムボディの赤ワインもよく合います。
保存テクニックと温め直し方
保存する場合は、しっかりと冷ましてから清潔な密閉容器に移し、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の目安は約2日〜3日です。お召し上がりになる際は、電子レンジで温めるか、小鍋に移して弱火で温め直してください。
仕上げに添えるルッコラは熱でしんなりしてしまうため、温め直したあとに新鮮なものをトッピングするのが美味しく召し上がるコツです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
イタリア料理の巨匠・片岡護さんが提案する「鶏もも肉のカッチャトーラ風」は、家庭の食卓を華やかに彩る本格的なイタリアンレシピです。
骨付きの鶏もも肉に小麦粉をまぶしてフライパンで中火で2~3分間香ばしく焼き、ワインビネガー、白ワイン、チキンスープ、炒めたたまねぎ、黒オリーブとともに弱火で約20分間煮込むことで、旨味が凝縮された奥深い味わいが生まれます。
塩ゆでしたいんげんを加えて1~2分煮て、仕上げに加えるレモン汁とトッピングのルッコラが、重厚な煮込みの中に爽やかなアクセントをもたらします。プロの技とこだわりが詰まった最高の一品を、ぜひ日々の献立やお祝いの日のメインとしてお楽しみください。
