今回は、日本料理の名店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんのレシピ「きゅうりとたこの新しょうがあえ」をご紹介します。蒸し暑い季節や、さっぱりとした小鉢が欲しい時にぴったりの一品です。
笠原将弘さんのレシピは、身近な食材を使いながらも、ちょっとした下ごしらえの工夫でプロの味に仕上がるのが魅力です。このレシピでは、みずみずしいきゅうりと、プリッとした食感のゆでだこを使用します。
爽やかな香りの青じそと、ピリッとした辛味と風味が特徴の「新しょうがだれ」を合わせることで、驚くほど奥行きのある味わいが完成します。きゅうりは板ずりをしてから包丁でたたいて割ることで、味がしっかりと染み込みやすくなり、たことの相性も抜群になります。
火を使わずに手軽に作れるため、毎日の献立の副菜としてはもちろん、晩酌のお供としてビールや日本酒などのお酒に合わせるのも大変おすすめです。ご家庭で簡単に実践できる日本料理の知恵が詰まった笠原将弘さん直伝のレシピを、ぜひ今晩の食卓に取り入れてみてください。
【笠原将弘さんのレシピ】きゅうりとたこの新しょうがあえの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes20
minutes60
kcal30
minutes今回は、日本料理の名店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんのレシピ「きゅうりとたこの新しょうがあえ」をご紹介します。蒸し暑い季節や、さっぱりとした小鉢が欲しい時にぴったりの一品です。
材料
きゅうり 1本(100g)
塩 適量
ゆでだこの足 80g
青じそ 5枚
新しょうがだれ 大さじ2
白ごま 少々
作り方
- きゅうりは塩をまぶしてまな板の上で転がし、サッと洗って水けをきる。両端を切り落として包丁でたたいて割り、一口大に切る。ゆでだこの足は一口大に切る。青じそは細切りにする。
- ボウルに 1 を入れ、新しょうがだれであえる。白ごまをふる。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (きゅうりとたこの新しょうがあえ)
きゅうりとたこの新しょうがあえを美味しく作る3つの極意
きゅうりの板ずりで色鮮やかさと食感を引き出す
レシピの手順にある「きゅうりに塩をまぶしてまな板の上で転がす」という工程は、いわゆる「板ずり」と呼ばれる重要な下ごしらえです。きゅうりの表面にあるイボイボが取れて色が鮮やかな緑色になるだけでなく、余分な水分が抜けることで青臭さが和らぎます。
さらに、塩が適度にしみ込むため、きゅうり自体にうっすらと下味がつき、パリッとした心地よい歯ごたえが生まれます。サッと洗ってしっかりと水気を切ることで、後から和える新しょうがだれの味が薄まらず、全体の味がピタリと決まるようになります。
包丁でたたいて割り、味の絡みを格段に良くする
きゅうりの両端を切り落とした後、「包丁でたたいて割り、一口大に切る」という手順も、このレシピの大きなポイントです。きゅうりを包丁でまっすぐ切るのではなく、たたいてヒビを入れてから手や包丁で割ることで、断面が複雑でいびつな形になります。
この不規則な断面の凹凸に新しょうがだれがしっかりと入り込み、短時間で和えるだけでも驚くほど味がよく絡むようになります。また、ゆでだこのプリッとした食感に対し、たたき割りきゅうりのシャキッとした食感が良いアクセントとなり、噛むほどに楽しさが広がります。
直前に和えて素材の風味と香りを最大限に活かす
ボウルに下ごしらえをしたきゅうり、ゆでだこ、細切りにした青じそを入れ、新しょうがだれで和え、最後に白ごまを振るという仕上げの手順です。和え物は、時間が経つときゅうりなどの野菜から水分が出てしまい、せっかくのたれの味が薄まってしまう性質があります。
そのため、全ての材料を切って準備しておき、食卓に出す直前にボウルでサッと和えるのが美味しく仕上げる極意です。食べる直前に和えることで、青じ所の爽やかな香りと新しょうがだれのフレッシュな風味が飛ばず、白ごまの香ばしさも際立ちます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さんの「きゅうりとたこの新しょうがあえ」は、さっぱりとした酸味と生姜の風味が効いた一品なので、合わせるお酒も爽やかでキレのあるタイプが非常によく合います。ワインをお探しなら、ニュージーランド産のマールボロ地方などで造られる「ソーヴィニヨン・ブラン」が特におすすめです。
ソーヴィニヨン・ブランが持つ青草や柑橘系のフレッシュなアロマが、青じそや新しょうがの爽やかな香りと見事に同調し、お互いの風味を引き立て合います。また、和食の定番として、キリッと冷やした辛口の日本酒や、シュワっと爽快なスパークリングワインも素晴らしい相性を見せます。
ゆでだこの旨味をすっきりと流してくれるような、ドライな口当たりのアルコールを選ぶことで、箸も杯も止まらなくなる至福のマリアージュをお楽しみいただけます。
保存テクニックと温め直し方
このレシピは、きゅうりから水分が出やすいため、基本的には作ってすぐに食べ切るのが最も美味しい状態です。どうしても保存したい場合は、密閉できる清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。
翌日にはきゅうりから水分が出て味が薄まり、食感もしんなりとしてしまうため、半日〜1日以内を目安に食べ切ることをおすすめします。
もし少し時間が経って味がぼやけてしまった場合は、食べる直前にほんの少しだけ醤油やポン酢を足したり、新たに白ごまを指でひねりながら追加して風味を補うと、美味しくお召し上がりいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、笠原将弘さんのレシピ「きゅうりとたこの新しょうがあえ」の作り方を詳しくご紹介しました。手に入りやすい身近な材料であるきゅうりとゆでだこを使いながら、板ずりやたたき割りといった基本の下ごしらえを丁寧に行うことで、プロの味に近づけることができる素晴らしいレシピです。
青じその豊かな香りと、新しょうがだれのピリッとした爽やかな味わいが絶妙に絡み合い、暑い日や食欲がない時でもお箸が進む一品に仕上がります。火を一切使わずに、切って和えるだけの簡単なステップで完成するため、忙しい日の夕食のもう一品や、急なおもてなし、晩酌のおつまみとしても大活躍間違いなしです。
笠原将弘さんならではの、素材の持ち味を最大限に引き出す和食の技術をご家庭でも手軽に体験できるレシピですので、ぜひ一度お試しください。
