イタリア料理界の重鎮である片岡護さんが提案する、極上の本格肉料理「にんにくと牛肉のくし焼き 香草ソース」のレシピをご紹介します。ジューシーに焼き上げた牛肉と、オーブンや網焼きでじっくりと甘みを引き出した色鮮やかな野菜類、そして豊かな香りを纏うローリエを豪快に金ぐしに刺して焼き上げる贅沢な一品です。
この料理の美味しさを一層引き立てているのが、ハーブやアンチョビ、ケイパー、オリーブ油を贅沢に使用した自家製の香草ソースです。
香ばしく香りが立ったお肉や野菜を、爽やかでコクのある緑のソースに絡めていただくことで、まるで高級リストランテで味わうかのような本格的なイタリアンの食体験をご家庭で手軽に再現できます。
特別な日のメインディッシュやおもてなしの席、ワインを嗜む特別なディナーにもぴったりの華やかな一皿ですので、ぜひ挑戦してみてください。
【片岡護さんのレシピ】にんにくと牛肉のくし焼き 香草ソースの作り方
Course: 主菜Cuisine: イタリアン2
servings2
hours15
minutes35
minutes620
kcal170
minutesイタリア料理界の重鎮である片岡護さんが提案する、極上の本格肉料理「にんにくと牛肉のくし焼き 香草ソース」のレシピをご紹介します。ジューシーに焼き上げた牛肉と、オーブンや網焼きでじっくりと甘みを引き出した色鮮やかな野菜類、そして豊かな香りを纏うローリエを豪快に金ぐしに刺して焼き上げる贅沢な一品です。
材料
にんにく 4かけ
牛肉(ヒレ、ももなど) 160g
なす 1/2コ
ジャンボピーマン(赤) 1コ
たまねぎ(小) 2コ
ローリエ 12枚
クレソン 適宜
レモン 1/2コ
オリーブ油
塩
こしょう
【マリネ液】
にんにく 1かけ
ローズマリー 1枝
オリーブ油 大さじ2
塩 少々
こしょう 少々
【香草ソース】あまったら冷凍保存できる。肉や白身魚 にぬったり、ゆでたたことあえてもおいしい
にんにく 1かけ
パセリ 3本
ローズマリー(みじん切り) 小さじ1/4
ケイパー 大さじ2
アンチョビ(フィレ) 3枚
バジル 1パック
エクストラバージンオリーブ油 カップ1
作り方
- 牛肉は一口大に切る。【マリネ液】のにんにくは皮をむいて薄切りにする。バットなどに牛肉を並べ、【マリネ液】の材料を加えて全体を混ぜたら、そのまま2時間おく。
- にんにくは外側の皮ごとアルミ箔で包み、200℃のオーブンで20分間焼く。
- なすは焼き網にのせて焼き、表面が黒くなったら氷水にとり、皮をむく。ジャンボピーマンは表面にオリーブ油少々をぬり、たまねぎはそのまま、それぞれアルミ箔で包み、200℃のオーブンで30分間焼く。
- 2 のにんにくは外側の皮だけをむき、1かけを半分に切る。 3 のなすは薄切りにする。ジャンボピーマンはヘタと種を取り、4等分に切る。たまねぎは外側の皮をむき、横半分に切る。
- 【香草ソース】の材料をミキサーにかけ、なめらかになるまで混ぜる。
- ローリエ3枚を間に刺しながら、 1 の牛肉と 4 の野菜類を順に金ぐしに刺す。全体に塩・こしょう各少々をふり、牛肉に焼き色がつくまでフライパンで焼く。
- 器に 5 の【香草ソース】を敷き、 6 のくし焼きをのせる。あればクレソン、くし形に切ったレモンを添える。
メモ
- 片岡護さんのレシピ (にんにくと牛肉のくし焼き 香草ソース)
にんにくと牛肉のくし焼き 香草ソースを美味しく作る3つの極意
牛肉をマリネ液でしっかり2時間おくこと
切った牛肉を、薄切りにしたにんにく、ローズマリー、オリーブ油、塩、こしょうを合わせたマリネ液にしっかりと浸し、そのまま2時間おいておくことが大きなポイントです。時間をかけてマリネすることにより、ハーブとにんにくの爽やかで芳醇な香りがお肉の芯までじんわりと浸透します。
また、オリーブ油の効果によって加熱時のパサつきを防ぎ、焼き上がりの食感が驚くほど柔らかくジューシーに仕上がります。
野菜とにんにくをじっくりオーブン焼きにすること
皮付きのにんにくはアルミ箔で包んで200℃のオーブンで20分間、ジャンボピーマンやたまねぎもアルミ箔に包んで200℃で30分間じっくりと焼き上げます。
直火で表面を黒く焼いて皮をむくナスとともに、あらかじめ加熱して食材の旨みと甘みを最大限に引き出しておくことで、最後のフライパン加熱では牛肉に美味しそうな焼き目をつけるだけで全体の火入れが完璧に完成します。
ローリエを間に挟んで金ぐしに刺して焼くこと
金ぐしにお肉と野菜を刺していく際、間にローリエを3枚挟み込むのがこのレシピの大きな特徴です。具材と一緒にフライパンで焼き上げることで、熱せられたローリエから爽やかで清涼感のある香味が引き出され、お肉や野菜全体に上品な風味が移ります。
焼き上がりの香ばしさとハーブの香りが心地よく重なり合い、味わい全体にプロならではの奥深さと立体感が生まれます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
にんにくの芳醇な風味と香り高い香草ソース、そしてジューシーな牛肉の旨みが調和したこの料理には、しっかりとした骨格を持つ赤ワインが抜群の相性を誇ります。特におすすめなのは、イタリア・トスカーナ州のキャンティ・クラシコや、サンジョヴェーゼ種を主体としたミディアムからフルボディの赤ワインです。
適度な酸味と豊かな果実味が、アンチョビやケイパーの塩気とバジル・パセリの清涼感を綺麗に包み込み、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。
また、重めのスタイルがお好みであれば、シチリア産のネロ・ダーヴォラや、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの力強い赤ワインを合わせると、牛肉のコクと香草ソースのオリーブ油が生み出すリッチな味わいに負けない見事なマリアージュを楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
あまった【香草ソース】は、清潔な保存容器や密閉袋に入れて冷凍保存が可能です。しっかりと密封しておくことで約2〜3週間美味しさを保つことができます。使う際は冷蔵庫に移してゆっくり自然解凍してください。
この香草ソースは汎用性が非常に高く、今回のくし焼きだけでなく、ソテーした豚肉や鶏肉、焼いた白身魚の表面に塗ったり、サッとゆでたタコやイカなどの魚介類と和えたりするだけで、手軽に本格的な一品を作ることができます。また、バゲットに塗ってガーリックトースト風に焼き上げるのもおすすめです。
くし焼き自体は焼き立てが最も美味しいため、焼成後の保存ではなく、マリネや野菜の下焼きまでを事前準備として済ませておく方法を推奨します。
このレシピのまとめと栄養のポイント
片岡護さん直伝の「にんにくと牛肉のくし焼き 香草ソース」は、丁寧な下ごしらえと贅沢なハーブ使いで仕上げる至高のイタリアンレシピです。牛肉を2時間かけてハーブオイルでマリネし、野菜やにんにくをオーブンや網焼きでじっくり加熱して甘みを引き出すことで、素材本来の旨みを極限まで引き出しています。
ローリエとともに金ぐしに刺して香ばしく焼き上げた具材を、鮮やかな緑色の自家製香草ソースに絡めて食べれば、お口いっぱいに爽やかな香りと豊かなコクが広がります。余った香草ソースは冷凍保存も可能で、肉・魚料理からパスタや魚介の和え物まで幅広く活用できる便利な万能ソースです。
お祝いの席や特別なおもてなしの日に、ご家庭で本格リストランテの味をぜひ堪能してみてください。
