プロの料理人である菰田欣也さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、シャキシャキとした食感がたまらない絶品の「マーボーもやし」です。
通常の中華料理店などで親しまれている麻婆豆腐とは一味違い、主役に豆もやしを据えることで、野菜本来の豊かな食感と甘みを存分に楽しむことができる一品に仕上がっています。
豚ひき肉の旨味がしっかりと染み込んだコクのある味わいに、豆板醤のピリッとした辛みとオイスターソースの深いコクが絶妙に絡み合い、一口食べればお箸が止まらなくなる美味しさです。
調理のプロセスにおいても、ひき肉をあらかじめしっかりと炒めて水分を飛ばすことや、もやしを炒める際の火加減の調整など、家庭のキッチンでもプロの味を再現するための丁寧な工夫が盛り込まれています。特別な材料を必要とせず、身近な食材だけで手軽に本格的な中華の味わいを作ることができるのも大きな魅力です。
忙しい日の夕食のメインディッシュとしてはもちろんのこと、白いご飯のおかずやお酒のおつまみとしても非常に喜ばれること間違いなしの万能おかずです。ぜひこの機会に菰田欣也さん直伝の作り方をマスターして、ご家族や大切な方と一緒に出来立ての熱々を美味しく召し上がってみてください。
【菰田欣也さんのレシピ】マーボーもやしの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings10
minutes10
minutes320
kcal20
minutesプロの料理人である菰田欣也さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、シャキシャキとした食感がたまらない絶品の「マーボーもやし」です。
材料
豆もやし 3/4袋(150g)
豚ひき肉(粗びき) 150g
チキンスープ 200ml(顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風)を表示どおりに湯で溶く。)
ねぎ(みじん切り) 1/3本分
水溶きかたくり粉 大さじ1(水2:かたくり粉1の割合で溶いたもの。)
【A】
酒 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
甜麺醤(テンメンジャン) 小さじ1
【B】
豆板醤(トーバンジャン) 小さじ2/3
酒 小さじ2
しょうゆ 小さじ2/3
オイスターソース 小さじ1/3
こしょう 少々
作り方
- 豆もやしはサッと洗い、ひげ根を取る。
- 表面加工のしてあるフライパンで豚ひき肉を炒める。火が通ったら【A】を入れ、水分がなくなるまでしっかり炒めて取り出す。
- 2 のフライパンをきれいにして強火にかけ、 1 の豆もやしを入れたら弱火にし、【B】を加えながら弱火で炒める。チキンスープを加え、2〜3分間煮込む。
- ポイント
- 炒めすぎると水分が出て食感がなくなるので手早く。
- 2 のひき肉を戻し入れ、ねぎを加える。水溶きかたくり粉でとろみをつけ、火を止めて器に盛る。
メモ
- 菰田欣也さんのレシピ (マーボーもやし)
マーボーもやしを美味しく作る3つの極意
豚ひき肉は水分がなくなるまでしっかり炒める
このレシピのポイントは、表面加工のしてあるフライパンで豚ひき肉を炒めた後、【A】の調味料を入れてから水分がなくなるまでしっかりと炒めて一度取り出すことです。
ひき肉から出る余分な水分や脂を飛ばしながら調味料の味をギュッと閉じ込めることで、お肉の旨味が凝縮され、後から加えるスープや他の食材と合わせたときにもぼやけない力強い味わいに仕上がります。ひと手間かけることで料理全体のコクが格段にアップします。
豆もやしはひげ根を取り【B】を加えながら弱火で炒める
このレシピのポイントは、豆もやしをサッと洗ってひげ根を取った後、強火にかけたフライパンに入れてから弱火にし、【B】を加えながら弱火で炒めることです。
豆もやしのシャキシャキとした心地よい食感を損なわないようにするための大切な工程であり、調味料の味を優しく含ませながら丁寧に火を通すことで、もやし特有の青臭さが和らぎ、全体のまとまりが良くなります。
手早く仕上げて水溶きかたくり粉で絶妙なとろみをつける
このレシピのポイントは、豆もやしを炒めすぎると水分が出て食感がなくなるため手早く調理し、チキンスープを加えて2〜3分間煮込んだ後に、炒めておいたひき肉を戻し入れ、みじん切りのねぎを加えることです。
仕上げに水溶きかたくり粉を回し入れて全体にとろみをつけることで、旨味の詰まったスープが具材全体にしっかりと絡み、熱々の状態を長く楽しむことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
菰田欣也さんのマーボーもやしには、キリッと冷やしたスパークリングワインや辛口の白ワインが非常によく合います。
豆板醤のピリッとした程よい辛みと、オイスターソースや甜麺醤のコク深い味わいが口の中に広がったあと、ワインの爽やかな酸味と炭酸のシュワシュワとした口当たりが、お口の中をすっきりとリフレッシュさせてくれます。
また、しっかりとしたコクのある赤ワインを軽く冷やして合わせるのも、お肉の旨味を引き立てる素晴らしい組み合わせです。お好みのドリンクと一緒に楽しむことで、おうちにいながらまるで本格的な中華料理店にいるかのような贅沢なマリアージュを存分に堪能することができます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きとして保存する場合は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安としては、当日中〜翌日までのできるだけ早めにお召し上がりいただくのがおすすめです。再加熱する際は、電子レンジを使用するかフライパンに移して弱火で温め直してください。
なお、もやしは時間が経つと水分が出て食感が変わりやすいため、調理後はなるべく早めに食べ切るのが一番美味しく楽しむコツです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
プロの料理人である菰田欣也さんが提案する「マーボーもやし」は、豆もやし特有のシャキシャキとした食感と、豚ひき肉の旨味がぎゅっと詰まった大満足の炒め煮料理です。特別な香辛料や手に入りにくい食材を使わず、身近な調味料とフライパン一つで手軽に作れるのが大きな魅力です。
ひき肉をしっかりと炒めて旨味を引き出し、豆もやしを丁寧に炒め合わせてからチキンスープで煮込むことで、それぞれの食材の持ち味が最高潮に引き出されます。最後にとろみをつけることでスープが具材全体にしっかりと絡み、最後まで熱々で美味しくいただけます。
ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりな一品です。ぜひご家庭の定番メニューに取り入れて、プロならではの美味しさを存分に楽しんでみてください。
