平野レミさんのレシピ「丸ごとえびせんべい」をご紹介します。えびを殻ごと使うのではなく、殻と背ワタを丁寧に取り除き、開いてから薄くたたきのばすという、手間ひまをかけた本格的なえびせんべいの作り方です。
ご家庭にあるかたくり粉や小麦粉を使い、電子レンジと揚げ油を駆使することで、サクサクとした心地よい食感を生み出します。特に注目したいのは、えびを開いてオーブン用の紙にはさみ、麺棒でたたいて極限まで薄くのばす工程です。これにより、えびの旨みがギュッと凝縮され、香ばしさが際立ちます。
さらに、半量のえびにはのりを貼り付けることで、磯の香りがプラスされ、一度で二つの味わいを楽しめる工夫も施されています。お酒のおつまみにはもちろん、お子様のおやつや、ちょっとしたおもてなしの一品としても大変喜ばれるレシピです。
特別な材料を用意しなくても、手に入りやすいえびを使って、まるでお店で味わうような本格的なえびせんべいをご自宅で再現できる、平野レミさんならではの素晴らしいアイデアが詰まっています。ぜひ、このレシピでサクッと香ばしいえびせんべい作りに挑戦してみてください。
【平野レミさんのレシピ】丸ごとえびせんべいの作り方
Course: おつまみCuisine: 和食2
servings15
minutes20
minutes120
kcal35
minutes平野レミさんのレシピ「丸ごとえびせんべい」をご紹介します。えびを殻ごと使うのではなく、殻と背ワタを丁寧に取り除き、開いてから薄くたたきのばすという、手間ひまをかけた本格的なえびせんべいの作り方です。
材料
えび(殻付き) 12匹
のり(全形) 1/2枚
かたくり粉
小麦粉 適量
揚げ油
塩 適量
作り方
- えびは殻と背ワタを除き、離れそうなほど深く包丁を入れて背開きにする。殻はとっておく。
- のりは6等分に切る。
- 1 にかたくり粉をまぶしつけ、オーブン用の紙に4匹ずつ尾を中心に放射状に並べる。さらにオーブン用の紙をかぶせ、上から麺棒などで中心(尾のほう)から外側に向けてたたき、できるだけ薄くのばす。
- オーブン用の紙にはさんだまま電子レンジ(600W)に4分間かける。残りも同様にして、電子レンジにかける。
- ポイント
- 電子レンジの庫内がいったん冷えてから、次のえびを電子レンジにかけると焦げにくい。
- 半量のえびには、水で溶いた小麦粉適量でのりをはり、ともに170℃の揚げ油でカリッと揚げ、塩をふる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (丸ごとえびせんべい)
丸ごとえびせんべいを美味しく作る3つの極意
えびを極限まで薄くたたきのばす
えびは背開きにした後、かたくり粉をまぶしてオーブン用の紙にはさみ、麺棒などで中心から外側に向けてしっかりとたたいて薄くのばします。この工程が、えびせんべい特有のサクサクとした軽い食感を生み出す最大の鍵となります。
できるだけ均一に、そして薄くのばすことで、その後の電子レンジ加熱や油で揚げた際に水分が抜けやすくなり、パリッとした仕上がりになります。力加減に注意しながら、えびの繊維をつぶすように広げていくのがポイントです。
電子レンジ加熱時の庫内温度に注意する
オーブン用の紙にはさんだえびを電子レンジ(600W)で4分間加熱して水分を飛ばしますが、複数回に分けて加熱する際は注意が必要です。続けて加熱すると庫内の温度が上がりすぎてしまい、えびが焦げやすくなってしまいます。
このレシピの重要なポイントとして、庫内がいったん冷えてから次のえびを加熱することが挙げられています。少し時間を置くか、扉を開けて熱を逃がすなどして、常に同じ条件下で加熱することが、美しい色合いと風味を保つ秘訣です。
170℃の油でカリッと香ばしく揚げる
電子レンジで水分を飛ばしたえびは、最終的に170℃の揚げ油で仕上げます。この温度設定は、焦がさずに中までしっかりと火を通し、カリッとしたクリスピーな食感にするための適温です。半量には水で溶いた小麦粉でのりを貼り付けていますが、こののりが剥がれないようにそっと油に入れ、両面を色よく揚げていきます。
揚げたてに塩をふることで、えびの甘みとのりの風味がより一層引き立ち、後を引く美味しさに仕上がります。油の温度管理が仕上がりを左右します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんのレシピで作る「丸ごとえびせんべい」は、えびの濃厚な旨みと香ばしさ、そしてのりの磯の香りが絶妙に絡み合う一品です。この味わいには、スッキリとした辛口の白ワインや、爽快感のあるスパークリングワインが非常に良く合います。
例えば、柑橘系の爽やかな香りとキレのある酸味が特徴の「ソーヴィニヨン・ブラン」は、えびの風味を引き立てつつ、揚げ物特有の油分を口の中でさっぱりと洗い流してくれます。また、スペインのスパークリングワインである「カヴァ」も素晴らしいマリアージュを生み出します。
カヴァのきめ細かい泡とミネラル感が、カリッと揚がったえびせんべいの食感と見事に調和し、至福のひとときを演出します。ビールを合わせるなら、軽やかなピルスナーよりも、少しホップの香りが華やかなペールエールを選ぶと、えびの旨みと良いバランスを保つことができます。
保存テクニックと温め直し方
揚げたての「丸ごとえびせんべい」は、サクサクとした食感が命ですので、できるだけその日のうちに食べ切ることをおすすめします。どうしても保存が必要な場合は、完全に熱が冷めてから、乾燥剤と一緒に密閉容器やジッパー付きの保存袋に入れて常温で保存してください。
湿気に非常に弱いため、冷蔵庫に入れると逆に結露で湿気てしまう可能性があります。翌日以降に食べる際、もし湿気てしまった場合は、オーブントースターでごく短時間、焦げないように注意しながら軽く温め直すと、ある程度サクサク感が復活します。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「丸ごとえびせんべい」は、家庭で手軽に本格的な海鮮スナックを作ることができる、驚きと工夫に満ちたレシピです。新鮮なえびを下処理し、麺棒で薄くたたきのばすという工程は少し手間がかかりますが、その分出来上がった時の感動はひとしおです。
かたくり粉をまぶして電子レンジで水分を飛ばし、さらに170℃の油で揚げることで、えびの旨みが極限まで濃縮された、驚くほど軽くてサクサクの食感に仕上がります。のりを添えたものとプレーンなものの2種類の味を同時に楽しめるのも嬉しいポイントです。
普段のおやつやお茶請けとしてはもちろん、ビールや白ワインなどのお酒のお供にも最適です。えび本来の豊かな風味と香ばしさを存分に味わえるこのレシピは、ホームパーティーなどでのおもてなし料理としても間違いなくゲストの心を掴む一品となるでしょう。
