人気和食料理人である笠原将弘さんのレシピ「笠原流トマトサラダ」をご紹介します。旬のトマトの美味しさを最大限に引き出す、和風仕立てのさっぱりとした一品です。
このレシピの大きな特徴は、トマトに直接下味をつけて冷蔵庫でしっかりと冷やすこと、そしてすりおろしたきゅうりを使った特製ドレッシングをかけることです。トマトは湯むきをすることで口当たりがなめらかになり、砂糖と塩をまぶして1時間以上冷やすことで、トマト本来の甘みがぐっと引き立ちます。
さらに、すりおろしたきゅうりにサラダ油、酢、うす口しょうゆ、おろししょうがなどを加えたドレッシングは、さわやかな風味と適度なとろみがあり、トマトによく絡みます。仕上げに散らす青じそと粗びき黒こしょうが味のアクセントになり、最後まで飽きずにさっぱりといただけるサラダです。
毎日の食卓の副菜としてはもちろん、お酒のおつまみや、おもてなしの席の前菜としても活躍する、プロ直伝の本格的な味わいをぜひご家庭でお試しください。
【笠原将弘さんのレシピ】笠原流トマトサラダの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes5
minutes110
kcal20
minutes人気和食料理人である笠原将弘さんのレシピ「笠原流トマトサラダ」をご紹介します。旬のトマトの美味しさを最大限に引き出す、和風仕立てのさっぱりとした一品です。
材料
トマト 2コ(300g)
きゅうり 1本(100g)
青じそ 3枚
黒こしょう(粗びき)
【A】
砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/2
【B】
サラダ油 大さじ1
酢 大さじ1
砂糖 小さじ1
うす口しょうゆ 小さじ1
しょうが(すりおろす) 小さじ1/2
塩 少々
作り方
- トマトはヘタを除き、熱湯にサッとくぐらせて湯むきをし、一口大の乱切りにする。ボウルに入れて【A】をまぶし、冷蔵庫で1時間以上冷やす。
- きゅうりはすりおろして水けをきる。【B】と混ぜ合わせてドレッシングをつくり、冷蔵庫で冷やす。
- 青じそはせん切りにしてサッと洗い、水けをきる。
- 器に 1 を盛って 2 をかけ、黒こしょう少々をふって 3 をのせる。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (笠原流トマトサラダ)
笠原流トマトサラダを美味しく作る3つの極意
湯むきと下味によるトマトの旨味の引き出し
このレシピの重要なポイントは、トマトを熱湯にサッとくぐらせて湯むきをし、一口大の乱切りにした後、砂糖(小さじ1)と塩(小さじ1/2)をまぶして冷蔵庫で1時間以上冷やす工程にあります。湯むきをすることで皮の口に残る食感がなくなり、とてもなめらかな舌触りになります。
また、事前に砂糖と塩で下味をつけてじっくりと冷やすことで、浸透圧の働きによりトマトの余分な水分が適度に抜け、同時に甘みと旨味がギュッと凝縮されます。冷たい温度で味をなじませることが、ワンランク上のサラダに仕上げる秘訣です。
すりおろしきゅうりの特製ドレッシング
ドレッシングには、きゅうりをすりおろして水けをきったものを活用するのがこのレシピのもう一つのポイントです。すりおろしたきゅうりに、サラダ油(大さじ1)、酢(大さじ1)、砂糖(小さじ1)、うす口しょうゆ(小さじ1)、おろししょうが(小さじ1/2)、塩(少々)を混ぜ合わせて作ります。
きゅうりそのものの青々とした風味と瑞々しさが加わるだけでなく、すりおろすことでドレッシングに適度なとろみがつき、ツルンとした湯むきトマトの表面にもしっかりと味が絡みやすくなります。こちらも冷蔵庫でよく冷やしておきましょう。
薬味とスパイスによる風味のアクセント
美しく盛り付けたサラダの仕上げには、せん切りにしてサッと洗い水けをきった青じそ(3枚分)と、粗びき黒こしょう(少々)を使用します。青じ所の爽やかな香りは、トマトの甘みやきゅうりドレッシングの酸味と相性が抜群で、和食ならではの清涼感を演出してくれます。
また、粗びき黒こしょうのピリッとした辛味とスパイシーな香りが、全体をキリッと引き締める役割を果たします。単調になりがちな野菜のサラダも、これらの薬味とスパイスを効かせることで、最後まで飽きのこない奥行きのある味わいに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さんのレシピで作るトマトサラダには、フレッシュで酸味のバランスが良い白ワインや、軽めのロゼワインが非常によく合います。例えば、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランは特におすすめです。
ソーヴィニヨン・ブラン特有のハーブや柑橘系を思わせる爽やかな香りが、青じそやきゅうりドレッシングの青々とした風味と見事に調和し、トマトの酸味や甘みと相乗効果を生み出します。また、フランス・プロヴァンス地方の辛口のロゼワインも素晴らしいペアリングとなります。
ロゼワインの持つほのかなベリー系の果実味とすっきりとした後味が、和風仕立ての繊細な味付けを邪魔することなく、料理全体を優しく包み込んでくれます。
粗びき黒こしょうのスパイス感もあるため、少しだけ黒こしょうのニュアンスを持つオーストリアのグリューナー・フェルトリーナーなどを合わせても、より一層食事を楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
このトマトサラダは、水分が出やすく風味が落ちやすいため、基本的には作ったその日のうちに食べ切ることをおすすめします。
もし少し時間が空いてしまう場合は、トマトときゅうりのドレッシングは別々の保存容器に入れて冷蔵庫で保管し、食べる直前に器に盛り付けてドレッシングをかけ、青じそと黒こしょうをトッピングするようにしてください。
トマトは下味をつけて1時間以上冷やす工程があるため、この状態で冷蔵庫に入れておくのは問題ありませんが、長時間置きすぎると水分が抜けすぎて食感が変わるため注意が必要です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、笠原将弘さん直伝の「笠原流トマトサラダ」の作り方をご紹介しました。いつものトマトサラダとはひと味違い、トマトを丁寧に湯むきして下味をつけ、1時間以上しっかりと冷蔵庫で冷やすひと手間が、驚くほど上品な味わいを生み出します。
さらに、すりおろしたきゅうりを使った特製ドレッシングは、さっぱりとしながらも野菜の旨味が詰まっており、トマトの甘みを見事に引き立ててくれます。青じそと粗びき黒こしょうの香り高いアクセントも効いており、和の心を感じる洗練された一皿です。
特別な材料を使わずに、スーパーで手に入る身近な食材だけでプロの味を再現できる素晴らしいレシピですので、ぜひ毎日の献立や、特別なおもてなしの席に取り入れてみてください。涼やかな見た目と味わいで、食卓を華やかに彩ってくれること間違いありません。
