今回は、日本料理の名店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんのレシピ「ゴーヤーとしらたきの甘辛煮」をご紹介します。夏野菜の定番であるゴーヤーは、独特の苦みがクセになる一方で、調理法によっては苦みが強すぎて食べにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、笠原将弘さんのこのレシピでは、熱湯にじっくりとつけるというひと手間を加えることで、ゴーヤーの苦みを絶妙に和らげ、とても食べやすい仕上がりになっています。さらに、低カロリーでヘルシーな食材であるしらたきを組み合わせることで、ボリューム感を出しつつも罪悪感なく楽しめる一品となっています。
味付けの決め手となるのは、お醤油やみりんに加えて、たっぷりの削り節と少しのお酢を加えた特製の甘辛だれ。お酢の酸味が全体の味を引き締め、削り節の旨味が具材にしっかりと絡みつきます。
最後にふりかける白ごまの香ばしさと一味とうがらしのピリッとした辛さがアクセントになり、ご飯のお供にはもちろん、冷えたビールや日本酒のおつまみとしても最適な一品です。常備菜としても大活躍間違いなしの、笠原将弘さん直伝の素晴らしいレシピをぜひご家庭でお試しください。
【笠原将弘さんのレシピ】ゴーヤーとしらたきの甘辛煮の作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings20
minutes10
minutes153
kcal30
minutes今回は、日本料理の名店「賛否両論」のマスターとして知られる笠原将弘さんのレシピ「ゴーヤーとしらたきの甘辛煮」をご紹介します。夏野菜の定番であるゴーヤーは、独特の苦みがクセになる一方で、調理法によっては苦みが強すぎて食べにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
材料
ゴーヤー 1本(300g)
しらたき 1袋(180g)
白ごま 大さじ1+1/2
一味とうがらし 少々
【A】
砂糖 75g
しょうゆ カップ1/4
みりん カップ1/4
酢 大さじ2
削り節 5g
作り方
- ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンでワタを除いて薄切りにする。ボウルに入れ、たっぷりの熱湯を注ぎ、そのまま15分間おく。ざるに上げて水けをきり、軽く絞る。
- ポイント
- ゴーヤーは熱湯につけておくと苦みが抜け、食べやすくなる。
- しらたきはサッとゆでて水けをきる。長ければ食べやすく切る。
- 鍋に 1 、 2 、【A】を入れて中火にかけ、煮立ったらアルミ箔(はく)で落としぶたをし、7~8分間煮る。汁けがほぼなくなったら器に盛り、白ごま、一味とうがらしをふる。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (ゴーヤーとしらたきの甘辛煮)
ゴーヤーとしらたきの甘辛煮を美味しく作る3つの極意
熱湯につけてゴーヤーの苦みを抜く
このレシピの最大のポイントは、ゴーヤーの下処理にあります。縦半分に切ってワタを取り除き、薄切りにしたゴーヤーをボウルに入れ、たっぷりの熱湯を注いでそのまま15分間おきます。
塩もみをする一般的な方法とは異なり、熱湯につけておくことでゴーヤー特有の強い苦みが程よく抜け、とても食べやすいマイルドな味わいに仕上がります。15分経ったらざるに上げてしっかりと水けをきり、軽く絞ることで、後から加える調味料の味が染み込みやすくなり、水っぽくなるのを防ぐことができます。
このひと手間を惜しまないことが大切です。
しらたきの下ゆでで味染みを良くする
しらたきはそのまま煮汁に加えるのではなく、あらかじめサッと熱湯でゆでてから水けをきる工程が重要です。下ゆでをすることで、こんにゃく特有の臭みを取り除くことができ、料理全体の風味が格段にアップします。
また、ゆでることでしらたきの組織が引き締まり、その後の煮込みの段階で甘辛い煮汁が中までしっかりと染み込みやすくなります。ゆでた後は、長いままだと食べる際に絡まって食べにくいため、包丁で食べやすい長さに切っておく配慮も、美味しくいただくための大切なポイントです。
アルミ箔の落としぶたで汁気を飛ばす
鍋に下処理をしたゴーヤー、しらたき、そして砂糖、しょうゆ、みりん、酢、削り節を合わせた調味料を入れて中火にかけ、煮立ったらアルミ箔で作った落としぶたをして7〜8分間煮込みます。落としぶたをすることで、少ない煮汁でも鍋の中で対流が起き、食材全体に均一に味が染み渡ります。
また、7〜8分という時間を守り、汁気がほぼなくなるまでしっかりと煮詰めることで、ゴーヤーとしらたきに濃厚な甘辛味がコーティングされます。最後にお酢が入っていることで味が引き締まり、くどくない絶妙なバランスに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さんのレシピで作る「ゴーヤーとしらたきの甘辛煮」は、しっかりとした甘辛い味付けと削り節の旨味、そしてゴーヤーのほろ苦さが特徴です。この奥深い味わいには、キリッと冷えた日本酒や辛口の白ワインがよく合います。
ワインを選ぶなら、爽やかな酸味と果実味を持つソーヴィニヨン・ブランや、ドライなリースリングなどの白ワインがおすすめです。例えば、ニュージーランド産のクラウディー・ベイのようなソーヴィニヨン・ブランは、ゴーヤーの青々しい風味と見事に調和します。
また、一味とうがらしのピリッとした辛味があるので、軽快なのど越しのピルスナータイプのビールとも相性抜群です。ご飯のおかずとしてはもちろん、こうしたお酒のおつまみとしても、食卓を豊かに彩ってくれる一品です。
保存テクニックと温め直し方
この「ゴーヤーとしらたきの甘辛煮」は、作り置きのおかずとしても非常に優れています。粗熱が完全に取れたら、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存で約3〜4日間は美味しくいただくことができます。
保存している間に削り節の旨味や甘辛い調味料がゴーヤーとしらたきにさらにしっかりと馴染み、作りたてとはまた違った奥深い味わいを楽しむことができます。お弁当の隙間おかずにもぴったりですので、多めに作って常備菜として活用するのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、笠原将弘さんのオリジナルレシピである「ゴーヤーとしらたきの甘辛煮」の作り方を詳しくご紹介しました。ゴーヤーの苦みを熱湯で抜くという丁寧な下処理と、低カロリーなしらたきを組み合わせた、ヘルシーでありながら満足感の高い一品です。
お醤油やみりんの甘辛いベースに、削り節の豊かな旨味とお酢のさっぱりとした酸味が加わることで、最後まで飽きずに食べられる絶妙な味付けに仕上がっています。
仕上げにふりかける白ごまと一味とうがらしが風味のアクセントとなり、毎日の食卓の副菜としてはもちろん、晩酌のお供やお弁当のおかずとしても幅広く活躍します。
特別な調理器具も必要なく、基本的な調味料で作れる手軽さも魅力ですので、ぜひ美味しいゴーヤーが手に入った際はこのレシピに挑戦して、笠原将弘さんの味をご家庭で堪能してみてください。
