テレビや雑誌などで大活躍されている人気料理人、笠原将弘さんのレシピ「笠原流卵焼き」をご紹介します。和食の定番メニューである卵焼きですが、プロの技が詰まった笠原流卵焼きは、ひと味もふた味も違う格別な美味しさです。
今回のレシピでは、卵3個に対してだし、砂糖、酒、しょうゆを絶妙なバランスで配合した特製の卵液を使用します。甘みとコク、だしの旨味が調和した味わいは、ご飯のおかずにはもちろん、お弁当の主役やお酒のおつまみにもぴったりです。
プロが実践する調理の手順やポイントを詳しく解説しながら、笠原さん直伝の本格的な卵焼きの作り方をお届けします。おうちで手軽にプロの味を再現できる素晴らしいレシピですので、ぜひ毎日の献立に取り入れてみてください。だしの風味をしっかりと効かせた極上の仕上がりを、ご家庭で存分に堪能していただけます。
【笠原将弘さんのレシピ】笠原流卵焼きの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings5
minutes10
minutes181
kcal15
minutesテレビや雑誌などで大活躍されている人気料理人、笠原将弘さんのレシピ「笠原流卵焼き」をご紹介します。和食の定番メニューである卵焼きですが、プロの技が詰まった笠原流卵焼きは、ひと味もふた味も違う格別な美味しさです。
材料
卵 3コ
大根おろし 適量
サラダ油
【A】
だし 大さじ3
砂糖 大さじ2
酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ1+1/2
作り方
- ボウルに【A】を入れ、菜箸でよく混ぜ合わせる。
- 別のボウルに卵を溶きほぐし、 1 を加えて混ぜ合わせる。
- ポイント
- 卵に直接砂糖などを加えると混ざりにくいため、調味料は先に混ぜ合わせてから溶きほぐした卵と合わせる。
- 卵焼き器にサラダ油適量を紙タオルでよくなじませて中火で熱し、 2 の卵液の1/3量を流し入れる。全体に広げ、固まってきたら手前に半分に折りたたむ。あいたところにサラダ油を薄く塗り、焼いた卵を奥側に寄せてあいた手前側にもサラダ油を薄く塗る。
- 残りの卵液の1/2量を流し入れ、同様に焼いて折りたたみ、奥側に寄せる。残りの卵液も同様に焼く。卵焼き器の四隅を使って形を整え、食べやすく切って器に盛る。汁けをきった大根おろしを添える。
- ポイント
- 卵液は焼いた卵の下にも流し入れる。卵液を流し入れたら混ぜずに、出てきた気泡を菜箸でつぶしながら焼くとよい。
メモ
- 笠原将弘さんのレシピ (笠原流卵焼き)
笠原流卵焼きを美味しく作る3つの極意
調味料を先に入念に混ぜ合わせる
このレシピのポイントは、ボウルにだし、砂糖、酒、しょうゆの調味料を先に入れて、菜箸でよく混ぜ合わせておくことです。卵を溶きほぐした後に直接砂糖などの調味料を加えてしまうと、砂糖の粒子が卵白や卵黄の粘り気に邪魔されてしまい、均一に混ざりにくくなります。
そのため、別のボウルで卵を溶きほぐしておき、あらかじめ完全に混ぜ合わせておいた調味料の液をそこに加えて混ぜ合わせるという手順を踏みます。この一手間を加えることで、卵液全体にムラなく均一に味がしっかりと行き渡り、どこを食べてもバランスの良い絶妙な甘みと旨味を感じられる美しい仕上がりの卵焼きになります。
卵液は3回に分け気泡を潰して焼く
卵焼き器での焼き方にも重要なポイントがあります。中火で熱した卵焼き器にサラダ油を紙タオルでよくなじませたら、卵液の3分の1の量を流し入れします。全体に広げて固まってきたら手前に半分に折りたたみ、空いたスペースにサラダ油を薄く塗り、焼いた卵を奥に寄せて手前にも油を塗ります。
残りの卵液を2回に分けて同様に焼いていきますが、新しく卵液を流し入れる際は、すでに焼いた卵の下にも卵液を流し込むのがコツです。また、卵液を流し入れた後はかき混ぜずに、表面に出てきた気泡を菜箸の先で丁寧につぶしながら焼くことで、焼き上がりの断面に余分な空洞ができず、なめらかで美しい食感に仕上がります。
四隅で形を整え大根おろしを添える
最後の仕上げと盛り付けにも、仕上がりをワンランクアップさせる一般的なコツがあります。すべての卵液を流し入れて焼き終えたら、卵焼き器の四隅を上手に使って全体の形をきれいに整えます。熱いうちに形を整えることで、崩れにくくきれいな長方形の卵焼きに仕上げることができます。
形が整ったら、食べやすい大きさに切り分けて器に美しく盛り付けます。そこに、水分を程よくきった大根おろしを適量添えて完成させます。だしの旨味と砂糖の甘みが効いた濃厚な卵焼きに、さっぱりとした大根おろしを一緒に合わせていただくことで、口当たりが爽やかになり、卵の美味しさがより一層引き立ちます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
笠原将弘さん直伝の卵焼きに合わせるおすすめの飲み物として、日本酒はもちろんのこと、すっきりとした味わいの白ワインを選ぶのも大変素晴らしい組み合わせです。
この卵焼きは、砂糖のしっかりとした甘みとだしの豊かな旨味が特徴的な和食の味わいであるため、ワインを合わせる際には酸味が強すぎず、ほのかな果実味とまろやかさを持つ品種がよく合います。例えば、日本の甲州ブドウを使用した白ワインや、フランスのシャルドネという品種の辛口白ワインがぴったりです。
ワインの持つ繊細な香りと心地よい酸味が、卵焼きのだしの風味やコクを優しく包み込み、大根おろしを添えて食べたときの爽やかさとも見事に調和します。和と洋の洗練されたマリアージュを、ぜひご家庭でお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
焼き上がった卵焼きを保存する際の一般的な方法について解説します。調理後に保存する場合は、卵焼きが完全に冷めるまでしっかりと待つことが大切です。温かい状態のまま密閉容器に入れたりラップをかけたりすると、内側に水滴が発生して傷みやすくなる原因になります。
完全に粗熱が取れたら、一切れずつ丁寧にラップで包むか、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保管してください。冷蔵保存での消費期限の目安は、調理した翌日中、長くても2日以内となります。
お弁当のおかずとして使用する場合は、菌の繁殖を防ぐために、必ず中心部まですっかり冷ましてからお弁当箱に詰めるようにしてください。水分がにじみ出ないよう、大根おろしは食べる直前に添えるのが最適です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、人気料理人の笠原将弘さん直伝のレシピ「笠原流卵焼き」の作り方をご紹介しました。卵3個を贅沢に使い、だし、砂糖、酒、しょうゆを黄金比率でブレンドした特製の卵液で焼き上げる卵焼きは、プロのこだわりが随所に散りばめられた逸品です。
調味料をあらかじめしっかりと混ぜ合わせてから溶きほぐした卵と合わせることで、全体の味が均一になり、焼きムラを防ぐことができます。また、卵焼き器で焼く際には、卵液を3回に分けて流し入れ、出てきた気泡を菜箸で丁寧につぶしながら巻いていくことで、なめらかで美しい仕上がりになります。
最後に卵焼き器の四隅で形を整え、みずみずしい大根おろしを添えれば、まるでお店で食べるような本格的な味わいをご家庭で簡単に再現できます。ぜひ日々の献立やお弁当に活用してください。
