テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍されている料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「うっトリスープ おいしい貝(かい)?」をご紹介します。ユニークなネーミングが目を引くこのスープは、鶏肉の「うっとり」するような旨味と、あさりの「貝」の出汁が見事に調和した、まさに絶品の一杯です。
ベースとなるのは、かつおの風味が香る上品なだし汁。そこに、鶏ささ身とあさりのむき身をフードプロセッサーでなめらかになるまで撹拌した、特製の「椀ダネ」を落として火を通します。鶏ささ身のあっさりとしつつもコクのある味わいと、あさりが持つ濃厚な磯の香りが合わさり、スープ全体に奥深い旨味が広がります。
仕上げに添える木の芽の爽やかな香りと、粉ざんしょうのピリッとした刺激が、味の輪郭を美しく引き締めてくれます。特別な日の食卓にはもちろん、ホッと一息つきたい時の温かい汁物としても最適です。平野レミさんならではの、手軽でありながら本格的な味わいを楽しめるこのレシピを、ぜひご自宅でお試しください。
心温まる美味しさが、食卓を笑顔で包み込みます。
【平野レミさんのレシピ】うっトリスープ おいしい貝(かい)?の作り方
Course: 汁物Cuisine: 和食4
servings10
minutes10
minutes65
kcal20
minutesテレビや雑誌など幅広いメディアで活躍されている料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「うっトリスープ おいしい貝(かい)?」をご紹介します。ユニークなネーミングが目を引くこのスープは、鶏肉の「うっとり」するような旨味と、あさりの「貝」の出汁が見事に調和した、まさに絶品の一杯です。
材料
だし(かつお) カップ4
木の芽 少々
粉ざんしょう 少々
塩 小さじ1/4
しょうゆ 小さじ1
【椀(わん)ダネ】
あさり(むき身) 100g
鶏ささ身 3本(150g)
ねぎ(みじん切り) 大さじ2
酒 小さじ2
かたくり粉 小さじ2
塩 小さじ1/2
作り方
- フードプロセッサーに【椀ダネ】の材料を入れ、なめらかになるまでかける。
- 鍋にだしを沸かし、スプーンで 1 を入れて火を通す。塩、しょうゆで味を調える。
- ポイント
- 椀ダネをティースプーンなどで小さめにまとめてだしに入れていく。
- 椀に 2 をよそって木の芽をあしらい、粉ざんしょうをふる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (うっトリスープ おいしい貝(かい)?)
うっトリスープ おいしい貝(かい)?を美味しく作る3つの極意
フードプロセッサーで椀ダネをなめらかに仕上げる
このレシピの最大のポイントは、あさりのむき身と鶏ささ身をフードプロセッサーにかけて、非常になめらかなペースト状の「椀ダネ」を作ることです。あさりと鶏肉という異なる食感の食材を一体化させることで、口当たりがふんわりと柔らかくなり、老若男女問わず食べやすい団子に仕上がります。
また、細かく撹拌することで食材の旨味が混ざり合い、鶏肉の動物性のコクとあさりの持つ魚介の旨味が相乗効果を生み出し、スープ全体に深い味わいが溶け出します。このひと手間を惜しまず、しっかりとなめらかになるまでかけることが、上品な仕上がりにつながる秘訣です。
椀ダネは小さくまとめて火を通す
出来上がった椀ダネをかつおだしに落としていく際、ティースプーンなどを使って小さめにまとめるのが美味しく仕上げる極意です。小さく丸めることで、かつおだしの熱が椀ダネの中心まですばやく均一に伝わり、加熱しすぎによる鶏ささ身のパサつきを防ぐことができます。
ふんわりとした柔らかい食感を保ったまま、旨味を内側に閉じ込めることができるのです。さらに、一口サイズにすることで見た目にも上品で繊細な印象を与え、お吸い物としての完成度が高まります。スプーンを使って形を整えながら、沸いたおだしの中へと落としていくと美しく仕上がります。
木の芽と粉ざんしょうで香りのアクセントを
椀ダネに火が通り、塩としょうゆで味を調えた後の最終仕上げとして、木の芽をあしらい、粉ざんしょうを振る工程は決して欠かせません。
鶏肉とあさりから出た濃厚な旨味を持つスープに対し、木の芽の持つ爽やかで青々しい香りと、粉ざんしょうの持つ柑橘系のような爽快感とピリッとした刺激が加わることで、味全体が引き締まり、料亭でいただくような奥深い一杯へと昇華されます。
とくに粉ざんしょうは、熱々のスープに振りかけることで香りがふわりと立ち上り、口に運ぶ前から食欲を強く刺激します。香りの効果を最大限に活かすため、必ず食べる直前に添えてください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「うっトリスープ おいしい貝(かい)?」は、かつおだしをベースに鶏ささ身とあさりの繊細な旨味が溶け込んだ和風のスープです。この上品な味わいを引き立てるお酒としては、すっきりとした辛口の日本酒が最もおすすめです。
特にお米のふくよかな香りが感じられる純米酒や、吟醸香が控えめで食事の邪魔をしないスッキリとした本醸造酒をぬる燗から常温で合わせると、スープの奥深い旨味と優しく調和します。ワインを選ぶ場合は、ミネラル感が豊富で酸味が穏やかなフランス産シャブリなどの辛口白ワインが良いでしょう。
あさりの持つ磯の風味とワインのミネラル感が素晴らしいマリアージュを生み出し、木の芽や粉ざんしょうの爽やかなスパイス感とも絶妙にマッチします。休日のディナーなど、ゆったりと食事を楽しむ場面でぜひ合わせてみてください。
保存テクニックと温め直し方
こちらのスープは、魚介であるあさりと水分の多い椀ダネを使用しているため、基本的には作ってその日のうちに温かいうちに食べ切ることを強くおすすめします。どうしても保存が必要な場合は、椀ダネとスープを一緒に密閉容器に入れ、完全に粗熱が取れてから冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の目安は翌日までです。
温め直す際は、電子レンジではなく鍋に移し、弱火でゆっくりと加熱してください。強火でぐつぐつと煮立たせてしまうと、鶏ささ身が硬くなり風味が損なわれるため注意が必要です。木の芽や粉ざんしょうは温め直した後に改めて添えてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した平野レミさんの「うっトリスープ おいしい貝(かい)?」は、鶏ささ身とあさりをフードプロセッサーで合わせて団子にするという、斬新かつ理にかなった素晴らしいレシピです。
あっさりとした鶏肉にあさりの強い旨味と海の香りが加わることで、少ない調味料でも驚くほど奥深く、満足感のあるスープに仕上がります。フードプロセッサーを使うことで、手作りのすり身団子がご家庭でも驚くほど簡単に作れる点も大きな魅力です。
かつおだしの上品な香りに、木の芽と粉ざんしょうという和のスパイスがキリッと効いており、普段の食卓からおもてなしの席まで幅広いシーンで活躍します。体にじんわりと染み渡るような優しい味わいの和風スープを、ぜひ大切な方と一緒にご賞味ください。
