今回ご紹介するのは、テレビや雑誌などでも大活躍されている平野レミさんのレシピ「北京トン」です。高級中華料理の定番である北京ダックを、ご家庭でも手軽に手に入る豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用)を使って見事に表現した、平野レミさんならではのアイデアが光る素晴らしい一品です。
北京ダックの皮の代わりに、サッと茹でた柔らかな豚肉を使用することで、油っぽさを抑えつつも満足感のある仕上がりになっています。
きゅうり、赤ピーマン、ねぎといった彩り豊かな細切り野菜と、風味豊かなパクチーを一緒に春巻きの皮で巻いていただくスタイルは、食卓を華やかに彩り、ご家族や友人とのホームパーティーなどでも大活躍すること間違いありません。
特製のたれは、はちみつと甜麺醤のコク深い甘みに、五香粉の本格的な香りが加わり、一口食べればお口の中に本格中華の世界が広がります。ご自宅で簡単に、そして楽しく手作りできる平野レミさん直伝のこのレシピを、ぜひ今夜のおかずに取り入れてみてはいかがでしょうか。
【平野レミさんのレシピ】北京トンの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings15
minutes5
minutes610
kcal20
minutes今回ご紹介するのは、テレビや雑誌などでも大活躍されている平野レミさんのレシピ「北京トン」です。高級中華料理の定番である北京ダックを、ご家庭でも手軽に手に入る豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用)を使って見事に表現した、平野レミさんならではのアイデアが光る素晴らしい一品です。
材料
豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用) 200g
紹興酒 大さじ3(または酒。)
きゅうり(細切り) 1本分
赤ピーマン(細切り) 1コ分
ねぎ(細切り) 1本分
パクチー(ざく切り) 適量(好みで。)
春巻きの皮(ミニ/半分に切る) 10枚分
五香粉(ウーシャンフェン) 適量
【たれ】
はちみつ 大さじ1+1/2
甜麺醤(テンメンジャン) 大さじ1+1/2
五香粉(ウーシャンフェン) 小さじ1/3
しょうゆ 小さじ1
作り方
- ボウルで【たれ】の材料を混ぜ合わせる。
- 鍋に1リットルの湯を沸かし紹興酒を入れる。豚肉をサッと湯にくぐらせて火を通し、水けをきって器に盛る。切った野菜も盛る。
- 春巻きの皮に豚肉、野菜を少しずつのせ、【たれ】をかけて巻いていただく。お好みで五香粉をふる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (北京トン)
北京トンを美味しく作る3つの極意
しゃぶしゃぶ用豚肉の茹で方と紹興酒の活用
このレシピの重要なポイントは、豚バラ肉を茹でるお湯に紹興酒(または酒)を加えることです。鍋に1リットルの湯を沸かし、大さじ3の紹興酒を加えた状態で豚肉をサッと湯にくぐらせることで、豚肉特有の臭みを効果的に和らげることができます。
また、紹興酒の芳醇な香りが肉に移り、ご家庭の豚肉が一気に本格的な中華料理の味わいへと昇華されます。長時間茹でると肉が硬くなってしまうため、「サッと湯にくぐらせて火を通す」という手順を厳守し、肉に火が通ったらすぐに引き上げて水けをきることが、ふんわりと柔らかい食感を保つための極意です。
五香粉がもたらす本格的な風味
特製のたれに小さじ3分の1の五香粉(ウーシャンフェン)を加えること、そしてお好みで仕上げに五香粉をふることが、この北京トンを本物の北京ダックのような深い味わいに近づけるための鍵となります。五香粉は、八角やシナモンなどがブレンドされた中国の代表的なミックススパイスです。
大さじ1と2分の1ずつ加えるはちみつの甘みや甜麺醤のコク深い旨味に、この五香粉が加わるだけで、味わいに複雑な奥行きとエキゾチックな香りが生まれます。
ボウルでたれをしっかりと混ぜ合わせることでスパイスの香りが全体に馴染み、春巻きの皮で巻いて食べた際の一体感が格段に向上しますので、ぜひ省略せずに取り入れてみてください。
野菜の切り方と春巻きの皮を使った包み方
きゅうり、赤ピーマン、ねぎを均一な細切りに揃えることは、見た目の美しさだけでなく、口に入れたときの食感のバランスを良くするために非常に重要です。シャキシャキとした野菜の食感と、柔らかな豚肉のコントラストがこの料理の醍醐味です。
ミニサイズの春巻きの皮を半分に切って使用することで、具材に対して皮が厚くなりすぎず、一口サイズで食べやすくなります。また、食べる直前に春巻きの皮に豚肉と野菜を少しずつのせ、たれをかけて巻くスタイルは、皮がたれの水分を吸ってしなびるのを防ぎ、最後まで美味しく味わうための工夫です。
お好みでざく切りにしたパクチーを添えることで、さらに爽やかなアクセントが加わります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「北京トン」には、軽やかでありながら果実味の豊かな赤ワインや、ほんのりと甘みのあるロゼワインが絶妙にマッチします。
例えば、フランス産コート・デュ・ローヌ地方の「グルナッシュ」や「シラー」を主体とした赤ワインは、甜麺醤とはちみつを使ったコクのある甘辛いたれや、五香粉のエキゾチックなスパイスの香りと見事な調和を見せます。
また、少し冷やした「ピノ・ノワール」も、豚バラ肉の甘い脂身をすっきりと流してくれ、パクチーの爽やかな香りとも好相性です。白ワインを選ぶのであれば、フランス・アルザス地方の「ゲヴュルツトラミネール」がおすすめです。
ライチやバラを思わせる華やかな香りとスパイシーなニュアンスが五香粉と共鳴し、本格中華の味わいをさらに引き立ててくれます。カジュアルな食卓であれば、よく冷えたビールやさっぱりとしたハイボールも手軽で素晴らしい組み合わせとなります。
保存テクニックと温め直し方
「北京トン」は、出来立てを春巻きの皮で包んでいただくのが最も美味しい食べ方ですが、残ってしまった場合は具材とたれ、そして春巻きの皮をそれぞれ別々に保存することが大切です。
茹でた豚肉と細切りにした野菜類は、水気をしっかりと拭き取り、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、翌日中には食べ切るようにしてください。春巻きの皮は乾燥しやすいため、空気に触れないようにラップでしっかりと包み、乾燥を防ぐのがポイントです。特製のたれも密閉容器に入れ、冷蔵保存しておきます。
お召し上がりの直前に再度具材を巻き、たれをかけてお楽しみください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「北京トン」は、高級中華料理店の定番メニューである北京ダックからヒントを得つつ、家庭で手に入りやすいしゃぶしゃぶ用の豚バラ肉を活用した、驚きとアイデアに満ちた素晴らしいレシピです。
鍋に1リットルの湯を沸かして紹興酒を加えたお湯でサッと豚肉を茹でることで、臭みを消しつつ柔らかく仕上げ、甜麺醤やはちみつ、そして五香粉を効かせた特製の濃厚だれが、肉と野菜の旨味を見事にまとめ上げます。
きゅうりや赤ピーマンなどの彩り豊かな野菜と一緒に、ミニサイズの春巻きの皮で巻いて食べるスタイルはエンターテインメント性も高く、普段の食卓はもちろん、ホームパーティーやおもてなしの席でも大いに盛り上がることでしょう。
調理手順も非常にシンプルで、火を使う時間も短いため、手早く美味しい一品を作りたい時にもぴったりです。本格的なスパイスの香りと手軽さを両立させたこのレシピを、ぜひご自宅でお楽しみください。
