今回は、日本料理界の重鎮である村田吉弘さんのレシピをご紹介します。日々の食卓で手軽に美味しい和食を楽しみたい方にぴったりの「きのこの揚げない天丼」です。天ぷらを揚げる手間を省きながらも、天丼ならではの香ばしさと満足感をしっかりと味わえるのが最大の魅力となっています。
しめじ、まいたけ、しいたけという旨味たっぷりのきのこを使い、特製の合わせだしで煮込んで卵でとじることで、まるで本格的な料亭の味わいを自宅のキッチンで簡単に再現することができます。揚げ油の処理や火加減の心配がいらないため、忙しい日の夕食やパパッと済ませたいランチにも最適です。
サクサクとした天かすの食感と、ふんわりとした卵、そしてきのこの豊かな風味が絶妙に絡み合う、新感覚の丼ぶり料理をぜひお試しください。
【村田吉弘さんのレシピ】きのこの揚げない天丼の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes420
kcal20
minutes今回は、日本料理界の重鎮である村田吉弘さんのレシピをご紹介します。日々の食卓で手軽に美味しい和食を楽しみたい方にぴったりの「きのこの揚げない天丼」です。天ぷらを揚げる手間を省きながらも、天丼ならではの香ばしさと満足感をしっかりと味わえるのが最大の魅力となっています。
材料
しめじ 40g(約1/2パック)
まいたけ 40g(約1/3パック)
しいたけ 30g(2~3枚)
青ねぎ 30g
ご飯 丼2杯分(約500g)
天かす 60g
粉ざんしょう 適量
【A】
だし 70ml
みりん 50ml
しょうゆ 30ml
【B】
卵 4コ
【水溶きかたくり粉】
かたくり粉 小さじ1
水 小さじ1
作り方
- しいたけは軸を取り、約5mm幅に切る。まいたけとしめじは根元を切って、ほぐす。青ねぎは斜め切りにする。
- 【A】を合わせる。
- 【B】の卵を溶き、【水溶きかたくり粉】を混ぜる。
- 丼にご飯をよそい、天かすをのせる。
- 小さめのフライパンに【A】を入れて火にかけ、しいたけ・まいたけ・しめじを加えて煮る。
- きのこに火が通ったら青ねぎを加え、しんなりしたら【B】を回し入れる。
- 卵が半熟状になったら、 4 の上にのせ、粉ざんしょうをふる。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (きのこの揚げない天丼)
きのこの揚げない天丼を美味しく作る3つの極意
きのこの風味を最大限に引き出す切り方と下ごしらえ
しいたけは軸を取り約5mm幅に切り、まいたけとしめじは根元を切ってしっかりとほぐします。きのこ類は包丁で細かくしすぎないことで、食べたときの存在感や豊かな食感がしっかりと残ります。
また、青ねぎを斜め切りにしておくことで、彩りが良くなるだけでなく、後から加えたときにシャキッとした食感と爽やかなアクセントがプラスされます。それぞれの食材の持ち味を活かすための丁寧な下ごしらえが、全体の美味しさを大きく左右する大切なポイントになります。
だしと調味料の黄金比で決まる深みのある味わい
小さめのフライパンにだし70ml、みりん50ml、しょうゆ30mlを合わせた【A】を入れ、火にかけます。この絶妙なバランスの調味料でしいたけ、まいたけ、しめじを一緒に煮込むことで、きのこからじゅわっと旨味が染み出し、煮汁全体に深いコクが生まれます。
沸騰した合わせだしの中できのこをしっかりと煮ることで、短時間でも味がしっかりと染み込み、ふっくらとした仕上がりになります。煮汁の量をあらかじめしっかりと計量しておくことも大切なコツです。
天かすと半熟卵が織りなす絶妙な食感のハーモニー
丼にご飯をよそい、まずは天かすをのせます。これにより、揚げていないきのこの煮物であっても、天かすからコクと香ばしさが加わり、まるで本当に揚げたての天丼を食べているかのような満足感が得られます。
さらに、溶き卵に水溶きかたくり粉(かたくり粉小さじ1、水小さじ1)を混ぜた【B】を、きのこがしんなりとしたところに回し入れます。水溶きかたくり粉を加えることで卵がふんわりと固まり、半熟状の絶妙な口当たりをキープしながら綺麗に仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
村田吉弘さんの「きのこの揚げない天丼」には、すっきりとした辛口の日本酒や、冷えた緑茶が非常に良く合います。特に、きのこの豊かな旨味と甘辛いおだしの風味が引き立つ純米酒を選ぶと、お互いの美味しさを引き立て合い、まるで料亭のような上品なペアリングを楽しむことができます。
また、お酒ではなくお食事として楽しむ場合は、香ばしいほうじ茶やキリッとした冷茶を合わせることで、お口の中がすっきりとリフレッシュされ、最後まで飽きることなく美味しく召し上がっていただけます。
保存テクニックと温め直し方
「きのこの揚げない天丼」は、調理した後はできるだけ出来立ての温かい状態でお召し上がりいただくのが一番美味しいですが、万が一余ってしまった場合は、具材とご飯を別々に保存することをおすすめします。具材(きのこの卵とじ)は密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、1〜2日以内にお召し上がりください。
温め直す際は、電子レンジや小鍋で優しく加熱し、温かいご飯にのせてお楽しみください。なお、天かすは時間が経つと食感が損なわれるため、食べる直後に追加するのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
村田吉弘さんの「きのこの揚げない天丼」は、揚げ油を使わずに手軽に天丼の美味しさを再現できる画期的なレシピです。しめじ、まいたけ、しいたけの3種類のきのこを使い、特製のだしとみりん、しょうゆで煮込むことで、きのこ本来の豊かな旨味を存分に引き出します。
丼にご飯をよそったらまず天かすを敷き、その上に旨味たっぷりのきのこの卵とじをのせることで、サクサクとした食感と香ばしさがプラスされ、満足感のある仕上がりになります。水溶きかたくり粉を加えたふんわり半熟の卵が全体をまろやかに包み込み、仕上げに振る粉ざんしょうがピリッとした良いアクセントになります。
調理時間も短く、忙しい日でも手軽に本格的な和食の味わいを楽しめるおすすめのレシピです。
