今回ご紹介するのは、菰田欣也さんによる「手羽先とじゃがいもの中華蒸し」です。このレシピの大きな特徴は、食材を金属製のボウルに入れて丸ごと蒸し上げるという本格的な調理法にあります。
手羽先を関節から切り離し、骨に沿って丁寧に切り目を入れることで、調味料がしっかりと染み込みやすくなり、驚くほど柔らかくジューシーな仕上がりになります。
さらに、切り離した先端部分も一緒に蒸し上げることで、鶏肉から旨味たっぷりのだしが溢れ出し、ホクホクとしたじゃがいもやネギ、生姜といった香味野菜と見事に調和します。オイスターソースをベースにしたコクのある味付けに、かたくり粉とごま油でしっかりと旨味を閉じ込めるプロの技が光る逸品です。
フライパンを活用して手軽に本格的な中華蒸しが作れるため、毎日の献立はもちろん、ちょっとしたおもてなしの一品としても大変おすすめです。ぜひご家庭で菰田欣也さんの絶品レシピをお試しください。
【菰田欣也さんのレシピ】手羽先とじゃがいもの中華蒸しの作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings15
minutes30
minutes420
kcal45
minutes今回ご紹介するのは、菰田欣也さんによる「手羽先とじゃがいもの中華蒸し」です。このレシピの大きな特徴は、食材を金属製のボウルに入れて丸ごと蒸し上げるという本格的な調理法にあります。
材料
鶏手羽先 6本(350g)
じゃがいも 1コ(100g)
ねぎ(白い部分) 1/4本分(25g)
しょうが 1かけ(10g)
オイスターソース 小さじ1
かたくり粉 大さじ1
ごま油 大さじ1/2
サラダ油
【A】
酒 大さじ2
塩 小さじ1/3
砂糖 小さじ1/3
こしょう 少々
作り方
- じゃがいもは8mm厚さの半月形に切る。ねぎ、しょうがは薄切りにする。手羽先は関節から先端を切り離し、骨に沿って1本切り目を入れる。
- ポイント
- 手羽先に切り目を入れると味が入りやすくなる。切り離した先端の部分も一緒に蒸してうまみ出しに。
- 1 をボウルに入れ、【A】を順に加えて手でもみ込む。なじんだらオイスターソースを加え、かたくり粉大さじ1、ごま油大さじ1/2を加えてそのつど混ぜる。
- 小さめの金属製のボウル(直径15cm程度)にサラダ油を薄く塗り、 2 の手羽先を皮を下にして並べる。 2 の残りを汁けごとのせ、アルミ箔(はく)をかぶせる。
- ポイント
- ボウルごと蒸すと手羽先が柔らかくなり、味や香りも全体に回る。熱効率が悪くなるので、具材は押し込まないよう注意。
- 深めのフライパンに 3 を入れ、ボウルの半分くらいの高さまで水を加えて沸かす。沸いたら中火にしてふたをし、30分間蒸す。じゃがいもに火が通ったらボウルを取り出し、アルミ箔を外す(やけどに注意。火が通っていなければ、フライパンに水を適宜足し、追加で5分間ずつ蒸す)。ボウルより一回り大きな器をかぶせ、上下を返して器に盛る。
メモ
- 菰田欣也さんのレシピ (手羽先とじゃがいもの中華蒸し)
手羽先とじゃがいもの中華蒸しを美味しく作る3つの極意
手羽先の切り目と先端の活用
手羽先は関節から先端を切り離し、骨に沿って1本切り目を入れることで、調味料が内部までしっかりと入り込みやすくなり、加熱した際にも火が通りやすくなります。また、切り離した先端の部分も捨てずに一緒に蒸すことで、鶏肉特有の豊かな旨味が全体にしっかりと行き渡り、料理全体のコクと味わいが一段と深まります。
順番にボウルで揉み込む味付けのコツ
ボウルに入れた手羽先に対して、酒、塩、砂糖、こしょうといった【A】の調味料を順番に加えて手でもみ込みます。味がしっかりと馴染んだタイミングでオイスターソースを加え、最後にかたくり粉大さじ1とごま油大さじ1/2を加えてそのつど混ぜ合わせます。
この段階的な味付けにより、お肉の旨味が逃げず、しっとりとしたジューシーな食感に仕上がります。
金属製ボウルを活用した蒸し調理の技
小さめの金属製のボウルにサラダ油を薄く塗り、手羽先を皮を下にして並べ、残りの具材や汁けごと重ねてアルミ箔をかぶせます。ボウルごと深めのフライパンに入れてボウルの半分くらいの高さまで水を注ぎ、中火で30分間蒸し上げることで、熱効率を高めつつ手羽先を驚くほど柔らかく仕上げます。
ボウルのまま蒸すことで素材の味や香りが逃げず、全体に美味しく回るのがこの調理法の最大の極意です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
手羽先とじゃがいもの中華蒸しには、すっきりとした酸味と豊かな果実味を持つ白ワインや、キレの良い辛口の日本酒が非常によく合います。
特に、オイスターソースのコク深い旨味やごま油の香ばしい風味、生姜とねぎの爽やかなアクセントに対して、果実味豊かなシャルドネや、軽やかな口当たりのソーヴィニヨン・ブランを合わせることで、料理の油分を心地よく洗い流し、鶏肉の旨味を一層引き立ててくれます。
また、冷やした紹興酒やビールとも相性抜群で、中華料理ならではの豊かな風味を存分に楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きや保存をする場合は、粗熱をしっかりと取った後に清潔な密閉容器に移し替え、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で2〜3日以内となります。温め直す際は、電子レンジを使用するか、再度軽く蒸し直すことで、出来立てのような柔らかい食感と風味をお楽しみいただけます。
長期間の保存には向かないため、できるだけ早めにお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
菰田欣也さんによる「手羽先とじゃがいもの中華蒸し」は、手羽先の下処理やボウルを使った蒸し技など、プロのこだわりが詰まった絶品中華レシピです。手羽先の骨に沿った切り目や、切り落とした先端を一緒に蒸すことでの旨味の相乗効果により、シンプルながらも奥深い味わいが堪能できます。
オイスターソースやごま油、香味野菜が織りなす香ばしい香りとコクは、ホクホクのじゃがいもとも抜群の相性です。フライパンと金属製のボウルさえあれば家庭でも手軽に本格的な蒸し料理が再現できるため、毎日の献立のレパートリーを広げたい時や、特別感のあるおかずを作りたい時にぴったりの一品です。
