今回は、テレビや雑誌で大人気の料理愛好家である平野レミさん直伝のレシピ「夏のおかゆ」をご紹介します。
おかゆといえば冬に食べる温かいイメージや、体調を崩したときに食べる優しい味付けのものを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、このレシピは暑い夏にこそ食べたくなる、スタミナ満点で風味豊かな特別な一品です。
たっぷりのごま油やにんにく、豚肩ロース肉を使用し、さらにすりおろしたにんじんやごぼうといった根菜の旨味をお米にしっかりと吸わせることで、奥深いコクと満足感のある仕上がりになっています。仕上げに各自でかける自家製の「香菜じょうゆ」が全体の味をピリッと引き締め、爽やかな香りが食欲をそそります。
夏バテ気味のときでもさらりと食べやすく、栄養も豊富に含まれているため、これ一杯で元気になれる平野レミさんの素晴らしいレシピです。詳しい材料や手順を分かりやすく解説していきますので、ぜひご家庭で作ってみてください。
【平野レミさんのレシピ】夏のおかゆの作り方
Course: 主食Cuisine: 和食4
servings15
minutes25
minutes349
kcal40
minutes今回は、テレビや雑誌で大人気の料理愛好家である平野レミさん直伝のレシピ「夏のおかゆ」をご紹介します。おかゆといえば冬に食べる温かいイメージや、体調を崩したときに食べる優しい味付けのものを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、このレシピは暑い夏にこそ食べたくなる、スタミナ満点で風味豊かな特別な一品です…
材料
米 カップ1
豚肩ロース肉(薄切り) 150g
にんにく 1コ
ごぼう 100g
にんじん 200g
酒
ごま油
塩
【A】
香菜(みじん切り) 大さじ4
しょうゆ 大さじ4
豆板醤(トーバンジャン) 小さじ1
作り方
- 豚肉は一口大に切る。
- ごぼうは皮をこそげ、1cm角に切る。にんじんはすりおろす。
- 【A】の材料を混ぜ合わせて香菜じょうゆをつくっておく。
- 厚手のなべに米、水カップ10、酒カップ1/4、ごま油大さじ3を入れ、皮をむいて一かけずつにはがしたにんにく、豚肉を加えて火にかける。
- 4 が煮立ったらアクを除き、ごぼうとにんじんを加えて火を弱め、20分間炊く。米が柔らかくなったら、仕上げに塩少々で薄く味を調える。
- 器に盛り、 3 を各自かけて食べる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (夏のおかゆ)
夏のおかゆを美味しく作る3つの極意
ごま油とにんにくで風味豊かなベースを作る
厚手の鍋に米と水、酒を合わせる段階で、最初からごま油大さじ3とはがしたにんにく、豚肩ロース肉を加えて火にかけます。最初からこれらを一緒に加熱することによって、ごま油の豊かなコクとにんにくの力強い風味がじっくりとお米の中に染み込んでいきます。
お粥特有の物足りなさを一切感じさせない、濃厚でスタミナのつくベースができあがります。この工程により、お米のひと粒ひと粒が油でコーティングされ、煮崩れしすぎずにふっくらとした食感を保ちながら旨味をしっかりと蓄えることができます。
にんじんのすりおろしとごぼうで旨味と栄養を凝縮
お粥が煮立ってアクを除いた後、すりおろしたにんじん200gと1cm角に切ったごぼう100gを加えて弱火で20分間炊き上げます。にんじんをすりおろして加えることで、野菜の自然な甘みと鮮やかな色彩がお粥全体に行き渡り、見た目にも華やかで食欲をそそる仕上がりになります。
また、角切りにしたごぼうは独特の風味と奥深い旨味をお粥にプラスするだけでなく、心地よい食感のアクセントとしても機能します。弱火でじっくり20分間炊くことで、根菜の栄養と旨味がスープにしっかりと溶け出します。
特製の香菜じょうゆで爽やかなアクセントを加える
みじん切りにした香菜大さじ4、しょうゆ大さじ4、豆板醤小さじ1を混ぜ合わせて作る「香菜じょうゆ」は、このお粥の味を決定づける重要な要素です。ベースのお粥は塩少々で薄めに味を調える程度にとどめ、器に盛ってからこの特製ダレを各自でお好みの量だけかけて食べるスタイルをとっています。
香菜の清涼感ある華やかな香りと、豆板醤のピリッとした辛みが、ごま油や豚肉のコクと絶妙に調和し、一口ごとに新鮮な美味しさを楽しめます。夏の暑さを吹き飛ばすような爽やかさと刺激的な味わいを演出します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このスタミナ満点で風味豊かなおかゆには、すっきりとした味わいの飲み物がよく合います。特におすすめなのが、キリッと冷やした白ワインです。例えば、フランスのロワール地方で作られるソーヴィニヨン・ブランや、イタリアのソアーヴェといった辛口の白ワインは、香菜の爽やかなハーブの香りと見事に調和します。
ワインの持つ心地よい酸味が、お粥に含まれるごま油や豚肩ロース肉のジューシーな脂分を口の中でさっぱりと洗い流し、次の一口をさらに美味しく引き立ててくれます。
また、お粥に合わせる豆板醤のピリッとした辛みを楽しみたい場合は、ほんのり甘みのあるフルーティーなロゼワインや、ドイツのリースリングなども素晴らしいペアリングになります。アルコールを控える場合は、冷たいジャスミン茶や烏龍茶を合わせると、後味がすっきりとして非常によく合います。
保存テクニックと温め直し方
できあがったおかゆを保存する場合は、必ず完全に粗熱を取ってから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。お粥は水分が多いため傷みやすい料理ですので、冷蔵保存の場合でも翌日中には消費することをおすすめします。
食べる際は、必要な分だけを鍋に移し、少々の水または酒を足して弱火でかき混ぜながら温め直すと、焦げ付きを防ぎながらふっくらとした状態に戻すことができます。また、自家製の「香菜じょうゆ」はお粥とは別の密閉容器に入れ、こちらも冷蔵庫で保管してください。
香菜のフレッシュな風味を損なわないよう、2〜3日以内を目安に使い切るのがベストです。食べる直前にかけることで、いつでも作りたての美味しさを味わうことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、平野レミさん直伝の「夏のおかゆ」のレシピをご紹介しました。お米1カップに対して水10カップを使用し、ごま油やにんにく、豚肩ロース肉のコクをベースに、すりおろしにんじんと角切りごぼうの旨味をじっくりと引き出した、今までの常識を覆すようなスタミナお粥です。
弱火で20分間炊き上げることで、すべての食材の美味しさがお米に凝縮され、じんわりと体に染み渡る味わいに仕上がります。仕上げに各自でかける特製の「香菜じょうゆ」が、爽やかな香りと程よい辛みをプラスし、スプーンが止まらなくなる美味しさを演出してくれます。
栄養満点で消化も良く、暑い夏を元気に乗り切るためのエネルギーをしっかりと補給できる素晴らしい料理です。特別な道具を使わず、厚手の鍋一つで手軽に作ることができますので、ぜひ日々のレパートリーに取り入れてみてください。
