平野レミさんの大人気レシピ「レミだれ」の作り方をご紹介します。このレシピは、平野レミさん直伝の本格的で万能な合わせ調味料であり、ご家庭の料理を劇的にレベルアップさせる魔法のような一品です。
材料には、しょうゆ、うす口しょうゆ、みりんという和食の基本調味料をベースに、旨味の宝庫である削り節(かつお)、干ししいたけ、昆布をたっぷりと使用しています。
これら3種類の異なる旨味成分(イノシン酸、グアニル酸、グルタミン酸)が鍋の中で見事に融合し、どんな料理にも合わせやすい奥深い味わいを生み出します。冷や奴にそのままかけたり、炒め物の味付けに使ったり、煮物のベースにしたりと、その活用方法は無限大です。
料理初心者の方でも手順通りに煮立たせてこすだけで簡単にプロの味を再現できるため、冷蔵庫に常備しておきたい最強の作り置き調味料と言えるでしょう。平野レミさんのアイデアと美味しさへの探求心が詰まったこの「レミだれ」を、ぜひ日々の食卓でお役立てください。
【平野レミさんのレシピ】レミだれの作り方
Course: 調味料Cuisine: 和食10
servings5
minutes5
minutes113
kcal10
minutes平野レミさんの大人気レシピ「レミだれ」の作り方をご紹介します。このレシピは、平野レミさん直伝の本格的で万能な合わせ調味料であり、ご家庭の料理を劇的にレベルアップさせる魔法のような一品です。
材料
削り節(かつお) 50g
【A】
しょうゆ カップ1
うす口しょうゆ カップ1
みりん カップ1
干ししいたけ(大) 2~3枚(30g)
昆布(10cm四方) 1枚(10g)
作り方
- 鍋に【A】を入れ、中火にかける。ひと煮立ちさせたら昆布と干ししいたけを取り出す(とっておく)。削り節を加えて2~3分間煮立たせ、火を止める。
- 粗熱が取れたらボウルに目の細かいざるを重ねてこし、削り節をしっかり絞る。保存容器に移して 1 の昆布と干ししいたけを戻す。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (レミだれ)
レミだれを美味しく作る3つの極意
昆布と干ししいたけはひと煮立ちで取り出す
このレシピのポイントは、昆布と干ししいたけをひと煮立ちさせたタイミングで一度取り出すことです。昆布は長く煮すぎると特有のぬめりやえぐみ、海藻臭さが出てしまい、だれ全体の風味を損ねてしまう原因になります。
また、干ししいたけも同様に、煮汁の中で長時間加熱し続けると風味が強くなりすぎたり、せっかくの調味料を吸い込んでしまったりします。この絶妙なタイミングで取り出すことによって、昆布のグルタミン酸としいたけのグアニル酸という上品で純粋な旨味だけを、しょうゆとみりんのベースに抽出することができます。
取り出した後も捨てずに、後から保存容器に戻し入れるため、ここではあくまで「火を通しすぎないこと」が重要になります。
削り節を加えて2~3分間煮立たせる
次の極意は、削り節を加えた後に2~3分間しっかりと煮立たせることです。繊細な吸い物用の一番だしを取る際は、沸騰直前に火を止めて削り節をそっと沈めるのが一般的ですが、この「レミだれ」においてはアプローチが異なります。
しょうゆやみりんといった濃い味の調味料に負けない、力強くてパンチのあるかつおの風味を引き出すためには、この2~3分間の加熱が不可欠です。しっかりと煮立たせることで、削り節からイノシン酸の濃厚な旨味と香ばしい香りが液中に溶け出し、だれ全体に深いコクと骨格を与えます。
火加減に注意しながら焦げないように煮立てることで、万能調味料としての圧倒的な存在感が完成します。
削り節をしっかり絞り、昆布としいたけを戻し入れる
最後のポイントは、粗熱が取れた後に削り節をしっかりと絞り、最初に取り出しておいた昆布と干ししいたけを保存容器に戻し入れることです。削り節が吸い込んだ旨味たっぷりのエキスを最後の一滴まで逃さず絞り切ることで、だれの味わいがより濃厚になります。
そして、絞っただれを保存容器に移した後に昆布としいたけを再投入することで、冷蔵庫で保存している間にもじわじわと旨味が溶け出し、日数が経つごとに味がまろやかに熟成されていきます。
これにより、作ってすぐはもちろんのこと、数日後にはさらに奥深さが増した「レミだれ」を楽しむことができるという、非常に理にかなった工程となっています。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
万能調味料である「レミだれ」を使った料理には、和のテイストに寄り添うお酒がよく合います。例えば、このだれを新鮮な白身魚のお刺身に絡めて和風カルパッチョにした場合、キリッとした酸味を持つソーヴィニヨン・ブランや、果実味が豊かなシャルドネなどの白ワインが素晴らしいマリアージュを見せます。
ワインの爽やかさが、かつお節やしいたけの凝縮された旨味を引き立て、後味をすっきりとさせてくれます。また、レミだれを使ってじっくり煮込んだ肉じゃがや、豚肉の炒め物などのしっかりとしたメインディッシュには、米の旨味が感じられる純米酒や、フルボディの赤ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨンなど)もおすすめです。
だれの濃厚な醤油のコクとみりんの甘みが、ふくよかなアルコールと調和し、食卓の満足度をさらに高めてくれます。料理のバリエーションに合わせて、和洋問わず様々なお酒との組み合わせを楽しんでみてください。
保存テクニックと温め直し方
完成した「レミだれ」は、必ず清潔な密閉できる保存容器(ガラス瓶やプラスチック容器など)に移し、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で約2〜3週間程度です。
だれの中に昆布と干ししいたけを入れたまま保存することで、時間が経つごとに旨味成分がじわじわと抽出され、さらにまろやかで深みのある味わいへと変化していくのを楽しむことができます。ただし、取り出す際は必ず清潔なスプーンやレードルを使用し、雑菌が入らないように注意してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「レミだれ」は、日本の伝統的な旨味成分であるかつお節、昆布、干ししいたけを、日常的な調味料であるしょうゆやみりんと見事に掛け合わせた、まさに究極の万能調味料です。
それぞれの食材の特性を最大限に生かすための「ひと煮立ちで取り出す」「2〜3分しっかり煮立てる」「最後にまた戻し入れる」といった緻密な手順には、美味しさを追求する確かな料理の理論が詰まっています。
このレシピを一度作って冷蔵庫にストックしておけば、忙しい平日の夕食作りでも、和え物、炒め物、煮物などあらゆる料理の味付けがこれ一本で決まり、大幅な時短と味の底上げが叶います。ご家庭の食卓を豊かに彩る頼もしい味方として、ぜひこの素晴らしいレシピを定番の作り置きメニューに加えてみてください。
