いつも明るくエネルギッシュな料理で私たちを楽しませてくれる、平野レミさんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、南国気分を存分に味わえる「沖縄いっパインチャンプルー」です。
沖縄の定番家庭料理であるチャンプルーに、パイナップルの爽やかな甘味と酸味を大胆にプラスした、まさに常夏の味わいが特徴の一品です。豚バラ肉のコクとゴーヤーの心地よい苦味に、スイートチリソースやナムプラーといったエスニックな調味料が絶妙に絡み合い、食欲をそそる奥深い風味を生み出しています。
また、ゴーヤーは塩もみをしてからしっかりと水けを絞ることで、苦味がマイルドになり、どなたでも食べやすい仕上がりになります。お好みでコーレーグース(島とうがらしを泡盛に漬け込んだ沖縄の調味料)を振りかければ、ピリッとした大人の辛味が加わり、さらに本格的な味わいへと変化します。
見た目にも鮮やかで、パイナップルの器に盛り付けるという平野レミさんらしい遊び心溢れるこのレシピは、食卓をパッと明るく彩ってくれること間違いありません。日々の献立にはもちろん、おもてなし料理としても大活躍する、おすすめのレシピです。
【平野レミさんのレシピ】沖縄いっパインチャンプルーの作り方
Course: 主菜Cuisine: エスニック2
servings15
minutes10
minutes401
kcal25
minutesいつも明るくエネルギッシュな料理で私たちを楽しませてくれる、平野レミさんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、南国気分を存分に味わえる「沖縄いっパインチャンプルー」です。
材料
溶き卵 2コ分
サラダ油 大さじ1/2
コーレーグース(好みで。/島とうがらしを泡盛に漬け込んだ沖縄県の調味料)
【A】
豚バラ肉(薄切り/一口大に切る) 100g
ゴーヤー(大) 1/2本(100g)
赤ピーマン(乱切りにする) 1/2コ
島豆腐(一口大にちぎって水けをふく) 100g
パイナップル(小口大に切る) 100g
【B】
スイートチリソース 大さじ1
ナムプラー 大さじ1
砂糖 小さじ1
レモン汁 小さじ1
塩 適量
こしょう 適量
作り方
- ゴーヤーは薄切りにして、塩小さじ1/4でもんで洗って、水けをしっかり絞る。
- フライパンにサラダ油を熱し、【A】を順に炒める。具を端に寄せて卵を入れ、炒め合わせる。
- 【B】で味を調え、パイナップルの器に盛る。お好みでコーレーグースをかける。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (沖縄いっパインチャンプルー)
沖縄いっパインチャンプルーを美味しく作る3つの極意
ゴーヤーの塩もみと水分絞り
このレシピの重要なポイントは、ゴーヤーの適切な下処理です。ゴーヤーは薄切りにした後、塩(小さじ4分の1)を振ってしっかりともみ込み、水で洗ってから水けをきつく絞ります。このひと手間を加えることで、ゴーヤー特有の強い苦味成分が外へ流れ出し、食べやすいマイルドな味わいに仕上がります。
また、余分な水分を抜くことで、炒めた際にシャキッとした食感が保たれ、後から加えるスイートチリソースやナムプラーなどの調味料がしっかりと染み込みやすくなります。苦味が苦手な方でも美味しく食べられるようになる、欠かせない工程です。
具材を寄せて卵を炒め合わせる
フライパンで豚バラ肉、ゴーヤー、赤ピーマン、島豆腐、パイナップルといった具材を順に炒めた後、具材をフライパンの端に寄せてスペースを作ってから溶き卵を加えるのが、美味しく仕上げるための極意です。
卵を直接具材の上にかけるのではなく、空いたスペースで卵に直接火を通すことで、卵がふんわりとした食感に仕上がります。卵がある程度固まってから全体と炒め合わせることで、卵が他の具材をコーティングしすぎず、それぞれの食材の食感や風味を生かした絶妙なバランスのチャンプルーが完成します。
甘酸っぱくエスニックな味付けのバランス
味の決め手となるのは、スイートチリソース(大さじ1)、ナムプラー(大さじ1)、砂糖(小さじ1)、レモン汁(小さじ1)、そして塩こしょう(適量)を合わせた調味料です。
豚バラ肉の旨味とゴーヤーの苦味に、パイナップルの自然な甘酸っぱさが加わったところへ、ナムプラーの独特のコクとスイートチリソースの甘辛さが見事に調和します。さらにレモン汁を加えることで全体が引き締まり、南国感あふれる爽やかな風味に仕上がります。
辛いのがお好きな方は、最後にコーレーグースをかけることで味がより立体的に引き立ちます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この南国感あふれる「沖縄いっパインチャンプルー」には、トロピカルな風味やエスニックなスパイス感と調和するワインやビールがよく合います。ワインであれば、果実味が豊かで爽やかな酸味を持つ白ワイン、特に「ソーヴィニヨン・ブラン」や「ゲヴュルツトラミネール」がおすすめです。
パイナップルの甘酸っぱさやナムプラーの風味と見事にマッチし、料理の奥行きを引き立ててくれます。また、ロゼワインを合わせるのも、豚バラ肉の脂の甘みと相性が良く素晴らしいマリアージュを生み出します。
ビールを合わせるなら、沖縄料理の定番である「オリオンビール」のようなスッキリとしたピルスナータイプはもちろんのこと、柑橘系の香りが華やかな「ペールエール」や「IPA(インディア・ペールエール)」も、スイートチリソースの甘辛さやコーレーグースの刺激とよく合います。
爽快な飲み口のドリンクと共に、リゾート気分でのお食事をお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
このチャンプルーは、水分の出やすいゴーヤーやパイナップルを使用しているため、作ってからなるべく早めにお召し上がりいただくのが最も美味しく味わう秘訣です。どうしても保存が必要な場合は、粗熱が取れてから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。保存の目安は翌日までとなります。
温め直す際は、電子レンジを使用するか、フライパンでサッと炒め直すことで美味しくいただけます。ただし、パイナップルの風味が変化したり、野菜から水分が出て味が薄まる可能性があるため、お弁当などに入れる際は汁気をしっかり切ることをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさん直伝の「沖縄いっパインチャンプルー」をご紹介しました。いつものチャンプルーにパイナップルとエスニック調味料を組み合わせるという斬新なアイデアは、食卓に驚きと喜びをもたらしてくれます。
ゴーヤーの心地よい苦味、豚バラ肉のジューシーな旨味、そしてパイナップルの爽やかな甘酸っぱさが、ナムプラーやスイートチリソースと絡み合うことで、まるで南国のレストランで食事をしているかのような気分を味わうことができます。
ゴーヤーの塩もみや、卵の炒め方など、基本的な手順をしっかり守ることで、誰でも簡単に本格的な味わいを作ることが可能です。パイナップルを丸ごと使った器の盛り付けも華やかで、パーティーメニューとしても大活躍する一品です。
ぜひご家庭で、この楽しくて美味しいトロピカルなチャンプルーを作って、笑顔あふれる食卓を囲んでみてください。
