今回は、テレビや雑誌で大活躍されている平野レミさんの大人気レシピ「せっかちゼッポリーネ」をご紹介します。ゼッポリーネといえば、本来はピザ生地に海藻を練り込んで発酵させ、油で揚げるイタリア・ナポリの郷土料理です。しかし、生地を発酵させる工程があるため、どうしても時間がかかってしまうのが難点です。
そこで平野レミさんが考案されたのが、発酵不要であっという間に作れるこの「せっかちゼッポリーネ」です。生地のベースになんと絹ごし豆腐を使用し、てんぷら粉と片栗粉を混ぜ合わせることで、イーストを使った発酵なしでも外はカリッと、中はふんわりもっちりとした絶妙な食感を実現しています。
また、青のりとオリーブオイルを加えることで、磯の香りとイタリアンな風味が絶妙にマッチし、手が止まらなくなる美味しさです。フライパンに1cm程度の少ない油で手軽に揚げ焼きにできるのも嬉しいポイント。おやつにはもちろん、ビールやワインのおつまみにもぴったりの一品です。
平野レミさんのアイデアが光る素晴らしいレシピを、ぜひご家庭でお試しください。
【平野レミさんのレシピ】せっかちゼッポリーネの作り方
Course: おつまみCuisine: イタリアン2
servings5
minutes10
minutes213
kcal15
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍されている平野レミさんの大人気レシピ「せっかちゼッポリーネ」をご紹介します。ゼッポリーネといえば、本来はピザ生地に海藻を練り込んで発酵させ、油で揚げるイタリア・ナポリの郷土料理です。しかし、生地を発酵させる工程があるため、どうしても時間がかかってしまうのが難点です。
材料
揚げ油 適量
レモン(くし形に切る) 適量
【A】
てんぷら粉 30g
片栗粉 30g
絹ごし豆腐 80g
青のり 大さじ1/2
塩 小さじ1/4
オリーブ油 小さじ1
作り方
- ボウルに【A】を入れ、フォークやスプーンで混ぜる。
- ポイント
- 注:手で混ぜると手にくっつくので手で混ぜない!
- 小さめのフライパンに1cm深さ程度の油を入れて熱し、 1 の生地をスプーンで一口大にすくって落とし、こんがり揚げる。
- 器に盛り、塩(分量外)をふりレモンを飾る。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (せっかちゼッポリーネ)
せっかちゼッポリーネを美味しく作る3つの極意
手を使わずにスプーンやフォークで混ぜる
このレシピの最大のポイントは、生地を混ぜる際に決して手を使わず、スプーンやフォークを使用することです。絹ごし豆腐、てんぷら粉、片栗粉を合わせた生地は非常に粘り気が強く、手でこねてしまうと指にべったりとくっついてしまい、調理が非常に困難になります。
スプーンやフォークを使って切るようにサックリと混ぜ合わせることで、余計な洗い物を減らし、スムーズに次の工程に進むことができます。また、スプーンを使うことで、そのまま油に落とす際にも形を整えやすく、一口大の可愛らしいゼッポリーネを簡単に作ることができます。
フライパンの油は1cm深さで手軽に揚げる
揚げ物というと、たっぷりの油を用意しなければならないイメージがありますが、このレシピでは小さめのフライパンに1cmの深さ程度の油を熱するだけで十分です。少量の油で「揚げ焼き」のように調理することで、油の片付けの手間が大幅に省け、ご家庭でもより気軽に作ることができます。
スプーンですくった生地を落としたら、こんがりときれいなきつね色になるまで、時々菜箸で転がしながら均等に火を通します。少量の油でも、てんぷら粉と片栗粉の衣の効果で、表面はサクサク、カリッとした心地よい食感に仕上がります。
絹ごし豆腐がもたらす「ふわもち」食感
本来のゼッポリーネはイーストを使って時間をかけて発酵させますが、このレシピでは絹ごし豆腐を生地に練り込むことで、発酵工程なしでも驚くほどの「ふわふわ」「もっちり」とした食感を生み出しています。豆腐の水分と大豆のタンパク質がてんぷら粉、片栗粉と結びつき、加熱されることで独特の弾力が生まれます。
豆腐の水切りは不要で、そのままボウルに入れて混ぜ合わせるだけなので非常に手軽です。また、豆腐が入ることで通常の揚げパンや揚げ物よりも重たくならず、さっぱりと食べられるのも魅力です。磯の香りが豊かな青のりとの相性も抜群です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「せっかちゼッポリーネ」は、青のりの豊かな磯の香りと、オリーブオイルの風味が効いた塩気のあるスナック感覚の一品なので、お酒とのペアリングが非常に楽しめます。ワインを合わせるなら、よく冷やした辛口のスパークリングワインや白ワインが絶好の相性です。
イタリア・カンパーニャ州を代表する白ワインの「グレーコ・ディ・トゥーフォ」や「フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ」の持つ豊かなミネラル感は、青のりの海の風味をより一層引き立ててくれます。
また、カジュアルに楽しむなら、キリッと冷えた「プロセッコ」などのスプマンテを合わせると、炭酸が揚げ物の油分をすっきりと洗い流し、次の一口がさらに美味しく感じられます。ワイン以外でも、爽やかな酸味のあるレモンサワーや、冷たいビールとも抜群に合います。
仕上げに絞るレモンの酸味が、お酒の果実味や炭酸と見事に調和します。
保存テクニックと温め直し方
ゼッポリーネは、揚げたてのカリッとした表面の食感と、ふんわりもっちりとした中の口当たりが最も美味しいため、基本的には作ってすぐに、熱々のうちに食べ切ることを強くおすすめします。どうしても余ってしまった場合は、しっかりと粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。
ただし、時間が経つと豆腐の水分が表面に出てしまい、特有のサクサク感は失われてしまいます。翌日食べる際は、電子レンジで軽く温めて中まで熱を通した後、オーブントースターで表面がカリッとするまで数分焼き直すと、揚げたてに近い食感がいくぶん復活します。保存期間は冷蔵で1日程度を目安にしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「せっかちゼッポリーネ」は、イタリア料理店でおなじみのナポリ風揚げパン「ゼッポリーネ」を、家庭で誰でもあっという間に作れるように工夫された素晴らしいレシピです。
イーストを使った面倒な発酵作業を一切省き、絹ごし豆腐とてんぷら粉、片栗粉を組み合わせることで、本来のふわふわ・もっちりとした食感をみごとに再現しています。ボウル一つで材料をスプーンで混ぜ合わせ、少量の油で揚げるだけという手軽さは、忙しい日のおやつや、急な来客時のおつまみにも大活躍間違いなしです。
青のりの風味と塩気、そして仕上げのレモンが爽やかなアクセントとなり、大人から子供までやみつきになる美味しさです。料理のハードルを大きく下げてくれる、平野レミさんならではのアイデアが詰まったレシピを、毎日の食卓にぜひ取り入れてみてください。
